【動画】結果を出す子の保護者の共通点
受験サポーターとして保護者の方とお話しさせていただく機会が多い私たちですが、その中で、この方は本当にすごい方だなと、尊敬の念にかられる瞬間も少なくありません。
今回はそんな瞬間について、自由が丘教室長の中島と話してきました。
タイトルは少しいかつい?感じになっていますが、「こんな本を読んでいる!」とか「こんな習い事をさせている!」といったことではなく、終始、お子さんとの距離感や向き合い方に関してお話ししています。
お手すきのときにご覧いただけますとうれしく思います。
#2 結果を出す子の保護者の共通点
馬屋原:こんにちは、SS-1副代表の馬屋原です。
前回に引き続き、SS-1自由が丘教室で、教室長の中島と中学受験についてお話していきたいと思います。
本日は一区切りの回ということで、中島室長から中学受験生のお子さんをサポートする保護者の方へ、メッセージがあれば是非お伝えください。
中島:受験に向かわれるお父さんお母さんは、色々な雑誌であったり書籍、ネットなどから情報を本当に広く集めていらっしゃるな、とお話を通じて感じることが多いのですけれども、やはり情報が増えてくるにしたがって、その情報に振り回されず、それ以上活かせるようにするために、我が子にとって、この情報は役に立つものなのかどうかを外さずに見ていただけたらなと思います。
馬屋原:色々な情報がSNSなどを通して手に入りやすくなったのは確かですし、先輩パパ達の体験ていうものも、より身近なものになったことは確かなのですけれども、結局、お子さんの背景や性格などの様々な情報が軸になって初めて他の情報が役に立つものになるというイメージですよね?
色々な保護者の方と向き合ってお話しする中で、このお母さんお父さんは本当にお子さんの事を見てらっしゃるなと感じる瞬間が我々はあると思うのですが、中島室長はどういう時に実感しますか?
中島:お話をしていてこのお母さんお父さんすごいな、と思う時は、1日であったり、ある期間であったり、どういうタイミングで子供の調子が良くなるか、悪くなるかをちゃんと把握してらっしゃる。
そして、体調の変化や行動、表情などをさり気なくきちんと見ている。そのようなお母さんお父さんはすごいと思いますね。
我が子の良い所をちゃんと見つけて、それを私達とお話をする中で「この子はこういう所が良い所だ」と嫌味なく自然に言えるのはすごいなと率直に感じます。
馬屋原:"自慢"とも少し違いますよね。
受験勉強を始めるとどうしても"数字"が付いて回るので、出来ないところのほうがより目に入りやすいのは確かですし、褒めるにしても数字ですよね、成績が上がった時だけ褒めることは割と容易なんですけれども、そういったスタイルの褒め言葉は子供が前に進むことを考えるとそれほど大きな意味もなく。
やはり日頃の観察ですよね。前回、変化という話もありましたが「ちょっと前までこうだったのが今こうなってるね」という変化に気付いて、ちゃんと言葉にしてあげるとか。
日頃見ていて気付く良い所、ちゃんと根拠のある褒め言葉を常に言葉にして持っておくと受験最後に物を言いますよね。
やっぱり子供に「最後の最後は自信持って行ってきなさい」としか言いようがないのですけど、それまでに掛けてきた言葉の積み重ねの先にしかないので、いきなり「自信持て」と言われて自信を持てる受験生はいないですからね。
その「自信を持っていいんだよ」という根拠となる言葉を日頃から渡し続けてあげると、最後には勉強ができるだけではない、強い受験生になっていく。それがサポートになるポイントかな?という気は、私も色々喋ってしまいましたけれど......でも最近そういうことを大切にされる保護者の方も増えましたよね?
中島:そうですね。実際にお子さんのことをよく見られいて良い所をちゃんと見ている方は増えましたね。
馬屋原:それが学校選びにも出てますよね。
中島:そうですね。
自由が丘教室に来て10年、色々なお父さんお母さんとお話をさせていただいている中で、少し前まではブランド力のある学校を目指していく方が多かったのですけれど、ここ最近は我が子が行って一番成長できる、充実した学生生活を送れる学校を選んであげたいという方が増えた気がします。
馬屋原:中学受験を始めるにあたって初期の頃から学校選びの軸をお子さんにおかれて、「この子に合う学校ってどこだろう」という視点に立って、アドバイスと言う程のものではないかもしれませんが申し上げると、より広く色々な学校の情報を集めた上で最後決められる方がたしかに以前に比べると少し増えた印象がありますね。
今年は新型コロナがあったので、学校選び・学校情報の収集には、特に6年生の保護者の方は苦労されましたよね。
いま3年生や4年生のお子さんをお持ちの保護者の方が、もし見てくださっていたら、来年どうなるかすら分からないので、例え物理的な説明会がなくても学校にちょっと足を運んで行き帰りの生徒たちの会話の様子や、先生たちとの校門でのやりとりなどを見て、空気感を肌で感じることも大きな意味があると思いますし、WEBの説明会も学校の先生方が色々工夫されているので、もちろん良い所を見せるというバイアスはかかるかもしれないですけれど、早いうちから学校情報を集めることに損はないと思うので、足を使うことを今まで以上にお勧めしていきたいタイミングですね。
中島:そうですね。
馬屋原:本日はSS-1自由が丘教室から、中島と一緒にお届けしました。
またよろしければ「SS-1 チャンネル」をご覧いただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
動画「結果を出す子の保護者の共通点」まとめ
- お子さんを軸として情報の取捨選択をする
- 日頃のお子さんへの根拠ある声掛けが受験最後に大きな力になる
次回も引き続き自由が丘教室より、お届けします。
授業で理科を教えている中島室長に「2021年度入試の理科の時事問題」について聞いてみました。ぜひお楽しみに!
同シリーズを順次公開しています。以下ラインナップより、ご覧ください!
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