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【動画】新6年「算数」 範囲のないテストを攻略!

 
カテゴリー:サピックス 勉強方法 小学5年生の勉強法

5年生(新6年)に向け、これから6年生になるにつれ増えてくる範囲の広いテストに向かうにあたって、振り返りやこれからの対策について、「算数」を教えている日野から算数に特化して聞いています。
普段の授業でSS-1の講師が心掛けていることを、お家でも行かせてもらえればと思いますので、ぜひ、ご視聴ください!

#2 新6年「算数」 範囲のないテストを攻略!

馬屋原:皆さん、こんにちは、SS-1 副代表の馬屋原です。
本日も、前回に続き SS-1白金台教室にて教室責任者の日野とお送りします。
1月も中旬に近づきまして、もうすぐ関西で多くの方が第一志望を受験するタイミングですので、皆さんが実力を少しでも発揮できるように応援しています。

今日は5年生に目を向けてお話しようと思ってますけれど、首都圏ですと、先日SAPIXの新6年生の組み分けテストが行われまして、私は社会担当で、ずっと歴史をやってきたところに、いきなり地理がとびかかってくるという、なかなか厳しいハードルが一つ終わった所なのですけれども。
今日は範囲の広いテストですね。
これから6年生になるにつれて、段階的に増えていく範囲の広いテストに向かうにあたって、振り返りや、これからの対策など、その辺りを特に算数に特化して、日頃算数を教えている日野から聞いていこうと思います。お願いします。

日野:これはSAPIXに限った話ではないですが、関東の大手塾は、基本的に5年生までで受験に必要なカリキュラムが一通り終わるという流れになっています。
5年生までは新しい単元を毎週進めていくという形になるので、「習ったことをきちんと理解してますか?」とか、「インプットできてますか?」がメインになります。

馬屋原:そうですね。基本はインプットですね。

日野:ですので、範囲のないSAPIXだと組み分けテストとは少し違うけれども、マンスリーや復習テストという範囲のあるテストに関しては、基本的には塾のテキストに載っている問題がほとんどという形になります。
ですので、極端なことを言うと、テキストの丸暗記を三周も四周も頑張ってやらせてですね、「この数字と、この数字を掛けたな」とか「この後これを足したな」みたいな形で暗記がしっかり出来るお子さんであれば、それで実は乗り切れてしまうという要素もあります。

馬屋原:そうですね。
SAPIXに限った話ではないですよね。
どこの塾で、という話は控えますが、それなりに難しいことをやっている塾でもテストのレベルはそこまで高くない。
それ自体は悪いことはないと思うけれど、基本の確認なんで。そこまで初見に近い問題が取りざたされていない場合は、暗記に近いやり込み型で、それ相応の成績が取れてしまう事実はありますよね。

日野:ありますね。

馬屋原:それがこれから少し辛くなってくる時期ですね。

日野:そうですね。
5年生までで一通りカリキュラムは終わりまして、では、6年生は何をするのかと言うと、基本的に入試では、見たことがないような問題の方が圧倒的に多いわけですね。
ですので、ちょっと変わってたり、全然違う形式で出てくる問題をどう解ききるのか、と。
インプットしたものをきちんとアウトプットできるか?少し変わっていたとしてもですね。
そこがポイントです。
ですので、見たことある問題が見たことあるまま出て、それが解けることが大事ではなく、きちんと、そこでのポイントですね。「こういうことがポイントになっている」「こういう手順で問題を解かないといけないんだな」っていう流れをきちんと整理できていて、整理できているが故に少し変わっていたとしても取り出して問題が解けることがポイントになってくるんですね。
テキストを何周もやって、見たことある問題がそのまま解けるということではなくという所が大事になってくるので、お子さんが本当に腑に落ちているのか、きちんとポイントが掴めているかということが大事になっています。

馬屋原:どのお子さんも簡単にはやってくれるものでは無いかもしれないですけど、やっぱり全問は難しくても、かいつまんで何問か説明してもらうのが一番早いですかね?

日野:早いのは早いですね。

馬屋原:お子さんの理解度の確認という意味では。

日野:後は、単位を書かせるだけでも違います。

馬屋原:もう少し具体的に言うと?

日野:式を立てていると思うんですけれど、結構自分が求めたものが何かをわかっていないんです。答えとしてはあっているんですけど。
正しい式を立てているのに途中で止まったりするお子さんが結構いるんです。

馬屋原:式を書くところまで行っていても?

日野:はい。

馬屋原:そもそも式を書かない子も多いという話もありますけどね。

日野:講師からしたら、正しい答えを出しているので「この次いけるでしょう」と思うけれど、止まっているんですね。

馬屋原:途中段階として正しい数字が出ていてもなぜか止まっている?

日野:止まっているということです。
もちろん原因は色々あるかもしれませんけど、ひとつは、その数字が何を求めているかわかっていない。
正しい式を立てているのに。
なので、単位を書かせたり、あるいは数字の意味ですね。何を求めたことになっているのかを言わせるだけでも違います。

馬屋原:なるほど。
学校にもよりますよね。本当に基本的なスタイルで積み重ねていける学校もあるけれど、いわゆる難関校と呼ばれる学校は、よくよく見ると結局は習ってきたことを使うんですよね。

日野:はい、そうです。

馬屋原:使うんですけど、見た目が何か違う。

日野:はい。例えばそれが開成中学校や麻布中学校であったとしても、見たこともないような知識、やったこともないような考え方を使わないと解けない問題は出ないんですよね。
仮に出たとしても、それは絶対に合否を分けない問題。

馬屋原:みんな大体解けない問題ですよね。

日野:まぁ出ないんですけど。
ただ、見たことある問題が見たことあるまま出ることはないので、きちんと過去にやった時に問題のポイントを押さえる、速さはどういう所がポイントか、比を使う時はどういう考え方をするかなど、ポイントを分かっていれば、それを使って解けるけれど、そこがぼやんっとした中で問題を解こうとすると解けないという話になるんですね。

馬屋原:特に、初めてのお子さん、初めての中学受験をされる保護者の方ですね。サポートする側は、本当に予想外のことが次から次に起こるのが中学受験なのですけれど。
仮にお子さんが、いま日野と話したような、ある程度数字は出ているけれど実は何を出しているかわかっていないとか、問いを読む段階でつまずいているとか、もっと言うと式も書かないなどは、今日話していて、もしかしたら感じ取ってもらえたと思いますが決して珍しい話では一切ないです。
なので、お子さんがそういう状況でも心配しすぎる必要はないです。
心配しすぎる必要はないんですけど、仮にお家でお子さんを見てあげられるなら、気を遣うポイントはあるということですよね。

日野:そうですね。

馬屋原:常に何を求めているのか、全部聞かれると呪文みたいで子供は嫌になっちゃいますけど。
さりげなく、どこかかいつまんで聞いてみるとか、いま出した数字の意味ですよね。
結局何を出したのか。
まぁ単位を書かせるとさくっとわかることが多いっていうことですよね?

日野:そうですね。

馬屋原:そんな普段の授業の中で少し我々が心掛けていることなどを、ぜひお家で活かしてもらえればと思います。
今回はここまでになります。

動画「新6年「算数」 範囲のないテストを攻略!」まとめ

合否を分ける「解けるはずの問題を正解する」ために

  • 今まで習ってきたことをアウトプットできるかがカギ
  • 解いた答えの「単位」がわかってなければ要注意!

次回も白金台教室より、日野教室長との対談です。
さて、どんなお話が聞けるのでしょうか?ぜひお楽しみに!
同シリーズを順次公開しています。以下ラインナップより、ご覧ください!

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