中学受験国語でよく出題される「比喩」の問題は、苦手とする小学生が少なくありません。本稿では、その「比喩」に注目し、どのように読み解いていくか...
中学受験の「国語のテストが時間内に終わりません! 」を6年生の国語についてのお悩みです。公開模試で時間内に終わらない
※文章化にあたり、一部文言を修正しています。
馬屋原:皆さん、こんにちは、SS-1副代表の馬屋原です。
今週も先週に引き続きSS-1自由が丘教室から中島室長と一緒にお送りします。
今日は何の話題でいきましょう?
中島:今日は国語のお悩みで、6年生のお子さんからなのですが、四谷大塚であれば合不合判定テスト、SAPIXであればサピックスオープンですね。
こういう公開模試が今後出てくると思うんですけれども。
馬屋原:先月もありましたね。
中島:そうですね。
模試に対して時間内に終わらないというお悩みも多く聞くんですね。
それについて何かありますか?
馬屋原:多いですね。
「国語が時間内に終わりません」というお悩みは非常に多くて、そもそも多くの子にとって時間内に終わるように作られているのかという疑いもありますが。
このお悩みは多いので5分でどこまでお答えできるか分からないですが。
まず正確な実態を把握したいですね。
テストを受ける前に子供に時計をこのタイミングで見て、どれくらいの感覚かちゃんと言えるようにさせてからテストに送り出さないといけないという前提があるんですけれど、最初の文章だけで時間を使ってしまって、50分くらいのテストで文章が2つ出ていると仮定して、後半の文章に10分割けていないとなると、変な言い方ですけれど、まともな偏差値は出ない。
私はよく「事故」という言い方をするんですけれど、まず偏差値的に「事故」だと思うことが多くて、例えば偏差値が30や40というのが一般的には容易に出るのが中学受験だけれど、30台が出ると多分どっちかの文章がまともにできていないだろうなと考えることが多いです。
そうなってると明らかに時間配分に意識を向けていかないといけない。
よくいただくのが「うちの子読むのが遅くて」というお悩みなんですけれど、まずここは冷静な判断が必要で「遅い」というのをどう捉えるかなんですよね。
50分のテストで、25分で大問が1個解ければ、それだけでも結構な早さなんですけれど、そう考えると大体10分以内くらいに読み終わっていれば健全と言えば健全なんです。
実際は読むのが遅いのか、解くのが遅いのかの二択があって、関連はあるので一概にどっちかとは言えないんですけれども、意外と読む早さは周りと比べてもそんなに遅くはないんですが、解くのに問題作成者が思っているより時間が掛かる。
選択肢問題で、アプローチの仕方、あるいは読み方の精度によっては10秒程で解けるのですが、その問題に5分くらい使っているケースはありがちなので、このパターンで読みが遅いとアプローチをすると少しズレることがある。
中島:なるほど。
馬屋原:今日お話しできるのは本当に読みが遅いパターンですね。
15分20分かけて読んでいてそれは終わらないよというパターンがあって、これもいくつか原因はあるんですけれど、まず1つは「語彙」が圧倒的に足りていない、分からない言葉ばっかりの英文を早く読めるかっていう話ですよね。
中島:言葉に詰まる。
馬屋原:そもそも分からない言葉が多い。
これは少し根気が要りますが家である程度、毎週の勉強のなかで読む文章で「この子分かっていない言葉ないかな」とか「これとこれ多分知らないだろうな」というのを1個ずつ意味を説明してあげるような手間は掛かりますが、意外と、効果が出るまでやり続ければそんなに時間は掛からないんですよ。
数か月で効果が出てくるので、語彙そのものに向き合う、知っている言葉を増やしてあげるというアプローチが必要になるパターンがあります。
もう1個はそもそも想定されているスピードを分かっていないケースがある。
中島:どういうことですか?
馬屋原:一生懸命読んでいて外から見ると遅いんですけれど、本人はそんなに遅いと思っていないんですね。
これくらいで読むものだ、という思い込みがあって、その通りに読んでいるケースがあります。
これを私が限られた時間の授業で解決したい時は、想定しているスピードで音読します。
私も読み、お互い交互に読むんですけれど、遅いなと思う子と一緒に私が読む時は多分その子の黙読より読むのが早いです。
中島:言葉にしても。
馬屋原:その子があまりにもついて来れなかったら、一旦止めて戻ったりするんですけれど、それは何をしているのかと言うと、これくらいのペースで目を動かすんだ、というのを耳で教えているんですね。
仕事としてやってますけれど、そういった工夫でスピード感を実際はこれくらいなんだ、というのを教える。
教えてできなければ原因は「語彙」の部分かなと思います。
これのやり方を覚えておくと、アプローチの仕方があって、アプローチの仕方を知らないと単にこの子は急いでないだけじゃないだろうか?みたいな。
結論は「急いで」というコメントになるんですけれど、それだけでは解決にはならないので想定しているペースをそんな感じで教えてみるというのもアプローチの1つでお勧めすることは多いですね。
この話は無限にできるので今日はこの辺りで終わりにします。
またいずれ解くスピードや、選択肢のアプローチ、抜き出しのアプローチとか色々あると思うので、また機会があればお話できればと思います。
では今日はここまでにします。
ありがとうございました。
動画「国語のテストが時間内に終わりません!」まとめ
次回は、成城学園前教室の河合教室長とお送りします!ぜひお楽しみに!
同シリーズを順次公開しています。以下ラインナップより、ご覧ください!
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中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭のお母さん、お父さんから実際に成績や学習に関するお悩みについてご相談いただいた経験をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信している中学受験ブログです。お子さまの努力とご家庭のサポートが実を結ぶよう、SS-1がその一歩を支えられましたら嬉しく思います。
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