テスト前は算数や理科、社会の対策に追われ、国語の勉強が後回しになったり、何をすればよいか分からず諦めてしまったりする声をよく聞きます。 今回...
1月は、中学受験生にとって重要な時期です。この時期に実施される組分けテストの結果が、受験対策や学習計画に大きく影響するため、多くのご家庭から「どうすれば良いのか」という相談が寄せられます。本記事では、1月の組分けテストに関する主な課題と、その対応策について解説します。

1月の組分けテストでは、普段のマンスリーテストに比べて大幅なクラス変動が見られることがあります。例えば、サピックスではクラスの下降制限がなくなるので、一気に4クラス以上も下に落ちてしまうケースがあります。
このような結果が出た場合、ご家庭では「この成績で志望校に合格できるのか?」「このままクラスが下がり続けてしまうのではないか?」といった不安が生じがちです。
しかし、ここで焦ってお子さんにプレッシャーをかけてしまうと、子どもに苦手意識を植え付けてしまうという逆効果を生んでしまう場合が多いです。
1月組分けテストで成績が急降下するのは毎年よくあることですので、落ち着いて成績変動の原因について考えましょう。

成績変動にはさまざまな要因がありますが、代表的なものとして次の4点が挙げられます。

組分けテストでクラスが下がってしまうと、不安や焦りを感じることもあるかと思います。ですが、大切なのは「次に向けてどうするか」を考えることです。お子さまの努力が次につながるよう、ぜひ以下の方法をお試しください。
冬期講習はインプットが多いため、アウトプットの時間が足りておらず、1月組分けテストで習ったことを実践できなかったケースが考えられます。しかし、インプットしたことをすぐに実践に移せるお子さんもいれば、時間がかかるお子さんもいます。もう一度、冬期講習テキストを振り返る時間をとって、アウトプットを行いましょう。2月中に内容が理解できていれば問題ありません。
テスト前に総合回(複数単元をまとめて扱う回)を復習する時間をとってください。サピックスさんは単元を繰り返すスパイラル学習を取り入れていますが、やはり同じ単元はしばらく経たないと扱いません。ご家庭で定期的に復習の機会を設けることが大切です。
1月組分けテストの難易度は一部で偏差値50付近の学校の難易度を超えています。志望校がそこまで高くない場合、無理にとらなくてもよい問題というのはこれから増えていきます。その場合は偏差値で見るのではなく、どの問題ができてどの問題ができなかったのか、という具体的な分析をしてあげる必要があります。志望校に適した偏差値の問題を見極めてあげることが、合格への最短ルートです。
体調不良で今回のテスト「だけ」できなかったケースも多いです。この場合は一喜一憂しないことが大切です。子どもにプレッシャーを与えないことも学習を円滑に進める上で大切な要素の一つです。
1月の組分けテストは、現時点でのお子さんの学力や課題を見極める絶好の機会です。一時的な結果にとらわれず、長期的な視点で学習計画を見直すことが大切です。不安を感じた際は、ぜひお通いの塾の先生や家庭教師などの専門家に相談し、お子さんに最適なサポートを提供してください。

この相談に答えた講師
田畠 靖大(Tabata Yasuhiro)
中学受験専門のプロ個別指導教室SS-1(エスエスワン)国語科講師。関東にあるSS-1白金台教室、渋谷教室、お茶の水教室や、オンライン教室でも全国の生徒さんを指導しており、毎年難関中学に送り出しています。担当教科は国語・算数。論理性を重視しながらも、ソフトな語り口でお子様の課題解決に取り組みます。テストでの得点向上のみならず、科目の根本理解、体系理解を実現、得意科目に仕上げていきます。
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