サピックス偏差値40台から中堅校を目指す家庭向けに、宿題の絞り方、科目別の復習、テスト直し、過去問の使い方を解説。SAPIXを続けるか転塾するかの確認点も整理します。

サピックスの自由が丘校に通っている小5の息子は、算数の文章題が苦手というか嫌いで、割合や速さといった大事そうな単元の文章題にも手を付けようとしません。
どうすれば文章題の苦手意識を減らしていけるでしょうか?アドバイスをいただきたいです。

ご相談ありがとうございます。サピックスに通っていらっしゃるのですね。
お子さんが「嫌い」で「やろうとしない」場合、いくつかの理由が考えられます。
①できなくても良いと思っている
②自分にはできないと思っている
③とにかくめんどくさい/やりたくないものはやりたくない
主な理由はこのあたりでしょうか。
純粋に③の「とにかくめんどくさい/やりたくないものはやりたくない」であることが判明している場合には、「叱る」「中学入試をするかどうか自体を考え直す」といった対応が求められることもあります。
ただ、お子さんをサポートする立場にある大人としては、その前に①の「できなくても良いと思っている」や②の「自分にはできないと思っている」の可能性がないかどうかにしっかりと目を向けてあげたいところです。
①の「できなくても良いと思っている」場合、それを良しとするかは目標次第です。
目標としている偏差値を取るためには、具体的にマンスリーで何点取ればよいのか。
そのためには、いわゆる「文章題」を何問正解させる必要があるのか。
そのあたりのことを正確に把握した上で、テストや家庭学習に臨んでいる小学5年生は、大人が思うほど多くありません。
一回話しただけでできるようになるものでもありませんが、折を見て、大人と一緒にテストに向けた「作戦会議」を重ねていくことで、徐々にそのあたりに意識を向けさせることもできます。
そこをクリアした上で、できるようにはなりたいと思っているけど「自分にはできない」と思っているお子さんは、早めになんとかしてあげたいところですね。
ご相談者様もお気づきのことかもしれませんが、文章題を苦手とするお子さんのほとんどは、そもそも問題文を読み取る段階でつまづいています。
「読んだ」と「眺めた」がそんなに変わらないお子さんに「問題文をよく読みなさい」と声をかけたところで何の意味もありません。
この状態のお子さんをサポートする場合は、「教える」のではなく、「今、何が問われているの?」「今、何が分かっているの?」「(塾で習った)何を使って解くの?」といった問いかけを、お子さんが受け入れやすい雰囲気・口調・タイミングで投げかけてあげる必要があります。
自分で問題文の重要な部分に下線を引くのも大切なことですが、それ以前に「読む力」自体をレベルアップさせたい場合は、上記のような「発問応答」が必要となることが多いです。
とはいえ、「お子さんが受け入れやすい雰囲気・口調・タイミングで」声をかけるということは、言うほど簡単なことでもありません。
お通いの塾の算数がお子さんのことをよく見てくださっているのであれば、原因は何なのか、対策としてどんな手が考えられるのかを一緒に考えていただくことをお勧めします。
もちろん、SS-1のような個別指導教室で、実際にプロ講師がどのように声をかけるのかをご覧いただくのも良いかもしれません。
(SS-1はすべての授業を保護者の方に公開している個別指導教室です)
わずかでもご参考にしていただければうれしく思います。
今回はご相談いただきありがとうございました。

この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1 編集部
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