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SAPIX(サピックス)組分けテストの対策を科目別に解説!勉強方法のコツを紹介

最終更新
カテゴリー:サピックス
SAPIX(サピックス)組分けテストの対策を科目別に解説!勉強方法のコツを紹介

中学受験界で最もレベルが高いとされる塾の一つ、SAPIX。その中でも「実力」がシビアに問われるのが「組分けテスト」です。クラス昇降に制限がなく、志望校合格への現在地を知るための極めて重要な指標となります。

本記事では、サピックス組分けテストの特徴から、科目別の具体的な対策法、そしてテスト後の成績を伸ばすための復習術までを徹底的に解説します。

SAPIX(サピックス)組分けテストの特徴・出題形式

SAPIXの組分けテストは、年に3回(新学年、3月、7月など)実施される大規模な実力判定テストです。このテストの最大の特徴は、「クラス昇降に制限がない」という点にあります。マンスリー確認テストとは異なり、一度のテストで一番下のクラスから最上位の「α(アルファ)クラス」まで上がることもあれば、その逆も起こり得ます。

出題形式は、中学入試本番を意識した本格的な構成です。基本問題から思考力を問う応用問題まで幅広く配置されており、特に後半の問題は難関校の入試レベルに匹敵します。

項目 内容
実施回数 年3回(新学年・3月・7月など)
対象学年 小1〜小6(学年により実施時期が異なる)
クラス昇降 無制限(成績により全クラスが入れ替わる対象)
出題内容 既習範囲すべて、および初見の思考力問題

マンスリーテストとの違い

マンスリー確認テストと組分けテストの決定的な違いは、「出題範囲の有無」と「昇降ルール」です。

比較項目 マンスリー確認テスト 組分けテスト
範囲 直近1ヶ月の学習内容 なし(既習範囲すべて)
昇降制限 あり(上下2〜3クラス程度) なし(無制限)
目的 学習内容の定着度確認 真の実力判定・クラス編成
難易度 テキストに準拠した標準レベル 初見問題を含む応用レベル

難易度

組分けテストの難易度は、SAPIXのテストの中でもトップクラスです。範囲指定がないため、「前回の内容だけ完璧にすれば良い」というわけにはいきません。基礎的な典型題の習得はもちろん、それらを組み合わせて解く応用力や、初めて見る問題に対してその場で思考する力が求められます。特に算数や理科の後半問題は、正答率が1%を切るような難問が含まれることも珍しくありません。

平均点

平均点は学年や実施回によって変動しますが、概ね満点の5割〜6割程度になるよう設計されています。

科目 満点 平均点の目安
算数 150点 80〜90点
国語 150点 80〜90点
理科 100点 50〜60点
社会 100点 50〜60点
合計 500点 260〜300点

※低学年の場合は科目数や満点が異なります。

組分けテストの出題範囲・傾向

組分けテストは「範囲なし」とされていますが、実際にはこれまでにSAPIXの授業で習ったカリキュラムがベースとなります。各科目の傾向を理解し、効率的な準備を行いましょう。

関連記事:中学受験のプロSS-1が教えるサピックスの成績を上げる方法

国語

国語は、膨大な文章量をいかに正確に読み解くかが鍵となります。

構成要素 出題傾向と詳細
漢字・語句 漢字の書き取り、同音異義語、ことわざ、慣用句など。配点が高く、失点は厳禁。
読解(物語文) 登場人物の心情変化を追う問題。文章が非常に長く、速読力と精読力の両方が必要。
読解(説明文) 論理構成(逆接・例示など)を把握する力が問われる。抽象的な語彙への理解が必須。
記述問題 自分の言葉でまとめる力が必要。部分点狙いではなく、要素を網羅する力が求められる。

算数

算数は、前半の計算・一行問題での「確実な得点」と、後半の「思考力問題」への挑戦が分かれ目です。

構成としては、大問1が計算問題、大問2〜3が標準的な一行問題、大問4以降が図形や規則性などの応用問題となります。特に「数の性質」「図形」「割合」などは頻出分野であり、範囲がないからこそ、これらの単元の総合力が試されます。初見のルールに従って解く「思考力パズル」のような問題も必ず出題されます。

理科

理科は、知識の暗記だけでは通用しない構成になっています。

生物、地学、化学、物理の4分野からバランスよく出題されますが、特徴的なのは「実験データやグラフの読み取り」です。初見の実験結果をその場で分析させる問題が多く、論理的な思考プロセスが重視されます。もちろん、基礎知識が抜けていては分析もできないため、コアプラスなどの教材を用いた徹底的な知識の定着が前提となります。

社会

社会は、地理、歴史、公民の総合問題です。

単なる人名や地名の暗記ではなく、背景にある歴史の流れや、地理的な特徴と産業の結びつきを問う問題が中心です。また、時事問題が絡むことも多く、日頃からニュースに触れているかどうかも得点差に繋がります。漢字指定(記述)でのミスが命取りになるため、用語は正しく書けるようにしておく必要があります。

SAPIX組分けテストで高得点をとるための勉強法

範囲のない組分けテストで結果を出すためには、直前の詰め込みではなく「長期的な視点」での対策が不可欠です。

①全科目共通

全科目に共通して言える対策は、「基礎の徹底」と「時間配分のシミュレーション」です。

組分けテストは難問に目を奪われがちですが、実際には「誰もが解ける基本問題」を確実に正解するだけで、真ん中より上のクラスは維持できます。

まずは「基礎力トレーニング」や「コアプラス」といった、日々のルーチン教材を完璧にすること。そして、過去のマンスリーテストや組分けテストの解き直しを通じて、制限時間内にどの問題を捨て、どの問題に時間をかけるべきかの判断力を養いましょう。

②国語

国語の得点を安定させるには、読解の「型」を身につけることが重要です。

漢字・語句の完答を目指す

国語の最初の15分で漢字と語句を終わらせ、かつ全問正解するのが理想です。ここでの20〜30点の失点は、読解で取り返すのが極めて困難です。「言葉ナビ」や漢字練習帳を使い、隙間時間で完璧にしておきましょう。

読解における「根拠探し」の徹底

感覚で解くのではなく、必ず本文中に傍線部の根拠を求める癖をつけます。特に選択肢問題では「本文に書いていないこと」や「言い過ぎな表現」を消去していく消去法をマスターしましょう。

記述問題の空欄を作らない

配点の高い記述問題は、たとえ完璧な答えでなくても部分点を狙う姿勢が大切です。「誰が」「どうした」という主述関係を明確にし、本文のキーワードを盛り込む練習を積みましょう。

③算数

算数は「基礎の自動化」と「条件整理」がポイントになります。

大問1・2の絶対死守

計算ミスや一行問題でのケアレスミスは、組分けテストでは致命傷です。日頃の「基礎力トレーニング」を時間を測って解き、ミスをした原因(転記ミス、計算順序など)を分析して記録しておきましょう。

図や表を書く習慣づけ

難易度の高い大問4以降では、頭の中だけで考えず、手を動かして図やグラフを書くことが突破口になります。問題文の条件を視覚化する練習を、普段の「デイリーサポート」から徹底してください。

④理科

理科は知識の「つながり」を意識した学習が効果的です。

根本原理の理解

なぜその現象が起きるのか、という理由(メカニズム)を大切にしましょう。例えば、天体の動きであれば丸暗記ではなく、地球の自転・公転のモデルを頭の中で動かせるようにすることが、応用問題への対応力に繋がります。

データ分析への慣れ

グラフの縦軸と横軸が何を示しているか、変化の割合はどうなっているか、を読み取る練習をしましょう。過去問や普段のテキストの「確認問題(発展)」などを使い、初見のデータに動じない自信をつけます。

⑤社会

社会は、知識を「立体的に」捉えることが攻略の近道です。

関連付けによる暗記

「地名だけ」「年号だけ」を覚えるのではなく、その土地の気候が農業にどう影響しているか、その出来事が後の歴史にどう繋がったか、というストーリーで覚えましょう。これにより、範囲なしテストでも知識が抜けにくくなります。

正確な用語記述

社会のテストで多いのが「漢字のミスによる失点」です。重要語句は必ず書いて覚えましょう。特に歴史の人物名や、地理の都道府県名などは、組分けテストでも頻出のポイントです。

SAPIX組分けテスト後の復習方法

テストは「受けるまで」よりも「受けた後」が本番です。組分けテストの結果を見て一喜一憂する前に、以下の手順で復習を行いましょう。

ミスを3つのカテゴリーに分類する

まずは、間違えた問題を「A:正解すべきだった基礎問題(ケアレスミス)」「B:解説を読めば理解できる中級問題」「C:今の自分には難しすぎる難問」の3つに分けます。最優先で復習すべきはAとBです。Cは現時点では深追いせず、時間が経ってから再挑戦する勇気も必要です。

「なぜ間違えたか」のプロセスを言語化する

「計算ミスをした」で終わらせず、「なぜ計算ミスをしたのか(例:筆算の位がずれた、0を見落とした)」まで掘り下げます。これをノートの余白に書き込むことで、次のテストでの再発防止に繋がります。

1週間以内にもう一度「何も見ずに」解く

解説を読んで「わかったつもり」になるのが一番危険です。数日空けてから、真っ白な解答用紙(または問題用紙のコピー)に向かい、自力で最後まで解けるかを確認します。ここで手が止まるようなら、まだ理解が不十分な証拠です。

苦手単元を「デイリーサピックス」に戻って補強する

組分けテストで浮き彫りになった弱点は、その単元の基礎が揺らいでいるサインです。該当する週のテキスト(デイリーサピックス)に戻り、基本問題から解き直しましょう。この「穴を埋める作業」の積み重ねが、次回のテストでの飛躍を生みます。

SAPIX組分けテスト対策で保護者ができること

組分けテストは子供にとって精神的な負担が大きいものです。保護者は「最高のサポーター」として接することが求められます。

第一に、「スケジュール管理」のサポートです。範囲のないテストに向けて、過去のテキストをどう配置して復習するか、子供と一緒に計画を立てましょう。ただし、詰め込みすぎは逆効果です。

第二に、「環境づくりと健康管理」です。テスト前日は早く寝かせ、当日はリラックスして送り出しましょう。SAPIXの組分けテストは長時間に及ぶため、集中力を維持するための体調管理は親の重要な役割です。

第三に、「結果に対するフィードバックの仕方」です。クラスが落ちたとしても、感情的に叱るのは厳禁です。むしろ「今回、この苦手が見つかって良かったね。本番じゃなくてラッキーだよ」と前向きな声をかけ、次のアクション(復習)へ誘導しましょう。親の冷静さが、子供のモチベーションを左右します。

SAPIX組分けテストで注意したいこと

テスト当日に実力を出し切るために、以下の点に注意してください。

  • 時間配分の失敗を避ける: 算数の最後の方の問題に固執して、前半の見直しを忘れるパターンが最も危険です。「残り10分になったら見直しに切り替える」などのルールを事前に決めておきましょう。
  • 解答欄のズレに注意: 特に国語や社会など、記述が多い科目や選択肢が多い科目では、一行ずれるだけで大量失点に繋がります。大問ごとに解答欄があっているか確認する癖をつけましょう。
  • 「無答」を極力減らす: 記述問題などで、完璧な答えが書けなくても、何かキーワードを書くことで部分点がもらえる可能性があります。最後まで粘り強くペンを動かしましょう。
  • メンタルの維持: 1科目目の算数で失敗したと感じても、2科目目以降に引きずらない切り替えが大切です。「みんな難しかったはずだ」と割り切る心の強さを養いましょう。

まとめ

SAPIXの組分けテストは、単なるクラス分けのためのツールではなく、入試本番を戦い抜くための「真の実力」を磨く絶好の機会です。

範囲がないからこそ、日々の地道な積み重ねがそのまま結果に表れます。基礎を疎かにせず、テスト後には徹底的な分析と復習を行う。このサイクルを繰り返すことで、自然とアルファクラスへの道、そして志望校合格への道が開けてくるはずです。

しかし、SAPIXの膨大なカリキュラムをこなしながら、家庭学習だけで成績を上げていくのは決して簡単なことではありません。そこでSS-1ではその「SAPIXに通いながら、いかに効率よく成績を伸ばすか」を専門にサポートしています。

ただ闇雲に勉強時間を増やすのではなく、お子さんの今の状況に合わせて「どの問題に絞って対策すべきか」を具体的に提示することで、最短ルートでのクラスアップを目指せます。

もし、今の学習方法に限界を感じていたり、頑張っているのに結果に繋がらないとお悩みでしたら、ぜひ一度SS-1の無料学習カウンセリングにお越しください。サピックスの活用法を熟知した講師が、お子さんが今やるべきことを整理し、自信を持って受験に向かえるようアドバイスさせていただきます。

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この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭のお母さん、お父さんから実際に成績や学習に関するお悩みについてご相談いただいた経験をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信している中学受験ブログです。お子さまの努力とご家庭のサポートが実を結ぶよう、SS-1がその一歩を支えられましたら嬉しく思います。

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