【中学受験】サピックス5年生 理科「地層と化石」の攻略ポイント
今週の攻略ポイント
皆さんこんにちは。
SS-1理科講師の村橋です。
サピックス5年生の皆さんへ、今週の理科の攻略ポイントをお届けします!
「地層と化石」の攻略ポイントは、実物や写真を見て、実感を持って覚えることです。
①地層の種類
②化石の種類
➂地層を調べる
➀地層の種類
中学受験で押さえておきたい地層の種類には、次の3つがあります。
しゅう曲・・・地層に左右から力が加わり、ゆがんで曲がった地層
不整合・・・水の中で堆積していた地層が隆起して地上に出ることで、雨や風の風化作用によって表面がけずられ、でこぼこした不整合面ができた不連続な地層
断層・・・地層に押す力や引く力が加わり、ずれた地層
しゅう曲は、このように地層が曲がります。
不整合のでき方は、次の3ステップで押さえましょう。
断層は、さらに3つに分かれます。
地層が横から押されて重力と逆向きに動くと逆断層といい、地層が横に引かれて重力に従って下向きに動くと正断層といいます。
地層が水平方向にずれたものは、横ずれ断層といいます。
②化石の種類
化石は、生き物の死がいや生活の跡が長い年月をかけてのこったものです。生き物のからだの他に、生活の跡としては、足跡や巣穴があります。
また、化石の種類には、示相化石と示準化石の2つがあります。
示相化石は、当時の環境がわかる化石のことです。
示準化石は、地層ができた時代がわかる化石です。
➂地層を調べる
地層の調べ方として、地上に出ている崖を観察する方法の他に、地下の地層を調べるボーリング調査があります。
火山灰や化石の見つかる層は、地層のつながりをくらべるときに手がかりとなる鍵層として利用されます。2つの異なる場所の地層を調べたときに同じ鍵層があれば、その2つの地層はつながっていることがわかります。
地層ができた順番は、不整合や断層からわかります。
このような地層があった場合、不整合面がずれていないので、断層→不整合の順にできたとわかります。
まとめ
地層と化石は、実物や写真を見て、実感を持って覚えることが大切です。
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