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【動画】個別指導・いい先生って、どんな先生?1
前回の動画で「中学受験のトータルサポートを行う個別指導塾」について少しお話ししましたが、そういった塾で「いい先生」「力のある先生」とは果たしてどういった先生なのでしょうか?
本動画では、個別指導のいい先生とは?といった観点で馬屋原がお話ししています。2回に分けてお送りする今回は1回目です。
#3 個別指導・いい先生って、どんな先生?①
※文章化にあたり、一部文言を修正しています。
こんにちは、SS-1副代表の馬屋原です。
前回は、「個別指導の種類」ですね、個別指導は何種類かあるよというお話しをしました。
その中で、今回は、SS-1の様な「1対1」で かつ質問に答えるだけではないトータルでのサポートを頑張ろうと心がけている教室において、「いい先生」「力のある先生」ってどんな先生だろう?その考え方について、今回と次回でお話ししようと思います。
「いい講師とは?」の定義なんて、この業界でプロとしてやっている人間は千差万別です。
なので、何かを押し付けようというつもりはなくて、単に、こういう物の見方があるという紹介に過ぎないので、気楽に見てもらえたらと思います。
私たちの教室では、講師の力は3つのポイント、三角形でよく表しますが、3つの要素+真ん中にある大切な物というイメージで整理しています。
今回は真ん中の大切なものについてお話しします。
一言で言ってしまえば「情熱」や「ハート」の部分です。
生徒や保護者の為に一生懸命になるその姿勢、情熱。これは一番大事なんですけれど、同時に、"あって当たり前"なのでSS-1の講師募集で、面接をした時に、滅多にないですけれど、ハートだけ「僕は一生懸命なんです、頑張ります」とアピールされてもそれだけで判断はできません。
そんなのは当たり前なんです。
当たり前なんですけれど、同時にこの話には裏があって、この情熱がSS-1としてはあまり良くない方向にいくケースがある。
それは何かと言うと「"私が"この子の為に頑張ります」、「"私だけで"頑張ります」というパターンです。
これは同じようなセリフを言う方を否定するつもりは全くないけれど、「私がこの子に教えますから、お父さんお母さんは一切 口や手を出さないでください」、「私にお任せください」。
このフレーズはかなりの数のお父さんお母さんのハートに刺さります。
そっちの方が、言ってはいけないけれど楽なので。ただ、勿論そうした方が良い場合もあるんです。
周りの大人の教え方が明らかに目標に到達することを考えると最短コースではないケースがあるので、だいぶ言葉を選んで話してますけれど「一旦ここはこういう関わり方はしないでいただいていいですか?」と面談などでお願いすることもあるかもしれないけれど。
現実、私たちが1対1で生徒さんと向き合っているとしても、例えば一週間に1回だったら我々の時間割は大体80分で進みますが、一週間に80分って本当に短いです。
その時間だけで成績上げるのはきついよね、と考える方が自然なので、お父さんお母さんにとっては負担かもしれないので、当然可能な範囲ですり合わせていく訳ですが「授業ではこういう事をします」、「この子にいま授業ではこういう事をさせてあげた方がいいと思うので」、「こういう事をしますので」、「もしよろしければお家ではこういう事をしてもらえませんか?」とか「こういう事を心掛けてもらえませんか?」、「会話の中でこういう要素を織り交ぜてもらえませんか?」という、なんとか、お家のお父さんお母さんか昔教えたお兄ちゃんお姉ちゃんか、あるいは、おじいちゃんおばあちゃんかもしれませんけれど、そういった方々も含めて皆でなんとか力を借りつつ、成績を上げていきたい、第一志望に合格してほしい、そんな考え方ですね。
そんな考え方が出来る方だとSS-1でやっていきやすいかと。
これは科目間でもそうです。
私は、国語や社会などの文系科目を主に担当しているので、どちらかと言えば、「国語は苦手です」という方が目の前にいる可能性が高い。
「相対的に算数はできます」、「わかりました、では私は国語だけ集中していきましょう」とやっていくと、最後の最後で得意だったはずの算数が引っかかって結果が出ないケースがそれなりにある。
専門外の科目に口を出すのはプロとしてあるまじき行為なので、中途半端にアドバイスはしない訳ですが、常に算数や理科など担当外科目の成績状況や答案の様子はチラッとアンテナを立てておいて何かしらちょっと危ない気がしたら、まずはお家の方に直接お話しして「ちょっと失礼に聞こえたら申し訳ないですがこの科目は...」という相談をしていく。
もしお力になれるのであれば「信頼できる講師がいるので一度様子を見せてもらえませんか」とお話しをすることはあります。それを良しとしています、むしろそうして欲しいと。
チームで出来るだけ戦う意識ですね。自分に閉じこもらない、まずはそんなあり方ですね。
内部では役割分担や総力戦というフレーズで説明する要素なのですが、心のあり方としてはSS-1の講師たちは、そういったことを大切にして今日まで授業をしています。
今回はここまでとしまして、来週はハートを中心とした講師の力を測る3つの要素、この3つの要素について続きをお話しします。
来週もよろしくお願いします。
動画「個別指導・いい先生って、どんな先生?①」まとめ
- 講師が生徒や保護者の方に対して一生懸命になるのは「当たり前」
- お子さんの入試サポートは総力戦で
来週も引き続き、個別指導でいい先生、いい講師とはどういう講師なのかについてお話をする予定です。ぜひお楽しみに!
同シリーズを順次公開しています。以下ラインナップより、ご覧ください!
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