【中学受験】サピックス5年生 理科「電磁気」の攻略ポイント
今週の攻略ポイント
皆さんこんにちは。
SS-1理科講師の村橋です。
サピックス5年生の皆さんへ、今週の理科の攻略ポイントをお届けします!
「電磁気」の攻略ポイントは、磁力を説明できるようにすることです。
①磁石
②電流と磁力
①磁石
「鉄・コバルト・ニッケル」は磁石につきます。
なお、金属=「磁石につく」ではないので注意しましょう。
金属とは、「光沢がある」「電気を通す」「たたくとのびる(形を変えられる)」ものです。
磁石にはN極とS極があり、同じ極どうしを近づけると反発し、ちがう極を近づけると引き合います。
このことから、方位磁針のN極(色がついている方)が北を指すということは、北(北極)は、N極の反対のS極となります。
N極とは、Nの力を持つつぶが多くある方なので、磁石を半分に切るとN極の反対側が「Nではない方」=「S極」となります。
また、磁石で鉄をこすると、一時的に鉄が磁石になります。これも先ほどの説明と同じく、鉄の中にはNのつぶとSのつぶがまばらにあり、磁石で同じ磁力のつぶを片方に集めるため、鉄に磁極をつくることができます。
しかし、このつぶは時間が経つとまたばらばらになってしまうため、磁力のない鉄にもどります。
このように磁力のつぶは、片方にまとまっている場合でもだんだんとばらばらになっていきます。
一方で、片方にまとまったままのものもあります。棒磁石やU字磁石など、そのような性質を持つものを永久磁石といいます。
磁力がはたらく場所のことを「磁界」といいます。磁力はN極からS極に流れています。
図のように、見えない磁力を線で表したものを磁力線といいます。
磁石は、そのまま置いておくと磁力が弱くなってしまうので、保管するときは、軟鉄にくっつけます。
そのとき、棒磁石が2本以上あるときは、極の向きを逆にしてしまいます。
②電流と磁力
右手をパーにして、方位磁針の針のふれ方(磁力の向き)を確かめるとき、親指は磁力の向きに、他の指は電流の向きになります。このとき注意することは、「手と方位磁針で導線をサンドする」ということです。
一方で、右ねじの法則といわれる、右手をグーにして、電磁石の磁極(磁力の向き)を確かめる方法では、親指は磁力の向きに、他の指は電流の向きになります。
まとめ
電磁気は、磁力を説明できるようにすることが大切です。
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この相談に答えた講師
村橋 寛人(Murahashi Hiroto)
中学受験専門のプロ個別指導教室SS-1(エスエスワン)理科教務主任。関東にあるSS-1横浜教室を中心に指導しており、中学受験を目指すお子さんを難関中学に送り出しています。生徒さんが問題文のどこを見て、何を感じ、どう判断したのかを考え抜き、授業では「自分で気付ける」ような問いかけを徹底する講師です。生徒さんからも「柔らかく何でも話しやすい」という声が多く集まっています。
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