日能研についていけないと感じたとき、家庭学習の見直し・個別指導の併用・転塾をどう判断するかを解説。育成テストと公開模試、答案、宿題の状態から、お子さんに合う立て直し方を整理します。

日能研の豊洲校に通う小学6年生の母親です。
もうずっと公開テストで思うような偏差値が出ずに悩んでいます。
娘に自信を持たせるためにも、他の塾のテストを受けさせた方が良いかと悩んでいるのですが、どんなものでしょうか。
結果として時間の無駄になるのも恐いので、アドバイスいただけますと助かります。

この度はご相談いただきましてありがとうございます。日能研にお通いなのですね。
他塾のテストを受けた方が良いか、というご相談ですが、それはひとえに「目的」によります。
ご相談いただきましたように、お子さんが長いこと日能研のテストに対して苦戦されている場合、決して「簡単」とは申しませんが、首都模試など、もう少し取り組みやすいテストを受けることには意味を見出すことができます。
逆に、「テストの会場が実際に受験する可能性のある学校である」といった理由がない限り、日能研の公開と受験者のレベルが重なる四谷大塚の「合不合判定テスト」などを積極的に受検する必要はないかと思われます。
明確にテストのレベル(難易度、または受検者層のレベル)を下げるのでない限り、お子さんの成績が伸び悩んでるときに他の塾の模試を受けても上手くいかないことがほとんどです。
他塾のテストにも「傾向と対策」が存在します。
そのテストを受け続けてきたお子さんたちに交じって何も知らない状態で受検して好成績が取れるほど甘いものではありません。
かといって、たとえば、日能研生が、今から四谷大塚の合不合の対策をするのが賢い時間の使い方かというと、そうではないケースがほとんどでしょう。
限られた時間はできるだけ弱点補強や受験校対策に充てたいものです。
長いこと受け続けてきた模試の成績で悩む場合は、その原因を明確にし、その原因が、実際に受験される学校の問題を攻略するために克服しなければならないものなのであれば、その克服に精力を傾けた方が良いでしょう。
逆にそうではないのであれば、注視する結果(成績)を、徐々に「模試の偏差値」から「過去問演習の得点」にシフトしていくべき時期に来ているかもしれません。
6年後期、SS-1でも会員様から似たようなご相談をいただくことがありますが、主に上記のような視点からお応えすることが多いです。
わすかでもご参考にしていただけましたら幸いです。
この度はご相談いただきましてありがとうございました。

この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1 編集部
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭から実際にご相談いただいた内容をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信しています。
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