サピックス6年の3月復習テストが近づいてきています。算数の勉強を進めるうえで意識しておいた方が良いことはありますか?...
塾別 成績の上げ方[サピックス]
サピックスの合格の決め方冊子を手に入れる

サピックスに通って宿題もこなしているのに、偏差値が上がらないのはなぜですか?家庭では何を見直せばよいでしょうか。

こんにちは。中学受験 個別指導のSS-1です。
サピックスで偏差値が上がらないときは、勉強量が足りないと決めつける前に、「宿題をこなす学習」から「点数に変わる学習」になっているかを確認することが大切です。
サピックスは授業の進度が速く、教材量も多いため、まじめに取り組んでいるお子さんほど「全部を終わらせること」が目標になりやすい塾です。しかし、偏差値を上げるには、授業で扱った内容を自力で再現できるところまで戻し、テストで失点した原因を次の学習に反映させる必要があります。
サピックスの偏差値が上がらないとき、まず確認したいのは「何時間勉強したか」ではなく、授業内容を翌日以降に自力で解き直せているかです。
授業直後は、先生の説明や板書の流れが記憶に残っているため、何となく分かったように感じます。ところが、数日後に同じ問題を白紙から解こうとすると、式の立て方が出てこない、条件整理ができない、解説を見ないと手が動かないということがあります。
この状態で宿題を進めても、時間はかかるのに得点にはつながりにくくなります。サピックスで偏差値を上げるには、まず「分かったつもり」と「自力で再現できる」の差を埋める必要があります。
確認の目安は、「授業で扱った問題を、解説を閉じてもう一度説明できるか」です。答えが合っているかだけでなく、なぜその解き方になるのかを言葉で説明できるかを見てください。
サピックスで成績が上がらない原因は、一人ひとり異なります。ただし、学習相談の場でよく見られるのは、宿題量・復習の質・テスト直し・取捨選択のどこかにズレがあるケースです。
サピックスの教材は量が多く、すべてを同じ重さで進めようとすると、理解が浅いまま次の単元へ進みやすくなります。特に、サピックスの宿題が終わらない、夜遅くまでかかる、丸つけが翌日以降になるという場合は注意が必要です。
宿題を終えたかではなく、テストで取るべき問題が取れる状態になったかを基準にしてください。算数であれば、デイリーサポートのすべてに手を広げるより、今のクラスで確実に取るべき問題を反復した方がよい時期もあります。
間違えた問題の解説を読み、赤で直して終わっている場合、次のテストで似た問題を落とすことがあります。解き直しは、正しい答えを書くことではなく、間違えた原因を取り除くための時間です。
たとえば、算数であれば「条件を読み落とした」「比の関係を図にできなかった」「式の意味を説明できなかった」など、原因は分かれます。同じ不正解でも、理解不足・処理速度・設問把握・計算ミスでは対策が変わります。
マンスリーテストは、直近の授業内容の定着度が結果に出やすいテストです。一方、組分けテストは既習範囲を広く問われるため、短期記憶だけでは点数が安定しません。
マンスリーは取れるのに組分けで下がる場合は、単元の理解が一時的な暗記に寄っている可能性があります。反対に、組分けでは大きく崩れないのにマンスリーで取れない場合は、その月の授業内容の復習が追いついていない可能性があります。
サピックスの教材はよく作られていますが、すべての問題が、今のお子さんに同じ優先度で必要とは限りません。現在のクラス、志望校、苦手単元、テストまでの日数によって、取り組む順番は変わります。
優先順位がないまま全部を進めると、取れる問題の精度まで下がることがあります。まずは「今週必ず仕上げる問題」「余力があれば扱う問題」「今回は追わない問題」に分けることが大切です。
サピックスで偏差値が上がらないと感じたときは、テストの種類ごとに原因を分けて見てください。同じ偏差値の伸び悩みでも、マンスリーと組分けでは見直すべき学習が異なります。
| テスト | 結果に出やすい力 | 伸び悩むときに見直すこと |
|---|---|---|
| マンスリーテスト | 直近単元の理解・復習の精度 | 授業翌日の解き直し、基礎トレ、デイリーチェック、今月の苦手単元 |
| 組分けテスト | 既習範囲の定着・初見対応力 | 数週間後も解けるか、単元横断の復習、解法暗記に偏っていないか |
| 復習テスト・確認テスト | 授業内容をその週に戻せているか | 丸つけのタイミング、間違い直し、授業ノートの使い方 |
| サピックスオープン・志望校判定系 | 総合力・時間配分・問題選択 | 取るべき問題の見極め、志望校との相性、科目間の得点バランス |
特に注意したいのは、マンスリー直前だけ詰め込んで点を取る学習です。短期的には点数が出ても、組分けテストや志望校判定系のテストで下がる場合、理解の土台が残っていない可能性があります。
テスト結果を見るときは、偏差値だけでなく「どの大問で落としたか」「正答率が高い問題を落としていないか」「前回と同じ種類のミスが出ていないか」を確認しましょう。
サピックスで偏差値が上がらない原因は、科目ごとにも違います。ここでは、家庭で見つけやすいサインを整理します。科目別に原因を分けると、必要な対策が絞りやすくなります。
算数で多いのは、授業で扱った問題は解けるのに、少し形が変わると手が止まるケースです。この場合、解法を覚えることに寄りすぎていて、なぜその式になるのか、どの条件を使うのかが整理できていない可能性があります。
算数は「答えが合ったか」より「図・表・式の意味を説明できるか」を見てください。解き直しでは、数字を変えてもう一度解く、途中式を隠して説明する、条件を線で結ぶなどの確認が有効です。
国語で偏差値が上がらない場合、読解量だけで解決しようとするご家庭があります。しかし、サピックスの国語では、本文中の根拠、設問条件、選択肢の違いを丁寧に扱う必要があります。
記述で空欄が多い、選択肢を感覚で選ぶ、説明文で筆者の主張をつかめない場合は、本文の読み方だけでなく、設問への答え方を見直しましょう。
理科・社会は、覚える量が多くなるほど、用語の暗記だけでは点数が安定しにくくなります。特に理科の計算単元、社会の地理・歴史のつながりは、知識同士を結びつけて理解できているかが重要です。
一問一答で答えられるのにテストで失点する場合は、知識の出し方を練習する必要があります。グラフ、表、資料、会話文のどこを見て判断するのかまで確認してください。
偏差値が上がらないときほど、新しい教材を増やす前に、今使っているサピックス教材の使い方を見直しましょう。家庭で見るべきなのは、量を増やすことではなく、得点につながる復習の形に変えることです。
まず、今週の宿題をすべて同じ重さで扱わないことが大切です。お子さんの現状に合わせて、次のように分けてください。
この仕分けは、決して「難しい問題を捨てる」という意味ではありません。まず取るべき問題を安定させ、そのうえで応用に進む順番を作るための整理です。
授業当日の復習だけでは、理解が定着したかどうかは分かりません。翌日にもう一度解き、週末に白紙から解けるかを確認すると、短期記憶で解けているのか、本当に身についているのかが見えます。
解き直しの日付と所要時間を残しておくと、次に同じ単元を復習するときの判断材料になります。時間がかかりすぎる問題は、理解不足なのか処理速度なのかを分けて見ましょう。
テストが返ってきたら、すぐにすべて解き直す前に、失点を分類してください。正答率が高い問題を落としているのか、応用問題で差がついているのかによって、次にやるべきことは変わります。
失点分類をすると、家庭で叱るべき場面ではなく、学習の手順を直すべき場面が見えてきます。偏差値が上がらない原因を、お子さんの努力不足だけにしないことが大切です。
サピックスで偏差値が上がらない状態が続くと、「このまま通い続けてよいのか」「転塾した方がよいのか」「個別指導を併用すべきか」と迷うことがあります。判断の前に、原因が塾のペースにあるのか、家庭学習の回し方にあるのかを分けて考えましょう。
サピックスの授業そのものが合っていない場合もありますが、実際には、教材を消化する優先順位、復習のタイミング、テスト直しの方法が整っていないために、力が点数に変わっていないケースもあります。この場合、塾を変えても同じ課題が残ることがあります。
一方で、睡眠時間を大きく削っている、親子の会話がテスト結果中心になっている、宿題を終わらせるだけで精一杯になっている場合は、早めに学習量と優先順位を見直す必要があります。
| 状況 | まず確認したいこと | 次の対応 |
|---|---|---|
| 宿題が終わらない | 全部を同じ優先度で進めていないか | 教材の取捨選択と復習時間の確保 |
| マンスリーで取れない | 直近単元の復習が翌日までにできているか | 授業後48時間以内の解き直しを固定 |
| 組分けで下がる | 解法暗記で終わっていないか | 既習単元を週末に戻す仕組みを作る |
| 親が教えると衝突する | 保護者が内容指導まで抱えていないか | 親は管理と確認に絞り、必要に応じて外部の目を入れる |
転塾か併用かを決める前に、答案・ノート・宿題の進め方を見れば、改善すべき場所がかなり見えてきます。判断に迷う場合は、感覚ではなく、実際の学習物をもとに整理することをおすすめします。
サピックスで偏差値が上がらないときは、努力が足りないのではなく、努力の向け方が合っていないだけかもしれません。大切なのは、お子さんの答案や宿題の様子から、今いちばん直すべき学習のズレを見つけることです。
SS-1では、サピックスにお通いのご家庭から、宿題が終わらない、マンスリーテストで点が取れない、組分けテストになると下がる、偏差値40台・50以下から抜け出せないといったご相談を多くいただきます。
まずは、サピックスの教材をどう使えばよいか、家庭学習をどう回せばよいかを知りたい方は、失敗しない塾の使い方がわかるデジタルパンフレットをご覧ください。塾の宿題や復習をどのように整理するかを考える入り口としてご活用いただけます。
そのうえで、答案やノートをもとに具体的に見てほしい、今の偏差値からどの単元を優先すべきか判断したい、サピックスの宿題をどこまでやるべきか整理したい場合は、無料学習カウンセリングでもご相談いただけます。
サピックスの偏差値が上がらない原因を一度整理し、お子さんに合った学習の進め方を見つけたい方は、お早めにSS-1にご相談ください。

この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭のお母さん、お父さんから実際に成績や学習に関するお悩みについてご相談いただいた経験をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信している中学受験ブログです。お子さまの努力とご家庭のサポートが実を結ぶよう、SS-1がその一歩を支えられましたら嬉しく思います。
サピックス6年の3月復習テストが近づいてきています。算数の勉強を進めるうえで意識しておいた方が良いことはありますか?...
サピックス下位クラス・Aクラスから抜け出すには、宿題量を増やすより、基礎の穴・復習の質・テストの失点原因を整理することが大切です。マンスリー・組分けテストで伸び悩む原因と、家庭で見直すべき学習の優先順位を解説します。
サピックス6年の5月マンスリーテストが近づいてきています。算数の勉強を進めるうえで意識しておいた方が良いことはありますか?...
3月の組分けテストが近づいてきています。算数の勉強を進めるうえで意識しておいた方が良いことはありますか?...
サピックス偏差値60以上から御三家・最難関校を目指す家庭へ。成績維持、科目別の弱点、併願校、家庭学習の見直し方を解説します。
サピックスにお通いで、もし成績がなかなか上がらないとお悩みであれば、今すぐに成績が上がる学習に切り替える必要があります。SS-1では、初回の体験授業で「お子さんが成績を上げるための学習方法」をご提示できます。お子さんの成績でお悩みの方は、まずはSS-1の授業をご体験ください。SS-1の無料学習カウンセリングはこちら
お子さんだけの成績の上げ方をお渡しします。
SS-1の無料体験を今すぐお試しください。

SS-1の無料メルマガ『Challenge Eyes』では、中学受験専門の個別指導ノウハウが詰まった塾の成績アップ情報をお届けしています。