サピックスのクラス分けの仕組み、コース昇降に関わるテスト、クラスアップのために家庭で見るべき復習・答案・宿題のポイントを解説します。
塾別 成績の上げ方[サピックス]
サピックスの合格の決め方冊子を手に入れる

サピックスで下位クラス・Aクラスが続いています。中学受験を続けるなら、どうすれば抜け出せますか?

こんにちは。中学受験 個別指導のSS-1です。
サピックスの下位クラス・Aクラスから抜け出すために、最初に見直したいのは「勉強量」ではなく、「何を解けるようにするか」の優先順位です。全部の宿題を終わらせようとしているのに成績が上がらない場合、努力が足りないのではなく、今のお子さんに合わない問題まで抱え込み、理解・解き直し・定着の時間が不足している可能性があります。
特にサピックスは、学力別のコース編成があり、マンスリーテストや組分けテストなどの結果がクラス昇降に関わります。下位クラスやAクラスが続くと、保護者の方は「サピックスに通う意味がないのでは」「転塾したほうがよいのでは」「このまま中学受験を続けられるのか」と不安になりやすいでしょう。
ただ、Aクラスにいること自体が問題なのではありません。問題は、毎週の授業内容が理解できないまま進み、宿題をこなすだけで終わり、テスト直しでも同じ間違いが残っている状態です。
サピックスの下位クラスやAクラスが続くご家庭からは、次のような相談がよくあります。
このような状態で「もっと頑張らせよう」とすると、家庭学習の時間は増えても、点数につながらないことがあります。理由は、下位クラスから抜け出すために必要なのは、難問まで広く触れることではなく、まずテストで得点源にすべき問題を確実に取れるようにすることだからです。
下位クラス・Aクラスが続く原因は、「本人のやる気がない」だけでは説明できません。授業理解、教材の取捨選択、復習のやり方、テスト直しの精度、家庭での声かけがかみ合っていないと、努力していても成績が上がらない状態になります。
Aクラスから抜け出すためには、今の学習がどこで止まっているかを確認することが大切です。特に見たいのは、次の3つです。
下位クラスの立て直しで大切なのは、解説を見ながら解けた問題ではなく、何も見ずにもう一度解ける問題を増やすことです。ノートに赤で答えを書き込んで終わっている場合、本人は「直した」と思っていても、テストでは再現できません。
サピックスで成績が上がらないとき、保護者の方は「宿題が終わらないこと」を一番の問題と考えがちです。しかし、本当に見るべきなのは、宿題を終えたあとに何が残っているかです。
具体的には、授業で扱った問題のうち、先生が重要と言った問題、本人が授業中に分からなかった問題を優先します。次に、基礎トレや確認問題のように、毎回のテストで得点源にしやすい問題を固めます。そのうえで、時間があれば標準問題に進みます。応用問題や発展問題は、本人が基本問題を自力で解けるようになってからで構いません。
宿題の量を減らすことが目的ではありません。目的は、限られた家庭学習時間を、テストで再現できる形に変えることです。「解いた問題数」より、「翌日に自力で解ける問題数」を増やす意識が大切です。
算数は、最も早く手を入れるべき科目です。まず「計算」「一行問題」「授業で扱った標準問題」の順に見ます。計算で毎回失点している場合、難しい単元に進む前に、途中式の書き方、約分、単位、条件の読み落としを整える必要があります。
国語は、点数だけを見ると原因を見誤りやすい科目です。選択肢で点が取れないのか、記述が書けないのか、語彙が不足しているのか、読むスピードが遅いのかで対策が変わります。
理科は、暗記不足と理解不足を分けることが大切です。社会は、細かい知識を広げすぎると時間が足りなくなります。用語を覚えるだけでなく、図・表・理由と結びつけて説明できるかを確認しましょう。
マンスリーテストは、直近の授業内容の定着を確認する意味合いが強いため、範囲内の基本・標準問題をどれだけ落とさないかが重要です。テスト前日に新しい問題へ手を広げるより、すでに間違えた問題を白紙から解けるか確認するほうが効果的です。
組分けテストは、範囲が広くなりやすく、丸暗記では対応しにくいテストです。マンスリーでは点が取れるのに組分けで下がる場合、短期記憶で乗り切っている可能性があります。
この4つに分けると、次のテストまでの行動が具体的になります。
Aクラスが続くと、「サピックスにいても意味ないのでは」と感じることがあります。ただし、続けるか転塾するかは、クラス名だけで決めないほうがよいです。
サピックスを続けながら立て直せる可能性が高いのは、授業内容の一部は理解できている、本人が通塾を嫌がっていない、家庭で復習時間を確保できる、テスト直しをすれば基本問題の取りこぼしが見える、という場合です。
「サピックスを続けるか、やめるか」より先に、「今の学習で何が身についていて、何が身についていないか」を確認しましょう。判断材料がないまま環境だけを変えると、次の塾でも同じつまずきが起きることがあります。
サピックスの下位クラス・Aクラスから抜け出したいとき、保護者の方だけで判断しようとすると、どうしても「もっとやらせるべきか」「転塾すべきか」「個別をつけるべきか」という大きな選択に意識が向きがちです。
SS-1では、サピックスにお通いのお子さんの答案、宿題、ノート、テスト結果をもとに、今の学習でどこが詰まっているのか、どの教材・単元・復習を優先すべきかを一緒に整理しています。
まずは資料請求で、SS-1の授業の仕組みやサポート内容、中学受験で親がついやってしまうことを解説した動画、苦手単元の重要ポイント、失敗しない塾の使い方がわかるデジタルパンフレットをご確認ください。
そのうえで、「答案を見て具体的に判断してほしい」「サピックスの宿題が回らず家庭だけでは整理しきれない」と感じる場合は、無料学習カウンセリングで現在の学習状況を確認することもできます。
サピックスの下位クラス・Aクラスは、すぐに中学受験をあきらめるサインではありません。ただし、同じやり方を続けていても、自然に抜け出せるとは限りません。授業内容が理解できているか、家庭学習で問題を絞れているか、解き直しがテストで再現できる形になっているかを確認することが、Aクラスから抜け出す第一歩になります。お悩みの方は、お早めにご相談ください。

この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭から実際にご相談いただいた内容をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信しています。
サピックスのクラス分けの仕組み、コース昇降に関わるテスト、クラスアップのために家庭で見るべき復習・答案・宿題のポイントを解説します。
サピックス5年生の家庭学習は、量をこなすより優先順位が重要です。週間サイクル、教材の取捨選択、科目別の勉強法を具体的に解説します。
サピックス下位クラス・Aクラスから抜け出すには、宿題量を増やすより、基礎の穴・復習の質・テストの失点原因を整理することが大切です。マンスリー・組分けテストで伸び悩む原因と、家庭で見直すべき学習の優先順位を解説します。
サピックスαクラスに上がるには、宿題量よりも得点に直結する復習設計が重要です。家庭学習の優先順位、科目別対策、維持の判断軸を解説します。
サピックスにお通いで、もし成績がなかなか上がらないとお悩みであれば、今すぐに成績が上がる学習に切り替える必要があります。SS-1では、初回の体験授業で「お子さんが成績を上げるための学習方法」をご提示できます。お子さんの成績でお悩みの方は、まずはSS-1の授業をご体験ください。SS-1の無料学習カウンセリングはこちら
お子さんだけの成績の上げ方をお渡しします。
SS-1の無料体験を今すぐお試しください。

SS-1の無料メルマガ『Challenge Eyes』では、中学受験専門の個別指導ノウハウが詰まった塾の成績アップ情報をお届けしています。