- サピックス・日能研・四谷大塚、7月組分けテストまでにできること
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7月組分けテストで偏差値50を超えるために、5月~7月までにどんな勉強を心がければいいかをわかりやすく解説しています。
日能研生の成績の上げ方
日能研に通いながら、SS-1を上手く使って成績を上げているお子さんがたくさんいらっしゃいます。
日能研の授業の特徴から成績を上げるためのポイントや、悩み・相談とその解決方法などを中心に、成績の上げ方をお伝えします。
ぜひ参考になさってください。
日能研の概要
日本で最も大きい、中学受験専門の塾、それが日能研の一番の特徴です。
そのため多くの受験生の情報量が集まることになり、結果として公開テストなどでの偏差値は非常に信頼性が高いものになります。
合格可能性80%を表すR4という偏差値もかなり正確で、学校資料や公開テストの成績資料は種類も豊富です。
最上位校~中位~下位校と様々な中学校に非常に多く合格者を出していることも生徒数が多い特徴に起因しています。
日能研生と授業の特徴
①学習力育成テスト(以下:育テ、かつてのカリテにあたります)は良いが公開テストが悪い
育テは得点出来るのに、公開テストでは点が取れないお子さんは多いものです。
ほとんどの場合、個々の問題の解法暗記にとどまっていることが原因です。
日能研は、育テの成績によってクラスや座席順が入れ替わるため、子どもたちは育テ勉強に一生懸命取り組む傾向があります。
しかしその育テは本科テキストや栄冠テキストの問題ととても似ているもののため、テキストの問題を単純にくりかえし解いて覚えてしまうだけである程度の点数が獲得できてしまうのです。
小学校4年生~5年生にかけての学習内容が他の塾と比較して易しく暗記だけで点数が取れてしまうという事情もあります。
日能研では、こんな勉強をしてしまっている子が本当に多いのです。
こういう子は、いよいよ小学校6年生になって内容が急に難しくなると
「小4、小5の時はできていたのが今はクラスが下がってしまった」
「寝る時間も削ってがんばって勉強しているのに、逆に成績が下がる」
と困ることになります。
『学習=暗記』が一度癖づいたお子さんに、考える・理解するという学習習慣を持たせることは大変難しいので、気をつけてください。
②講座や問題の取捨選択ができない
選択制の前期日曜志望校別特訓について、「みんながやっているから」という理由で受講する方が少なくありません。
しかし講座を追加した分だけ、家庭での学習時間(復習の時間)が減りますから、育テや公開の点数がかえって下がってしまうこともあります。
特に、弱点単元の補強を意図して受講するのはあまりお勧めできないところがあります。
クラスあたりの人数の多さから、1人ひとり個別の弱点に対して特別な対策がなされることはないからです。
さらにこれが原因でより苦手意識が強くなる場合もあります。
というのも弱点単元学習の追体験になってしまう可能性があるからです。
また夏期講習用テキスト(通称「電話帳」)には、かなり多くの「やらなくて良い問題」が含まれています。
テキストの分厚さに圧倒されてストレスを感じてしまい、しかも問題の取捨選択が上手くいかないために、勉強が空回りするお子さんが例年いらっしゃいます。
何でもかんでもかたっぱしに全問題を解くことはまったく必要のないことです。
③次々と新しい単元に進み、次の週の勉強に追われてしまうために......
授業がどんどん新しい単元へと進んでしまうため、次週の勉強をしなければならず、育テの復習が十分にできないため苦手単元の克服にお悩みの方が、学年が上がるにつれて増えていきます。
しかしこのようなお悩みをお持ちの方は、学習方法を間違えているかもしれません。
そもそも育テの復習は、正答率表を利用してこそ効果があるのです。
志望校の難易度に応じて、取り組むべき問題を選択する必要があります。
普段の宿題でも全ての問題を解くようでは非効率です。
例外として小学校4年生の2~3月は計算だけを習うためできるだけ多くの問題を解いた方が良いのですが、通常は取捨選択が必要になってきます。
しかし、その取捨選択を塾側には期待できない点が悩みの種です。
また他に比べて過去問への取りかかりが遅い傾向にあるのが、日能研の弱点です。
例年、9月か10月になるまで過去問は手をつけないように塾からは指導されるのですが、いざ入試直前期になってもお子さん一人ひとりに対しての過去問指導が少ない傾向です。
過去問研究を深める上で必要になる添削指導ですが、こちらも個別に対応していただくことが難しいことが多いようです。
日能研生が成績を上げるためのポイント
資料・データの豊富さに加え、基本をきっちりおさえることができる良質なテキストが日能研に通う最も大きなメリットになります。
小6の前期日特は、学習効果がよほど期待できる場合以外は受講する必要はありません。
その時間を使って夏休みまでに理科や社会の強化を進めたり、算数の難問トレーニングに特化したりするなど、受験戦略をきちんと立てて日々を過ごす方が成功に近づきます。
とにかく最も重要なポイントは、以下のサイクルをしっかり作ることです。
授業
↓
家庭学習での授業内容の復習
↓
育テで高得点の獲得
↓
育テの復習
このサイクルを作る上で重要なのは、特徴の①で記載したような事態に陥らないための復習のやり方です。
解き方の丸暗記にならないよう、しっかりと解法の方針・考え方を理解したうえで覚えていくことが大切になります。
前述のように本科テキストはとても良質で、基礎的な力を形成するために本当によくできている教材です。
この最高に良質な教材を最大限活用するためには、上記のサイクル構築がポイントになります。
加えて、正答率なども詳細がスマホやご家庭のPCで見ることができますから、この資料を有効に活用しましょう。
筑駒や灘・甲陽などの最難関校志望者以外は、正答率10パーセント以下の問題に時間を割く必要はありません。
①なるべく早く上位クラスに上がる
クラス替えの頻度は、地域・校舎によって違いはありますが、他の進学塾より比べて少ないために、できるだけ早いうちに上位にクラスアップすることがポイントになります。
現在上位クラスのお子さんは、育テの共通問題後半~応用問題前半あたりができているかどうかをチェックしてください。
この範囲で出題傾向が高い、グラフ・表を読み取りながら解く問題ができていない場合は、特徴①に記載した状態、つまり単純に覚えるだけの勉強になってしまっている可能性があります。
また、問題文をしっかり読まずにとにかくなるべく多くの問題を時間内に解こうとしてしまっている場合もあります。
このように、失点してしまった原因をなるべく具体的に探すことから始めるようにしてください。
「成績が上がらないから別の問題集も解かせたいと思うがどうでしょうか」という相談を受けることが多いのですが、それはおすすめしていないことがほとんどです。
多くの場合逆効果になってしまうためです。
まずは原因や理由の分析が大切です。
ミスが多い・もうちょっとが気づけない・思い出せないなど、その理由をきっちり確認し対策をする方が賢明です。
②普段の学習効率を高める
普段の学習の効率を高めることが大事です。
本科テキスト・栄冠テキストを全部解かせずに、「もう少しで解ける問題」を中心に復習するようにしてください。
他の進学塾に比べると問題の取捨選択がし易いテキストの作りになっているので、宿題をする時間と、育テの正答率表を利用したやり直しを上手に行えば、かなり効率よく学習を進めることが出来るはずです。
この点についてはお子さんの状況にもよるので、保護者が真剣に関わり判断するか、プロ講師の力を利用して判断してもらうと良いでしょう。現在の状況を一刻も早く分析的に検討することが必要です。
③灘特進コースを受講するかどうか
関西の方には、通常の本科コースとは別に「灘特進コース」という特訓コースが準備されています。
成績上位者のみが受講資格を得られるコースであるため、灘中を志望しているお子さん以外も参加を希望することが多いようです。
実質的に、本科コースの一つ上のコースという位置づけでとらえる方もいらっしゃるようです。
しかし「灘特進コース」とその名が示すように、このコースが設置された目的は、
灘中合格者を増やすということ
以外にありません。
浜学園や希学園との対抗上、灘中の算数や理科の問題に太刀打ちする力を小4、小5の時点から鍛え上げていくには、日能研の本科教室カリキュラムでは物足りないとの判断から生まれたコースです。
こうした経緯から、灘特進コースの指導方法は、基礎から始めて徐々に学力を伸ばしていくという日能研本来のスタイルとは異なるところも多々見られます。
ですから関西の方は、灘特進コースの使い方についてコースの特性も理解した上で日能研での学習を考えていく必要があります。
ここでは、日能研に通われているお子様の成績向上に役立つ情報の一部をご紹介しています。SS-1では、これまでに多くの日能研生の成績アップやクラス昇格をお手伝いし、その結果、志望校合格へと導いてまいりました。
SS-1の資料をご覧いただき、カウンセリングや体験授業を実際にご体験いただければ、その効果を実感していただけます。どちらも無料でご利用いただけますので、ぜひお気軽にお申込みください。
お子さんだけの成績の上げ方をお渡しします。
SS-1の2つの選べる無料体験を今すぐお試しください。
- お母さんだけで、相談できる学習カウンセリングは
こちらから - お子さんの今必要な課題が分かる学習カウンセリング付き
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日能研生向けお役立ち動画
- 5年生の後半から成績が下がった原因を見つける方法とは?
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5年生の後半から成績が下がってしまったいう相談をよくいただきます。
お子さんがどの科目の単元でつまずいているのかなど、成績が下がった原因を見つけ解消する方法を解説しています。
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日能研生の悩みと解決策
日能研に通いながら、SS-1を上手く使って成績を上げているお子さんがたくさんいらっしゃいます。
そんなお子さんたちをサポートするお母さん、お父さんから寄せられていたご相談を紹介します。
ぜひ参考になさってください。
【関東】
【関西】
日能研生のSS-1での実績
指導実績・合格実績
- 指導実績
- ここ5年間で700人超(日能研に通いながらSS-1を利用した生徒さんの数、2015~2019年度)
- 合格実績
- 桜蔭中学校/豊島岡女子学園中学校/東京農業大学第一高等学校中等部/神奈川大学附属中学校(2018年度)
卒業生の声
日能研生に役立つ中学受験の勉強法
- 新学年で始まる日能研の日特やサピックスの土特の授業を最大限に活かすには?
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6年生になり日能研の日特やサピックスの土特など特訓系の授業になると「アウトプット中心」の勉強になります。5年生から新学年になる1月中のうちにしておく勉強についてお伝えします。
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関西エリアの中学受験においても、5年生11月以降のテストは「新学年(6年生)のクラスを決めるテスト」です。11月の公開テストで結果を出し、新学年を少しでも良いクラスで迎えるためのポイントについてご紹介します。
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- 良い学習習慣を身に付けよう中学受験を目指す
4年生の皆さんへ - 基礎と苦手克服が成功のカギ中学受験を目指す
5年生の皆さんへ
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