日能研5年生で宿題が終わらない原因を、授業理解・教材の優先順位・テスト直し・時間の使い方から整理。栄冠への道を回す週間スケジュール例と、親が確認すべきポイントを解説します。

日能研の横浜校に通う6年生女の子の母親です。
4年生から日能研に通っていますが、なかなか成績が上がってきません。
最近は個別指導にも通い始めましたが、そちらの方が分りやすいと子どもが言います。
受験まで時間がない中で、このまま日能研に行かせ続けるか、個別指導だけに完全に切り替えるか、悩んでいます。

この度はご相談ありがとうございます。
日能研に通わせ続けるかどうかのお悩みですね。
毎年同様のご相談をいただくことがありますが、個別に完全に切り替えるかどうかですがかなり大きな判断ですね。
まずは、日能研をはじめとする大手塾に通うメリットを考えてみましょう。
そのメリットが十分に他で補えるのであれば、個別指導に切り替えてしまっても大丈夫ということになるでしょう。
(1)受験までのカリキュラムが整っている
(2)各種テストがあって、現在の状況を客観的に把握できる
(3)先生、友達がいて、切磋琢磨したり刺激しあう環境がある
(4)力のある講師がいて、志望校対策講座、過去問フォローなどの志望校に向けた対策が行われる
などが大手塾のメリットです。
(1)受験までのカリキュラムについて
仮に日能研を辞めたとして、その後どのように家庭学習を進めていけば良いのかということが最大の不安事項かと思います。
7月まで日能研に通えば、受験に必要なカリキュラムは一通り終わっています。
そこからは独自のカリキュラムを組んでも良いかと思いますが、問題はそれを誰が考えるかということです。
夏以降の学習は如何に志望校に合わせた学習をするかということになります。
志望校に向けて何を強化するか、どこを補強するか、それを具体的にどの教材を使ってどのようにすすめていくのか、納得できる明確な指針がないと家庭学習で困ってしまいます。
お通いの個別指導の先生に具体的なプランを作成してもらって、それが親子ともに納得できるものかどうか確認してください。
ポイントは「これで大丈夫」という納得できるものかどうかです。
(2)各種テストについて
これについては、9月以降日能研だけではなくサピックスや四谷大塚、首都圏模試など外部の模試がいくらでもありますから、適切なテストを選んでいければ問題はありません。
ただ他塾の模試の場合はこれまでの日能研の模試とは形式や出題傾向が違いますから、事前に情報を仕入れておかないと、テスト本番で力が出せない可能性があります。
(3)刺激し合う、切磋琢磨する環境について
ここはお子様の個性を親の目からご判断ください。プレッシャーから解放されることで逆にのびのびと勉強できて成績がアップする子もいます。
また、周囲の目や教室といった環境がないと、色んな事情でご家庭では勉強できないというお子様もいます。
ご家庭では勉強できない場合は、他で勉強する環境を準備出来なければ塾を辞めても成績が上がるとは限りません。
(4)志望校対策について
こちらも9月以降は過去問中心にすすめていくことになります。
9月以降に過去問をどのようにすすめていくのか、またどのようなフォローが可能なのかお通いの個別指導にご確認ください。
SS-1でも毎年、個別指導のみで受験なさる方がいらっしゃいます。 大手塾を辞めて個別指導に切り替えるのは、親子ともに大きな決断であるのは承知しています。
その大きな決断を後押しするのは、「これなら大丈夫」という安心感です。
お通いの個別指導が納得できる今後の方針を出してくれるのかどうか、確認してからご判断ください。

この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1 編集部
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭から実際にご相談いただいた内容をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信しています。
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