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中学受験で有利になる英検活用術!勉強法から注意点まで徹底解説

最終更新
  • 子どもの英語力向上に悩んでいる
  • 中学受験で英検をどのように活用すればいいかわからない
  • 効果的な英検対策の方法を知りたい

英検の取得が受験に有利と聞いても、活用方法に悩む方も多くいます。中学受験を控えたお子さんがいる親にとって、英語力の向上は大きな課題の一つです。この記事では、中学受験における英検の重要性やメリット、効果的な勉強方法を詳しく解説します。

記事を読めば、お子さんの英語力向上に役立つ具体的な対策や、英検の活用方法がわかります。中学受験では、英検3級以上の取得が目安です。受験資格の獲得や得点加算、試験免除などさまざまなメリットがあります。

英検の基礎知識

英検は、日本で最も認知度の高い英語の資格試験です。年3回実施され、合格基準は1級で7割程度、2級以下では6割程度が目安となります。文部科学省後援の試験のため、学習指導要領に準拠した内容として、学校教育での活用が推奨されています。

英検とは国内最大級の英語検定試験

英検は公益財団法人日本英語検定協会が実施する、国内最大級の英語試験です。1963年に始まった歴史ある試験で、毎年約400万人が受験しています。1~5級まで、7つのレベルが用意されている点が特徴です。小学生から社会人まで、幅広い年齢層の方が自分の英語力に合わせて受験できます。

英検は文部科学省後援の試験なので、学校教育でも広く活用されています。中学受験を目指すお子さんに役立つ資格です。学校や団体で受験できる準会場制度もあるため、受験機会も多くあります。最近では、コンピューターで受験できるCBT方式の試験も実施されており、より便利に受験できるようになりました。

試験の目的と評価基準

英検には明確な目的と評価基準があります。主な目的は、受験者の英語力を客観的に評価し、証明することです。国際的な基準にもとづいて、英語でのコミュニケーション能力を総合的に測定します。評価対象となる技能は、聞く力や読む力、話す力、書く力です。4技能の総合評価により、実用的な英語力を測ります。

各級には「英検CESスコア」とともに英検バンドが設定されるため、現在の英語力がわかり、次の目標を立てやすくなります。英語圏の文化や、習慣に関する理解度も評価対象です。レベルに応じて適切に英語力を判定するため、英語学習を継続するモチベーションになります。

他の英語試験との違い

英検は他の英語試験とは違う特徴がいくつかあります。読む、聞く、話す、書くの4技能が総合的に評価され、バランスの取れた英語力を測れるのが英検です。国内での認知度の高さも特徴の一つです。多くの学校で優遇措置があるので、受験で有利に働きます。年間複数回の受験機会があるため、計画的に準備を進められます。

級ごとに明確な合格基準が設定されるため、英語力の客観的な把握が可能です。日本の教育カリキュラムに沿った内容なので、学校での学習とも連携しやすい資格です。実用的な英語力を重視するため、日常生活で使える英語力が身に付きます。合格証書が永年有効なので、長期的に活用できるのもメリットです。

受験料が比較的安価なため、経済的な負担が少なく、気軽に挑戦できるのも特徴的です。準会場での受験が可能なので、身近な場所で受けられます。小学生から社会人まで幅広い年齢層が受験できるため、英語を学習するモチベーションを維持できます。

中学受験における英検取得のメリット

中学受験における英検取得のメリットは、以下のとおりです。

  • 受験資格として認められる
  • 得点が加算される
  • 試験が免除される
  • 奨学金の給付対象になる
  • 英語力の証明になる

英検は英語力の客観的な証明となるため、中学受験を有利に進めることが可能です。

受験資格として認められる

多くの中学校では、英検取得者に対して受験資格を認めています。特別選抜枠を設ける学校もあります。英検を取得すると、受験機会を獲得でき、合格の可能性を高めることが可能です。ただし、学校によって優遇される英検の級や入試制度は異なります。志望校の情報をよく確認しましょう。

得点が加算される

学校によっては、英検を取得すると、得点が加算される制度があります。加点の程度は学校や級によって異なりますが、上位級ほど加点が大きくなるのが一般的です。推薦入試では、英検の取得が重視されます。

加点される点数や制度は異なるので、志望校の方針の確認が大切です。加点制度は年度によって変更される可能性があるため、最新情報を確認してください。志望校の公式サイトや説明会で、最新の入試情報を入手しましょう。

試験が免除される

英検を取得すると、筆記試験や英語科目が免除されることがあります。準2級以上を取得すると、試験の免除が一般的です。英検取得者向けに、特別入試制度を設ける学校もあります。免除措置を受けるには、出願時に英検の合格証明書の提出が必要です。

試験が免除されると、他の科目の勉強に集中でき、合格の可能性が上がります。試験当日のストレスが軽減されるのも、メリットの一つです。

奨学金の給付対象になる

英検を取得すると、奨学金の給付対象になることがあります。多くの私立中学校では、英検取得者向けの奨学金制度を設けているからです。多くの場合、3級以上の取得者が、奨学金の対象です。学校によって、給付条件や奨学金の種類が異なるため、志望校の制度をよく確認しましょう。

減免額の例は、以下のとおりです。

  • 3級:入学金支給
  • 準2級:授業料支給
  • 2級以上:入学金支給+授業料給付

入学前に英検を取得しても適用される学校もあるので、早めの対策が有効です。継続して奨学金を受けるには、入学後も一定の成績を維持する必要があります。奨学金の申請には、英検合格証明書の提出が必要です。複数の奨学金制度を併用できる場合があるので、各学校の募集要項で詳細を確認してください。

英語力の証明になる

英検は、受験生の英語力を客観的に示す証明になります。国際的に通用する指標として、大学入試や就職活動でも有利になるからです。実用的な英語コミュニケーション能力が身に付く点も特徴です。英検は単なる試験ではありません。級を上げる過程で、着実に英語力が向上していることを実感できます。

中学受験で求められる英検の級

中学受験において英検の級について、以下の観点から解説します。

  • 3級以上が目安
  • 学校ごとの違い

志望校の入試要項をよく確認し、適切な級を取得しましょう。

3級以上が目安

中学受験では、英検3級以上を取得すると優遇されます。中学受験を目指す小学生にとって適切な目標です。単語数は約1,300語、文法は現在形と過去形が中心です。出題範囲は、リーディングとリスニング、スピーキングの3技能があります。

3級を取得できれば、中学受験でより有利になります。学校によって評価基準が異なるため、志望校の基準を確認することが大切です。英検の級数だけでなく、その他の条件も合わせて確認しましょう。

学校ごとの違い

学校によって、求められる英検の級は異なります。私立の学校では、3級以上が目安です。特別選抜枠や試験免除を設ける学校もあります。英語が重視される学校では、2級以上が評価されたり、英検取得者が優遇されたりします。難関校やインターナショナルスクールでは、より高い級が求められるのが一般的です。

中高一貫校の中には、入学時の級を指定する場合もあります。TOEIC Bridgeなど、他の英語資格を英検と同等に扱う学校もあります。学校ごとに求める英語力や評価基準が異なるので、志望校の入試要項をよく確認することが大切です。英検を取得すると、入試で有利になるため、早めの対策をおすすめします。

【分野別】中学受験に向けた英検の勉強法

中学受験に向けた英検の勉強法を、以下の分野別に紹介します。

  • 英単語
  • 文法
  • リスニング
  • スピーキング

バランスよく学習すれば、総合的な英語力を身に付けることが可能です。

英単語

中学受験において、英単語は英語学習の基礎です。頻出単語リストを作成し、定期的に復習すると、重要な単語を効率的に覚えられます。フラッシュカードやアプリを活用すれば、隙間時間を利用して楽しく学習できます。視覚的な記憶も助けになり、単語を暗記しやすい方法です。

文章中の単語の使い方を理解するため、品詞や活用形の学習もします。語源や接頭・接尾辞の学習も大切です。単語の成り立ちを知ると、新しい単語の意味を推測できるからです。文中の単語の使用方法を学ぶと、自然な英語表現が身に付きます。継続的に学習すれば、単語力が向上します。

文法

英検で合格するには、文法の攻略が重要です。基本的な文法規則を理解し、正しく使えるようにします。不定詞や時制、助動詞、命令文、比較級や最上級などが出題されます。効率的に学習するために、問題集や参考書を活用しましょう。英語学習で文法を意識して使えば、より理解が深まります。

文法で間違えやすいポイントを重点的に復習すると効果的です。自分の弱点を把握し、集中的に取り組めば、着実に実力を伸ばせます。

リスニング

英検合格のためにも、リスニング力の向上は欠かせません。リスニングの学習方法は、以下のとおりです。

  • シャドーイング
    英語の音声を聞きながら、すぐにまねして発音します。リスニング力と発音を同時に鍛えられる方法です。
  • ディクテーション
    聞こえた英語をそのまま書き取ります。聞き取れなかった部分を明確にし、理解を深められます。
  • フォニックス
    音と文字の関係の理解が可能です。音を聞き取る力が向上します。
  • 実践的な音声活用
    英語の歌やポッドキャストを活用しましょう。
  • 試験対策
    リスニングテストの過去問を解きます。試験の形式に慣れる効果的な方法です。

英語の音声変化を学べば、より自然な英語が聞き取れます。短時間で集中的に練習すれば、集中力を維持したまま学習することが可能です。継続的に取り組むと、リスニング力は着実に向上します。

スピーキング

スピーキング力を向上させるには、実践的な練習が欠かせません。教科書や問題集の英文を声に出して読むと、発音やリズムが自然に身に付きます。ネイティブスピーカーの音声を聞きながら、少し遅れて同じように話すシャドーイング練習もおすすめです。自然な発音やイントネーションを習得できるからです。

よく使うフレーズや短い文章を暗記するのも効果があります。実際の会話でも、スムーズに英語を話せるようになります。日常生活でも、英語を使う機会を積極的に作りましょう。身近なトピックについて、英語で意見をまとめる習慣をつけてください。録音して自分の話し方を客観的に聞くと、改善点が見つかります。

中学受験で英検を活用する際の注意点

中学受験での英検を活用する際は、以下の点に注意してください。

  • 優遇対象となる級数を確認する
  • 入試制度の変更に注意する

優遇対象となる級数を確認する

中学受験では、優遇対象となる級数の確認が重要です。志望校によって優遇される級数が異なるので、必ず各学校の公式サイトや募集要項で確認してください。3級以上が優遇対象となることが一般的です。2級以上の取得で、特別な優遇措置を設ける学校もあります。優遇内容や適用期限は学校によってさまざまです。

加点や試験免除などが適用される場合もあります。複数の学校を受験する予定がある場合は、各校の基準を個別に調べることが必要です。志望校すべての情報を正確に把握すれば、効率的に受験対策ができます。

入試制度の変更に注意する

中学受験を成功させるためにも、入試制度の変更には注意しましょう。毎年入試制度を見直す学校は多いので、最新情報を把握する必要があります。学校の公式サイトを定期的に確認し、説明会や学校見学会に参加して、最新情報の入手が大切です。英検の扱いや優遇措置の内容に変更がないかも確認しましょう。

入試制度の変更は突然発表される場合もあるので、常にアンテナを張る姿勢が大切です。変更があった場合は、速やかに対策を見直してください。柔軟に対応できるよう、幅広い学習を心がけることも重要です。英検だけでなく、他の分野の学習にも力を入れると、万が一の変更にも対応しやすくなります。

中学受験と英検に関するよくある質問

中学受験と英検に関する疑問や不安について、よくある質問とその回答をまとめました。英検を活用したい方は参考にしてください。

中学受験に向けて英検はいつ受検すべき?

中学受験に向けて英検を受検するタイミングは、5年生の秋から6年生の夏までが理想的です。受験校の出願時期に間に合わせるため、遅くとも6年生の秋までの取得をおすすめします。多くの私立中学校では、英検の級を入試の優遇条件としているので、締切に余裕を持って準備する必要があります。

難関校を目指す場合は、3級以上を取得する必要があるため、4年生から準備を始めましょう。お子さんの状況に合わせて、無理のない計画を立てることが大切です。複数回のチャレンジを見込み、学校行事と重ならないように計画してください。受験校の要項をよく確認し、英検以外の対策とのバランスも考慮することが重要です。

英検対策は塾や家庭教師を利用すべき?

英検対策に塾や家庭教師を利用するかは、お子さんの学習スタイルや目標によって判断しましょう。塾を利用するメリットは、体系的なカリキュラムに沿って学習できることです。他の生徒との競争意識も生まれ、モチベーションを維持しやすくなります。個別対応の難しさや時間的制約、費用がかかる点がデメリットです。

家庭教師を利用するメリットは、個別指導が受けられる点です。お子さんのペースに合わせて、柔軟にスケジュールを組めるほか、苦手分野に集中して取り組めます。コストが高い点や、教師の質にばらつきがある点がデメリットです。

自学自習は自分のペースで学習でき、コスト面で有利な点がメリットです。デメリットとしては、モチベーションの維持が難しい点や、効率的な学習法の習得に時間がかかる点が挙げられます。最終的には、お子さんの性格や学習習慣に合った選択が大切です。

まとめ

中学受験で英検を取得すると、多くのメリットがあります。受験資格の獲得や得点の加算、試験免除、奨学金給付の対象などです。ただし、優遇対象となる級数は学校によって異なるので、志望校の基準の確認が大切です。入試制度は変更される可能性があるため、最新情報を常に確認してください。

英検対策では、英単語や文法、リスニング、スピーキングの学習が大切です。お子さんの学習状況に応じて、受検時期や対策方法を検討しましょう。英検を取得すれば、中学受験を成功させるための強力な武器となります。

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この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭のお母さん、お父さんから実際に成績や学習に関するお悩みについてご相談いただいた経験をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信している中学受験ブログです。皆さまの中学受験のお役に立ちましたら幸いです。

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