塾別 成績の上げ方[日能研関東]
遊びの誘惑に負けて勉強時間の確保ができません。少しずつでも計画を立て、自主的に勉強してほしいです。
日能研の茅ヶ崎校に通う小6の女の子の母親です。
小5になって週3回の授業になってからずっと、宿題しかやる余裕がありません。
忙しくなったことに加えて、娘がTVや友達との遊びの誘惑に負けてしまうために時間の確保が難しい状況です。
志望校と娘の偏差値の差も大きく、本人も状況は「分かっている」とは言うのですが、勉強量は増えていません。
少しずつでも自分で計画を立て、自主的に取り組む姿勢を見せてほしいのですがどうすればよいでしょうか。
この度はご相談ありがとうございます。日能研にお通いなのですね。
ほとんどのお子様は、目の前のことしか見えていませんから少し大きな絵を見せてあげる事が大切です。
自分と同じ学年の人たちが日本国内に大体100万人程度いて、そのうちの50%以上が大学に進学します。
大学全入時代ではありますが、東大・京大・早慶・上智・GMARCH 等を含む上位13大学とその他大学の格差はますます大きくなっており、今後とも上位13校への入学はますますの激戦が予想されます。
いわば、目に見えぬライバル達の存在を認識させることです。
何かを得たいと思えば、何かを我慢しなければならないということを、折にふれて話してあげてください。
これらをふまえて、中学受験をすることにどんな意味があるのか、と言うことをお子様自身が感じることは非常に重要です。
生まれてからほんの12年ほどで、義務教育である中学に入るところから受験を体験するわけですからそれなりの理由もなく、周りのお子さんも受けるから何となく...というわけにはいきません。
第一に、六年一貫校からの大学進学率の高さが上げられます。
高校から勉強しても大学進学できないのか、と言うともちろんそんなことはありませんがここで言う大学進学率とは、国公立大や私大トップ校への現役合格率です。
公立高校のトップ校ももちろん高い進学率を誇りますが、難関私立高校への入学という関門が待っています。
要点としては、中学高校の六年間を大学受験に向けたカリキュラムで学習できるか、それとも中学校で高校受験のための学習を行い、高校入学から大学受験の学習を行うのかの違いです。
また、大学の付属中であれば、いわゆるエスカレーターで大学受験すらしなくて済むかもしれません。
中学受験のよし悪しという話ではなく、お子さんの人生をどの様に設計するのかという話ですね。
ここでお子さんに「どうしたい?」と聞いても明確な人生設計の出来ているお子さんはほんの一握りです。
お父さんお母さんが、「この子にはどんな人生を歩んで欲しいか?」という点でまず意思を明確にお子さんに伝えて、そこから一緒に中学受験について考えてみてください。
更には、これからの1年間は、何を優先してやっていくのかという事を、お子さんと親御さんの間で共有しておく必要があります。
その際、保護者の方の意思、意見を押し付け過ぎないで、お子様の意見も尊重しながら話し合ってください。
お互いに納得がいけば、具体的なスケジュール表を作成してみてください。
始めはまずお子さんと一緒に、これなら大丈夫だというスケジュール表を作って実践してみる事、最初のうちは2~3日毎にスケジュール通りにできたかどうか、Plan - Do - Check を行って見てください。
できたら褒めてあげ、できなかったらその理由を考えてスケジュールの修正を行ってください。
決して感情的にならずに、「最初はうまくできなくても当然」という気持ちで粘り強くお子様と向き合うことが大切です。
その上で、まずは塾での宿題を着実に上手に進めていくことが大切になってきますが、そのポイントについて述べておきます。
成績を上げる宿題のやり方
宿題については、与えられる量と質の両方をよく検討することが大切です。
まず宿題の与えられ方が、クラス帯によって分けられているのか、どのクラス帯でもほとんど変わりがないのかに注意してください。
クラス帯によって分けられている場合
その宿題はお子さんが所属しているクラス帯の中で最上位のグループがなんとかこなしていける量・質であることが多いでしょう。
お子さんの現在の位置はどのあたりでしょうか?
もしクラス帯の下位に属しているのであれば、与えられた宿題を全てこなそうとするのは避けた方が良いと考えられます。
それよりも、毎週の単元の中で取り組む問題をしぼって、例えば授業で取り扱われた問題を中心にして宿題をし、テストで確実に得点できる問題をひとつずつ増やしていく方が効果的です。
また、お子さんが今のクラス帯の中では上位に位置していて上のクラス帯に入っていくことを目指しているのであれば、上がった後に困らないよう、上のクラス帯の課題量に合わせて学習していくことが望ましいですね。
クラス帯によって課題が分けられていない場合
授業担当の講師から情報をしっかりと得ることが必要になってきます。
といいますのは、クラス帯で課題を分けていない塾では、最上位のお子さんに合わせて課題を設定しているのか、中間層に合わせているのかが判断しにくいことが多いからです。
さらに、そういう塾ではたいてい宿題指示が授業内に口頭で行われます。
カリキュラム表に印刷されていないため、お子さんが聞き洩らすとその週の宿題をどう行えば良いのかよく分からないということが起きてしまいます。
こういうスタイルはどちらかといえばベテランの講師が好むもので、クラス内の子供たちの理解度に応じて柔軟に宿題を調整してもらえるメリットもあります。
その良さを引き出すためにもお子さん任せにせず、不明な点があれば保護者の皆さんから塾の講師に質問していくようにしましょう。
この相談に答えた講師
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