【中学受験】サピックス5年生 理科「月と太陽」の攻略ポイント

今週の攻略ポイント
皆さんこんにちは。
SS-1理科講師の村橋です。
サピックス5年生の皆さんへ、今週の理科の攻略ポイントをお届けします!
「月と太陽」の攻略ポイントは、図を使って説明できるようにすることです。
①日食・月食
②日食の種類
➂月食の種類
➃月の動き・太陽の動き
①日食・月食
「食」とは、その天体が他の天体に「食べられる」(むしばまれる)ことで、天体は隠されます。
日食なら、「太陽」が「月」に隠される。
月食なら、「月」が「地球(の影)」に隠される。
日食は、新月のときと同じように地球ー月ー太陽とならんだときに、月食は、満月のときと同じように太陽ー地球ー月とならんだときに起こります。
天体のならびや観測できる範囲、欠け方は図でセットにして覚えましょう。
時間帯 | 見られる範囲 | 欠ける向き | |
---|---|---|---|
日食 | 昼 | せまい | 右から |
月食 | 夜 | 広い | 左から |
「天体はすべて反時計回り」(例外は金星の自転)なので、月は図のように回り、太陽と月は次のように欠けます。
➁日食の種類
地球から月までの距離と観測者の位置によって3種類の日食が見られます。
(1)皆既日食・・・太陽がすべて見えなくなります。
(2)部分日食・・・太陽の一部が欠けて見えます。
(3)金環日食・・・太陽の周りが輪のように光って見えます。
➂月食の種類
(1)皆既月食・・・月がすべて見えなくなります。
→このとき、月が完全に見えなくなるのではなく、かすかに赤銅色に見えます。これは、赤色の光が散乱しにくく、月まで届いた光が月に反射して地球に届くためです。
(出典:国立天文台)
(2)部分月食・・・月の一部が見えなくなります。
➃月の動き・太陽の動き
月の動きと太陽の動きは、今までの内容の復習になります。
コアプラスを使って次の内容をチェックしてから塾の授業に臨むとよいでしょう。
- 月の形と、見える時刻・方角
- 月の周期(自転・公転・満ち欠け)
- 太陽の南中時刻の求め方(東にいけばいくほど早くなる)
- 太陽の南中高度の求め方(南にいけばいくほど高くなる)
- 太陽の年周運動(公転の図)
- 日かげ曲線(夏至・冬至・春分秋分)
また、月の形と時刻・方角は図でセットにして覚えましょう。
(例)6:00に西の空に見える月の形はどのようになりますか。
6:00に人を立てると、北極=北は図の上側になるので、下側が南、
右側が東、そして左側が西となります。
まとめ
月と太陽は、図を使って説明できるようにすることが大切です。
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この相談に答えた講師
村橋 寛人(Murahashi Hiroto)
中学受験専門のプロ個別指導教室SS-1(エスエスワン)理科教務主任。関東にあるSS-1横浜教室を中心に指導しており、中学受験を目指すお子さんを難関中学に送り出しています。生徒さんが問題文のどこを見て、何を感じ、どう判断したのかを考え抜き、授業では「自分で気付ける」ような問いかけを徹底する講師です。生徒さんからも「柔らかく何でも話しやすい」という声が多く集まっています。
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