【動画】「個別指導」にもいくつか種類がある!?
「個別指導塾」と言っても、塾によって意味合いが異なります。
本動画では、どういった種類があるのかや、それぞれの特長などをお話ししています。
お子さんやお子さんを支えるご家族の状況・目的にあった最適な塾を選んで、中学受験に臨んでいただければと思います。
#2 「個別指導」にもいくつか種類がある!?
※文章化にあたり、一部文言を修正しています。
こんにちは、SS-1副代表の馬屋原です。
毎週火曜日から水曜日にかけて配信しているこの番組ですが、2月分は1月中旬に録画していて、今回は私、馬屋原が一人ではありますがお届けしています。
二回目となる今回は、普段聞くことが少ないであろう「個別指導」について、お話していきます。
塾については、「どこの塾はこういう特徴があって、こういうお子さんに向いていて」という話は、少なくとも大手に限ってはいろんな方が発信するようになりました。
YouTubeでもかなり具体的にお話ししている方もいます。
ただ、個別指導については、そこまで掘り下げられることも少ないと思っていて、今日の第一回目は、個別指導は何種類かに分けられるというお話をします。
細かく分けると4種類くらいにななりますので、順番にお話ししていきます。
まず一つ目の分岐は「1対1」なのか、「1対2以上」なのかについてです。
「1対1」と「1対2」だと全然違うと言いたいのは、私が「1対1」にこだわっているSS-1にいるからかもしれない、少しポジション等あるかもしれないけれど、本当に一人の子に集中できる「1対1」なのか、「1対2」や「1対4」、それ以上の所もあります。
「1対2以上」の個別指導は、業界の方には当たり前の話ですけれど、「1対1」で見る個別ではなく、1人ひとりやっている事が個別に違うという意味の「個別指導」です。
当然ですが、4人相手に同時に対応できる人間はいないので、1人に対応している間は、別の子は自分の勉強をやることになります。
決して否定や批判をするつもりはないです。
自分である程度勉強の仕方はわかっている、でも、自習室や1人でやるとなるといまいちギアが入らないので誰かに見てもらえる状態でやろうかなとか、あるいは、何が分かって何が分からないかの判断はつくので、分からなかった時は質問をすることが、ある程度精度が高くできるお子さんであれば一定の効果を発揮すると思います。
後は講師の腕ですね、駆け出しの学生の熱意や情熱のある子が先生をやっていて、真面目にやろうとすればやるほど、ものすごく大変になって作業量が増えるので、そこが引っかかったりすることもありますけれど。
ただ、メリットがありまして、ある程度予算が安価に抑えられるのは無視できないメリットです。
後は、1対複数の中に例えば友達がいることで、よりモチベーションが上がるようなお子さんもいると思いますので、どちらかというと中学受験よりは中学生高校生のフォローにという意味で、ある程度の効果を発揮したりします。これが「1対多数」の個別指導ですね。
それとは別に、「1対1」の個別指導があって、これが2つか3つに分かれると考えてます。
その内の一つは、「塾併設型の個別指導」です。
大手塾が個別のブランドを立ち上げて運営している個別指導で、これも会社によって千差万別ではありますが、基本はその塾のカリキュラムや宿題を解いている中で困ったこと、直前期は過去問を見てくれる所も多いですが、質問に答えてくれる、そんな個別指導があります。
また、塾併設型でなくてもオリジナルのカリキュラムを準備している個別指導もあり、当然、他の塾に通っている子のサポートもしつつ、良ければこの教室の個別指導だけでも入試まで行けるよという仕組みやテキストを準備している個別指導です。
この2つの個別指導は、まず、講師を増やしやすいというメリットがあります。
これは保護者の方には直接は関係ない運営側の話かもしれないけれど、基本、その塾や個別指導教室オリジナルのカリキュラムをしっかり勉強しておけば、ある程度授業が成立するので、デビューさせやすく講師にとっての間口が広いです。
SS-1のような個別指導は少し違いまして、オリジナルのカリキュラムを今の時点で持っていません。
持っていないことをネガティブに捉えるのではなく、持っていないからこそ大変だという考え方です。
つまり、いろいろな塾に通っているお子さんがいて、その塾のテキストや塾のテストの内容を講師がそれぞれ把握して、それぞれのお子さんに最も良いと思われる指導やサービスを返すことをお子さんが通っている塾を選ばないタイプの個別指導塾はやらないといけなくて、もちろん最初から全塾のことを知っている必要はなく、講師によって得意不得意は当然あるので、そこを見て生徒さんを紹介したりする訳ですけど、基本はそういった個別指導教室もあります。
カリキュラムで分けたらそうなります。
もう一つ、1対1の個別指導教室には分かれる所があり、それは、質問対応型か、それ以外の事や相談に乗ってくれるかというところです。
質問対応型の「1対1」の個別指導は塾併設型に基本多いですけれど、家である程度勉強を進めて、「こことここが分からないな」となればそれを持っていく、お父さんお母さんではなかなか教えきれないところを教えてもらう、ある程度、家でのマネジメント力が求められます。
そのレベルのサービスでいい場合は間違いなくそちらを選んだ方がいい、価格も若干押さえられます。
それとは別に、学習の質問に答えるだけではなく、それ以外の相談に乗るところ、SS-1もこちらに入りますけれど、中学受験では、最後にやってよかったな、第一志望に合格できたなという形で入試を終わらせるために、入試そのものをどうやって持っていくか、いろんな所で判断が求められるわけですよね。実際のところ、細かい判断が次から次へと押し寄せるのが中学入試です。
こういったトータルの設計まで話を聞いてもらうだけでも違うし、適宜適切なアドバイスを貰えたら、もっといい中学受験が出来るとお考えの方に、なんとか満足していただこうと頑張っている個別指導教室もあります。
一口に個別と言っても種類がありますので、まず個別指導を使おうか検討されている方がいましたら、我が家のニーズはどの辺りで、それに答えてもらうためには、どこの教室、どこの会社を使うのがいいのかという視点で、まずはアプローチしてみるのが良いのではないかと思います。
本日はここまでといたしまして、次回は保護者様へのアドバイスというより業界内の話になってしまうのですが、個別指導でいい先生、いい講師とはどういう講師なのかなとそんな話題についてお話してみます。
よろしければ来週もご視聴ください。
引き続きどうぞよろしくお願いします。
動画「「個別指導」にもいくつか種類がある!?」まとめ
- 個別指導といっても色々ある
- ニーズに合わせた使い分けを!
来週は、個別指導でいい先生、いい講師とはどういう講師なのかについてお話をする予定です。ぜひお楽しみに!
同シリーズを順次公開しています。以下ラインナップより、ご覧ください!
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