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サピックスで成績が伸びない...転塾すべき? 決断する前に知っておきたいメリット・デメリットと「第3の選択」(4~5年生)

最終更新 / 公開日
カテゴリー:授業の事で悩んでいる
サピックスで成績が伸びない...転塾すべき? 決断する前に知っておきたいメリット・デメリットと「第3の選択」(4~5年生)

Q

自由が丘のサピックスに通っている小学5年生の娘がいます。もうすぐ6年生に上がりますが、アルファベットクラスの下の方を行ったり来たりしており、学年が上がると今以上について行けなくなるのではないかと不安です。このままサピックスで頑張るか転塾させるか悩んでいるのですが、何か良いアドバイスはありますでしょうか?

A

サピックスに大きな期待を持って入塾させたものの、「期待したほど成績が伸びない」「膨大な宿題に親子で疲弊している」「うちの子には合わないかも...」と悩んでいませんか?

「転塾」という言葉が頭をよぎる保護者様は、実は少なくありません。
しかし、決断を急ぐのは危険です。転塾にはメリットもありますが、大きなリスクも伴います。

この記事では、中学受験のプロの視点から、

①転塾のメリット・デメリット
②転塾の失敗パターン
③後悔しないための「第3の選択」

について解説します。

1. 転塾のメリットと、見落としがちなデメリット

まず、サピックスから他の塾へ転塾した場合のメリットとデメリットを整理します。

転塾の主なメリット

  • ペースが合い、基礎を固め直せる
    サピックスの進度は、(四谷大塚の)予習シリーズと並んで、他の塾より速い傾向があります。そのため、もし、より進度がゆるやかな塾(例:日能研や地域密着型の塾など)に転塾するなら、「わかる」経験を取り戻せる可能性が高くなります。
  • 自信の回復
    クラス昇降のプレッシャーから解放され、新しい環境でリセットすることで学習意欲が回復することがあります。

転塾の主なデメリット(リスク)

  • カリキュラムのズレ
    最大のリスクが「未習単元」の発生です。例えばサピックスで5年6月に習う「割合」は、予習シリーズではより早い段階で登場します。転塾の時期(例:5年夏、6年開始時)を適切に見極めないと、こうしたズレを埋めるキャッチアップの負担が非常に大きくなります。
  • 必ず負担が減るとも限らない
    実際に転塾をされた方の話を伺うと、例えばサピックスから早稲田アカデミーに転塾した場合、より親身に対応をしてくれるようになったものの、宿題(家庭学習)の負荷はそこまで変わらなかったと話されていました(いい悪いという話ではなく、あくまでここは「それぞれの塾の考え方による」と捉えていただけましたら幸いです)。

2. 「転塾して失敗...」を避けるための"3つの典型パターン"

勇気を持って転塾しても、「期待したほど成績が上がらなかった」というケースもあります。よくある失敗パターンを3つご紹介します。

  • パターン1:カリキュラムの進度・順序の違いを軽視した
    「サピックスより進度がゆっくりな塾に転塾したはずが、算数の進め方の順番が全く異なってしまい、未習単元のキャッチアップにかなり時間がかかってしまった」というケースです。転塾先のカリキュラムをチェックしたうえで、未習単元がどれだけ出てしまうかは最優先で確認できるとよいです。
  • パターン2:塾の雰囲気や規模だけで選び、子どもの性格と合わなかった
    「手厚い指導」を期待して小規模塾に移ったが、逆に宿題の管理が厳しすぎたり、授業時間(拘束時間)が長すぎたりして、家庭学習が回らなくなってしまうケースもあります。
  • パターン3:「家庭学習のやり方」という根本原因が未解決だった
    成績が伸びない原因が、「塾の進度」ではなく、「ご家庭での学習のやり方(宿題の優先順位付けができない、解きっぱなしで復習しない)」にあった場合、塾を変えても成績は伸びにくいことが多いです。

3. 後悔しないための「第3の選択」(個別指導の併用)

もし成績が伸び悩む原因が、前述の「失敗パターン3:家庭学習のやり方」にある場合は、「サピックスに残る」か「完全に転塾する」かの二者択一で考える必要はない、とお伝えしています。

そこでお勧めしたいのが、「サピックスに在籍したまま、SS-1のような個別指導を併用する」という第3の選択肢です。

なぜ「併用」が最適解になり得るのか?

サピックスの教材とカリキュラムは、膨大ではありますが、中学受験において依然として最強のツールの一つです。これを途中で手放すのは、非常にもったいないことです。

多くの場合、問題は教材そのものではなく、「教材を消化しきれない」ことにあります。

サピックスの指導や教材を熟知したプロの個別指導(SS-1)が「併走」することで、集団塾のデメリットを解消し、メリットだけを活かすことが可能になります。

  • やるべきことを「仕分け」します
    膨大な宿題から「今やるべき問題」「やらなくていい問題」をプロが取捨選択し、消化できる量に最適化します。
  • 「弱点単元」だけをピンポイント補強します
    集団授業では待ってくれない「速さ」「記述」などの弱点を、基礎に立ち返って徹底的に指導します。
  • 「親の負担」を減らします
    「親が教えなければならない」という重圧から解放され、親子の良好な関係を取り戻すサポートをします。

まとめ

サピックスで成績が伸び悩んだとき、すぐに「転塾」と決断するのは早計かもしれません。「成績が上がらないから転塾」「カリキュラムが厳しいから転塾」と考えるのではなく、「その塾に何を求めるか」から考え直すことが、お子さんにあった塾を選ぶ第一歩です。

まずは「なぜ伸びないのか」という原因を冷静に分析し、転塾のリスクを理解した上で、ご家庭にとって最適な選択をすることが重要です。

もし「転塾すべきか、今の塾で頑張るべきか、それとも併用か...」という判断そのものにお悩みでしたら、ぜひ一度、中学受験のプロである私たちSS-1にご相談ください。サピックスのカリキュラムを知り尽くした講師が、お子さんの現状を分析し、最適な学習プランをご提案します。まずはお気軽に、学習カウンセリングをご活用ください。

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この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1 編集部
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭から実際にご相談いただいた内容をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信しています。

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