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中学受験トークライブ
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【動画】3年生から塾に通わせるべき?

 
カテゴリー:サピックス 勉強方法 小学5年生の勉強法

一昔前は「中学受験の本学的な勉強は4年生から」といったものでしたが、近年、3年生・低学年で入塾希望されるかたが増えてきています。
そういった世情に合わせ、今回は普段算数を教えている日野に、3年生あたりで何を意識すればよいのか、どんなレベルが必要か算数に特化して話を聞いてきました。
低学年での塾通いについてお迷いの保護者様にとってヒントになれば幸いです。ぜひ、ご視聴ください!

#3 3年生から塾に通わせるべき?

※文章化にあたり、一部文言を修正しています。

馬屋原:皆さん、こんにちは。SS-1 副代表の馬屋原です。
前回に引き続き、 SS-1白金台教室にて教室長の日野とお送りします。

1月も後半に入り、6年生で今まさに入試真っただ中の方もいるでしょうし、首都圏の方の多くは直前期ということで最後の詰めに一生懸命な中だと思います。
皆さんが最後まで後悔の無いように、実力を出し切れるようにお祈りしています。

さて、白金台教室といえば、首都圏一部界隈で話題になったのが、まだ本格的には始まっていないですが、ご近所にSAPIX白金台校が開校しました。
SAPIXと言えば、近くの白金高輪校もそうですが、首都圏の中で圧倒的な合格実績に基づく人気の高さということで......締め切りですよね。
定員に達したので、今すぐ入りたくても入れない状況が徐々に広まってきて、多くの保護者の皆さんの間でも話題になってるところかと思います。
そこで、今日はあと数年後に中学入試を控えた皆さん向けに、一昔前は「塾に通っての受験勉強は4年生からでいいかな」いったものでしたが......私は今でも本質的にはそれくらいからでいいかなと思っているのですけれど、3年生くらいから入塾される方が増えてきている中で、特に算数を担当している日野に、3年生くらいの間に算数で何を意識すれば良いのか、皆さんがどんな状態でいるのかなど、その辺りのお話を聞いていきます。

日野:先ほど馬屋原が話した通り、受験に必要な内容が、本格的に始まるのは4年生からなんです。

馬屋原:それは今でも?

日野:今でもです。
塾によって4年生以前のカリキュラムはかなり違うところが実際あって、SAPIXでは例えば3年生の頃何をやっているかと言うと、受験に必要な内容にストレートに繋がる物ではなく、パズルとかそういう系のものをやる形になります。
例えばパズルじゃなかったとしても、問題用紙2枚3枚に渡って条件が書かれていて、それをきちんと読み込んだ上で「このパターンの時は違うな」、「これやってみた、当たった」というような、自分で調べる問題を3年生の時にかなりすることになります。
白金台教室には、3年生のお子さんが少なからず来てくださっているのですが、保護者の方も、そういうカリキュラムのものをどう教えていいかわからないと。

馬屋原:そもそも塾、提供している側は、逆に家で教え込まれることを期待していないことも考えられますよね。そういう類の問題ですよね?

日野:はい。
「どうしたらいいですか?」というご相談も結構あります。

馬屋原:学習カウンセリングで?

日野:はい。
私が3年生のお子さんに4年生で入塾する前までに、最低限出来ていて欲しいと思うことは、「四則演算の計算がしっかり出来ること」と、「それらを用いた一行題」ですね。 つまり「2~3行くらいの文章題がきちんと解けること」実はそこまでです。

受験に必要な内容はもちろん4年生から本格的に学べるので、もちろん先取りが出来るのであればやってもいいと思うのですが、必ずやらないといけないとは思っていません。
ですので、SAPIXのパズルの様なものですとか、すごく長い文章を読みきって調べたりするものが出来ないと中学受験を乗り切れないとは実は思っていません。

馬屋原:パズルのような問題自体?

日野:もちろん出来た方がいいのも事実ですし、やれるならやったらいいと思っているのですけれど、3年生のお子さんに2~3枚に渡る問題を読み込ませて調べさせるのは、好きだったらやれると思いますし、そういうのに興味持ってやれる子はどんどんやったらいいと思うのですが......私は出来ないと思っています。全員が全員楽しんでやれる状態ではないと。
なので、そういった問題を「なんでわからないの!」とお尻を叩いてやらせて、算数嫌いにさせたくないですね。

馬屋原:なるほど。
塾に入る前に算数嫌いになっちゃっている子がいるんですよね。

日野:後は、怒られるが故に間違えることを嫌がったりですとか、間違えることそのものが悪いことだという意識を植え付けたくないというのが大きいので、私がご相談に来られた3年生の保護者の方に伝えるのは「親子で楽しんでやってください」ということです。
楽しんでやれるのであれば、ご家庭で頑張って(どんどん先取り学習でもなんでも)やっていただくのも良いでしょう。
ただ、どうしても保護者の方だと、感情的になりやすい事もあると思います。
そういう状態でなかなか保護者の方とお子さんの間だと上手くやれないというような形であれば、我々のところに来てくださいという様なお話をするようにしています。

馬屋原:結局、勉強の楽しさみたいなものを知った上で塾に行けるっていうのは、綺麗ごとに聞こえるかもしれないけれど、一番大事なことじゃないかと思いますよね。
健全に使っていれば、例えばSAPIXに限らず、本当に辛いかもしれないけれど、純粋な面白さが中学受験の勉強にはあるんですよね。
非常に深い世界が広がっているのは確かだなぁと思うことが多くて、そこに最初からやらされ感とか、怒られ感とかね。
後は、失敗を恐れる気持ち。 失敗を隠す子が増えてきたというのは、先月、自由が丘教室で中島と話したことと繋がりますけれども、やはり、ハンデになりますよね。

日野:なりますね。

馬屋原:よく素直な子が入試で有利だとよく言うのだけれど、私はその表現はあまり好きではなくて、ひねくれてるように見える子でも、しっかり物を考えて自分の世界を持っている子もいくらでもいるので、素直で表現していいのかなと少し引っかかるところもあるんですけれど、似ている表現として、やはり失敗を恐れないというか間違えたことを隠さない、そういった意味での素直さみたいなのはもう......強いですよね。

日野:そうですね。
なので、やはり、わからないことをちゃんとわからないと言えることが大事っていう。

馬屋原:わからないことをちゃんとわからないと言える環境をまず整えるということを意識した上で、四則演算、いわゆる計算力。

日野:そうですね。

馬屋原:計算力と、後は基本的な文章から式を立てて答えを導くという基本動作ですね。
そこのあたりが最低限 身に付けた上で、塾や入塾テストに臨めると理想的かなというところですね。

日野:はい。

馬屋原:アドバイスありがとうございました。

動画「3年生から塾に通わせるべき?」まとめ

  • 3年生のうちには四則演算とそれを用いた一行文章題できればOK
  • 入塾前に、まずは間違いを恐れず勉強を楽しむ素地づくりを!

次回も白金台教室より、日野教室長との対談はひとまず最終回です。
さて、どんなお話が聞けるのでしょうか?ぜひお楽しみに!
同シリーズを順次公開しています。以下ラインナップより、ご覧ください!

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