模試や過去問を見返すと、記述だけが空欄のまま残る。時間は使っているのに、いざ書く段になると手が止まる。 こうした現象は、最近の生徒によく起こ...
皆さんこんにちは。
SS-1理科講師の村橋です。
サピックス5年生の皆さんへ、今週の理科の攻略ポイントをお届けします!
「気体の発生」の攻略ポイントは、余りに注意して計算することです。
➀気体の発生方法
➁気体発生の計算
酸素は、「過酸化水素水+二酸化マンガン」で発生します。
二酸化マンガンは、反応を助ける「触媒」のはたらきがあります。触媒がなくても反応するので二酸化マンガンの量と酸素の発生量は関係がないのですが、反応を助ける、すなわち、反応を速めるので、発生し終わるまでの時間は短くなります。
また、過酸化水素水を増やす、もしくは濃くすると酸素の発生量が増えます。

二酸化炭素は、「塩酸+炭酸カルシウム」で発生します。
水素は「塩酸+金属」で発生します。
金属の中でも金・銀・銅は発生しないので注意しましょう。
また、「水酸化ナトリウム水溶液+アルミニウム」でも発生します。
※濃くて高温の水酸化ナトリウム水溶液であれば、亜鉛とも反応します。
比例計算は「表」を書いて解くことがお勧めです。次の(1)~(3)の3ステップで解いていきます。
(1)過不足なく反応する量を確認する
(2)与えられた条件を項目ごとに書き出して「表」の形で条件整理
(3)「小さい方」で比例計算
(例1)石灰石0.8gに塩酸を加えて発生する気体の量を調べると次の表のようになりました。過不足なく反応するときの塩酸は何㎤ですか。
➀過不足なく反応する量を見つける
差に注目して、過不足なく反応する量を探します。

(例2)例1と同じ塩酸と石灰石を使って、石灰石1.2gに塩酸を50㎤に変えると気体は何㎤発生しますか。
与えられた条件を項目ごとに書き出して「表」にします。

※求めたい値を□で置きます。

石灰石は 3 2 倍、塩酸は 5 4 倍なので、比率が「小さい方」に合わせて、二酸化炭素を 5 4 倍すると、180× 5 4 =□となり、□=225と求められます。
気体発生は、知識問題では、酸素・二酸化炭素・水素の発生方法を覚え、計算問題では、余りに注意して計算することが大切です。
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この相談に答えた講師
村橋 寛人(Murahashi Hiroto)
中学受験専門のプロ個別指導教室SS-1(エスエスワン)理科教務主任。関東にあるSS-1横浜教室を中心に指導しており、中学受験を目指すお子さんを難関中学に送り出しています。生徒さんが問題文のどこを見て、何を感じ、どう判断したのかを考え抜き、授業では「自分で気付ける」ような問いかけを徹底する講師です。生徒さんからも「柔らかく何でも話しやすい」という声が多く集まっています。
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