プリバートと個別指導の違いを、SAPIX教材への対応、1対1・1対2、家庭学習設計、テスト・過去問対策で比較。サピックス生が目的別に併用先を選ぶ判断基準を解説します。

サピックス6年の夏期講習マンスリーが近づいてきています。算数の勉強を進めるうえで意識しておいた方が良いことはありますか?

こんにちは。
SS-1算数講師の草野です。
まさに「受験の天王山」となる夏期講習。
お子さんにとっては復習と演習を回しきること、保護者様にとっては学習面の他、体力面(体調面)のサポートをすることが大変な期間になります。
夏期講習終わりの実力テストは、範囲がない試験になりますので、
今回は「テスト特化記事」ではなく、夏期講習の取り組み方に関する記事をお届けいたします。
夏期講習の算数の立ち位置は、これまで2周(5年生終わりまでと6年生前半)してきた内容の総復習に加え、夏休みに中学受験で出題される解法知識のうちまだ学習していないものを一気に扱うものになります。
夏期講習期間は、デイリーチェックの成績によりクラスが日々変動するので、テキストの復習が最優先です。
基本的には指示された宿題を進めていくことがベストではありますが、テキスト確認編の目安となるレベル帯は以下の通りです。
・C問題:偏差値50レベル
・D問題は女子最難関レベル(桜蔭)
・E問題は男子最難関レベル(御三家、早慶)
すべてを取り組もうとして睡眠不足になるのがもっとも避けたいことになるので、宿題以外のプラスαで取り組みたい、または宿題も回しきれないという場合は、
こちらのレベルをもとに取捨選択をすることをオススメします。
また夏期講習期間は、目の前のテキストの問題をこなすだけで精一杯になるため、問題の丸暗記になりやすいです。
夏期講習が終わって過去問をやり始める時期になって丸暗記癖が抜けず苦労することもよくあります。
過去問はSAPIXの問題形式を違う問題で、かつ初めて見る問題に対して今まで自分が学習してきた
どの解法を用いるのかをしっかり見抜く必要があるので「なぜその解法を用いるのか」「そもそもどう思いつけばよいのか」を、保護者様と振り返りをされる場合は問いかけていただけると学習を進めやすくなります。
夏期錬成特訓はGS特訓のように、問題演習がメインになります。
一方難易度や時間制限がよりタイトになるため、GS特訓以上に「雑に解く」「時間に追われる」感覚になりがちです。
最大のポイントは「問題の取捨選択」です。
「解説を聞いて分かった問題」「あと少しで解けそうだった問題」を優先的に復習し、難しくてよく分からない問題は一旦捨てる勇気が必要です。
各単元には、たとえば「整数問題での素因数分解で糸口を探る」といった、最速で解くためのポイントがあります 。自分が使いこなせていない解法が授業で出てきた場合、記録しておく習慣を付けましょう。
夏期講習マンスリーは(筆者の主観も入りますが)「SAPIXの全員が受けるテストの中で最も難しい」といってもよいかと思います。
例年平均点が低いことも多いですし、講師目線でも内容が難しいと感じることもあります。
またそのような難しいテストであり、かつ夏休み期間はみなさん必死にカリキュラムについていこうと努力されるので、「偏差値が上がりにくい」(むしろ現状維持できればかなり頑張っている)と考えたうえで受験をされることを毎年お伝えしています。
もちろんテストに向けて頑張らなくてもよいということではなく、
・頑張ったうえでの実力テスト
・一方偏差値等の結果には表れにくいので、「今解くべき問題をしっかり解ききれたか」の定性面で振り返りを行う
ことが重要となります。
その認識を、親子間ですり合わせておくと、テストに一喜一憂されず学習を進めることができます。
*****
以上が質問へのご回答となります。
範囲が広い対策を行うためには、プロの目から見て「どこがボトルネックになっているのか」「何が今お子さんにとって必要なのか(優先すべきポイントなのか)」を判断するのが効率的です。
SS-1ではプロ講師による学習カウンセリング(無料)を受け付けておりますので、お困りの場合はぜひ一度ご相談ください。
※例年6年生の受付が、各教室まもなく満席となります。カウンセリングも満席になり次第締め切る場合がございますので、ご興味がございましたら、お早めにお問い合わせくださいませ。
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この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1 編集部
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