【動画】受験校、いつまでに決める？

馬屋原：皆さん、こんにちは。
SS-1副代表の馬屋原です。
今月はSS-1 成城学園前教室の河合室長と一緒に、今まで通り、色んな中学受験にまつわるFAQについて話したいと思います。
よろしくお願いします。

馬屋原：今日は何からいきましょうか？

馬屋原：わかりました。
「志望校を最終的に、いつ頃までに決めたらいいか」問題ですね。

馬屋原：今日は私がお話ししようと思います。
これも他のいろんなお悩みと一緒でマストな１つの正解は多分ないです。
ただ、多くの塾の先生が言うのが、だいたい11月くらい、最終的には11月くらいに第一志望から併願校まで見えるといいかなと、そう言っている事が多いと思います。

理由は何点かありまして、6年生の11月12月まで成績や偏差値がどうなるか、一般論としてわかりにくいところがある。
ガッと上がる子もいれば少し調子を崩してしまう子もいて、少なくとも4年生や5年生の時の偏差値で決められるものでもないので、成績については、11月12月くらいまで見てひとつの指標として活用する。
その視点も含めると11月12月頃に判断でもいいかなと。

馬屋原：反対に、それより後まで引っ張らない方がいいというのがあって、これはやはり、学校ごとの問題傾向の違い。
塾 あるいはテストで、例えば国語という科目でこれくらいの偏差値が取れていたとして、これくらいの偏差値帯でチャレンジできる学校が2つあったとしても、その2つの出題傾向が全然違うこともありえる。

馬屋原：なので、例えば2月1日に入ってから、「2日校をここからここに変えました」と事後報告で言われることは、そのタイミングで言われると、信頼してもらえてなかったのかな...と私たちの立場の人間はなってしまう。
そうなった時に「この子はこっちは出来るようにしてきたけれど、こっちの国語は正直苦手だろうな」というのが前もって言われていたらなんとなくわかるというのがあって、そういうのは避けたいなと思います。

馬屋原：そうなると、ある程度今の実力、最後の入試直前期の実力が見えていて かつ、そのあと1～2か月それぞれ受ける学校に対して、アジャストしていく時間が取れる11月12月くらいが一つの目途になると思います。

ただ、全部じゃなくていいんですけれど、ある程度前もって決まっていることにはメリットがあって、そればかりやっても良くないのですが「取捨選択」ですね。
特に、夏期講習がこれから始まりますが、膨大な量の勉強をやると基本的には総復習なので、一通り出来るに越したことはないけれど、お子さんのキャパシティ次第では分野に優先順位をつけたり、取捨選択をしていくことが必要なお子さんもいて、そんな時にある程度受ける学校群に目安がついていると、より優先順位を付けやすい。
一部だけでも見当がついているのは、少なくともプラスに働くというお答えができると思います。

そんなところでいいでしょうか。
では今日はここまでとします。
ありがとうございます。