【動画】理科・テキストの情報量が多すぎる!?
中学受験の新6年生になると出てきがちな相談「他塾の模試は受けたほうが良いか否か」について、お話しします。
#1 理科・テキストの情報量が多すぎる!?
※文章化にあたり、一部文言を修正しています。
馬屋原:皆さん、こんにちは、SS-1副代表の馬屋原です。
5月のSS-1チャンネルの動画ですけれども、自由が丘教室の中島室長と一緒に今月も受験生のあるあるのお悩みにお答えしていこうと思います。
よろしくお願いします。
今回、第1回目ですけれども、関東の話に絞られてしまうかもしれませんが、塾生さんをここ数年で増やしているGnoble(グノーブル)という塾があります。
この前たまたま、グノーブルに通っている6年生のお子さんからのお悩みで「理科のテキストの情報量が多くて困っています」とご相談を受けまして、もちろんグノーブルの先生方はテキストの一番良い使い方を説明しているとは思うんですけれども、他塾の授業も研究してきた中島室長はどんなアドバイスを生徒にしているのか、今日は聞きたいと思います。
中島:グノーブルの理科のテキストは非常に内容が濃くて、最近、理科の入試問題は難しくなってきているので
それに対応するために色んなジャンルから問題を持って来て、難易度もかなり突っ込んだ問題が多いんですね。
なので、非常に内容が濃い分、生徒達が問題を解く時に対応しきれないで困る。
馬屋原:単純に。
中島:ボリュームが多いと取捨選択ですかね。
全てやろうとすると難しくて手が付けられない問題があり、量的にあっぷあっぷで解けきれない状況が発生して、悩まれる方が多いんですね。
馬屋原:授業のテキストの量が多くて、限られた授業時間ではなかなか全部は先生達が説明しきれない?
中島:そうですね。
全て解説をしようとすると、それなりに込んだ説明をしないといけない。
授業内でテキストにあるものを詳しく説明するのは、かなり大変だなと思いますね。
馬屋原:であれば、家庭での振り返りを効率よくテキストを使いこなすためには、どんな事を注意すればいいですか?
中島:テキストの種類ですけれども、テキスト自体は込んだ内容なので扱うものとしては、まず"基礎力テスト"。
知識的なところを重点に置いた一問一答式の知識のまとめのテキストがあるのですが、まずそれを確実にやった方が良いと思います。
その上でテキストに臨むんですけれども、自分の力で最初から解こうと思わずに。
馬屋原:なるほど。
中島:難しい問題がそもそも多いことを前提にして、手が止まって3分経ったところで答えを確認して、こういう考え方をするんだとか、こういう風な知識、構図になっているんだというのを躊躇なく答えを見て進めていくのは良いと思います。
馬屋原:考え抜いた方がいいだろうというのもあると思うんですけれど、理科は、半分知識の部分があるので知らないところで悩んでもしょうがない。
今のを最初から1人で家でやってというのは、結構ハイレベルな話だと思うんですよね。
方法だけだとカンニングに近いというかショートカットにもなるので、家では最初の勉強の仕方、入口のところで保護者の方が可能であれば付いて、ペース配分をアドバイスしてあげたほうが良いということですか?
中島:そうですね。
子供が客観的に自分の勉強している時間のペースを知るというのは難しいかもしれませんね。
お父さん、お母さんがもし勉強している様子をご覧になれるのであれば、少し詰まって「止まってるな」と思ったら一声かけてあげて「もう次に進んでいいよ」とか、「答えを見ていいんだよ」というようなことを一声かけてあげるのは良いかもしれませんね。
馬屋原:今の話はグノーブルに限った話でもなく、同時に理科に限った話でもないんですよね。
社会みたいに考え抜いた上に答えがあるものは時間かけて考える価値はすごいある。
それはそれで、すごく大事なんですけれど、知らないものをいくら考えてもしょうがないことは科目によってはあるので、そういった時はショートカットと言うか効率を上げるために
考える時間そのものに制限をつけるなど、そういったのはアドバイスとして成り立つ場合が多いかなと思います。
今日はここまでにします。
ありがとうございました。
動画「理科・テキストの情報量が多すぎる!?」まとめ
- 長時間、悩むことに意味がある問題と、そうでない問題を分けるスキルを身につけられると理想的!
次回は「公民」の勉強で意識しておくとよいことについてお話予定です。ぜひお楽しみに!
同シリーズを順次公開しています。以下ラインナップより、ご覧ください!
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