サピックスで成績が下がる原因を、テスト別・学年別・科目別に整理。失速時に増やす勉強ではなく、優先順位を見直す立て直し方を解説します。

サピックスの白金台校に通っている小学5年生の男の子の母親です。
夏以降本人は真面目に取り組んでいるものの、内容が難しくなっているためか、宿題に取り組むのに時間がかかるようになってきました。
マンスリー前の振り返りなども徐々に時間の確保が難しくなっており、このまま6年になってさらに難しくなったらどうなるのか心配です。

ご相談ありがとうございます。サピックスにお通いなのですね。
サピックスの5年生と6年生で身につけなければならないことが大きく異なります。
5年生では「各単元の一般的な知識・解法・考え方」を身につけることが目標です。
つまり「知っているか」「覚えているか」が大切なので、少なくともマンスリーではテキストに載っている問題に似たものが多く出題されます。
真面目なお子様の場合、5年生まではとにかく「ひたすら覚える」ことで何とか成績を維持することもできます。
ただ、それができるのは「5年生まで」です。
6年生で身につけなければならないことは、大きく分けると2つです。
1つ目は「さらに高度な知識・解法・考え方」で、2つ目は身につけた知識・解法・考え方の「使い方」です。
特に大事なのは、身につけた知識・解法・考え方の「使い方」です。
6年生になったらテストでの初見問題の割合が徐々に増えていきます。
入試では見たことのない問題も多数出題されるため、見たことのある(テキストの類題)問題が解けるだけでは入試での合格に直結しません。
その力を養う必要があるために今の段階で取り組んでいただきたいことは、お子様の学習が「丸暗記」の学習になっていないかの確認です。
丸暗記の学習を続けていては6年生になって分量が増えたら増えただけ大変で、結果も伴いません。
今からポイントを押さえた、腑に落ちる学習に変えていく必要があります。
お子様に、なぜその答えが出たのか、その式を立てたのか、答えの根拠・理由を聞いてみて下さい。
もちろん大人のように流暢な説明はできませんが、ある程度根拠をもって答えを出しているのか、何となくカンや感覚で答えを出しているのかを確認して下さい。
カンや感覚で答えを出している割合が多い場合は、6年になって成績が下がってしまう可能性が高いため、早急な立て直しが必要です。
お子様一人では難しいため、誰か大人が関わる形で、「〇〇だからこの答えになる」という腑に落ちる学習に変えていきましょう。
ある程度根拠をもって答えを出そうとしている場合、取り組む方向性は良いのですが、その根拠が適切かどうかを判断してあげる必要があります。
お子様が頑張っているのに結果が伴わない場合は原因を正確に見抜く必要がありますが、どこでつまづいているのかを正確に判断するのはプロでないとできないことが多いです。
塾の先生や個別指導や家庭教師といった第三者にアドバイスを求めて、原因分析と対策をとりましょう。
SS-1のアドバイスが必要だとお考えでしたら、最寄りのSS-1教室にお電話をお寄せ下さい。
無料の学習カウンセリングを行わせていただき、お子様に応じたベストアドバイスを差し上げます。

この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭から実際にご相談いただいた内容をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信しています。
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