日能研からサピックスへの転塾を迷うご家庭向けに、5年・6年の時期別リスク、カリキュラム差、入室後の家庭学習、転塾しない選択を解説。答案や生活リズムで判断するポイントも紹介します。

日能研の渋谷校に通っている5年生の息子について、相談いたします。
夏明けから規則性や比の単元に入り内容が難しくなってきました。
これまでは、やれば点数がある程度とれていたのですが、最近頑張っているのに算数の点数がじりじりと下がってきています。
親もフォローはしているのですが、お互い感情的になってしまうことも多く効率が上がりません。
この時期をどのように過ごせばよいのでしょうか。

この度はご相談ありがとうございます。日能研にお通いなのですね。
本人の努力が成果につながらない上に、家庭学習の効率が上がらないのですね。
5年生後期でますます重要な時期に入ってきた今、その状態はご両親も心配になってしまいますね。
今回のご相談のポイントは二点あるかと思われます。
それではまず「塾の5年生後期からのカリキュラム」についてです。
この時期から、特に算数は今までとは大きく変わってきます。
比や特殊算など、より抽象的な思考が必要となるものが多くなり難易度が上がってきます。
それに伴い「理解」→「考える」→「正解」とプロセスを踏む事が重要になってきます。
つまり「考えて解く力」を育てていく事が大切になります。
一方、お子様のように頑張っているのに成果が出ない場合、今までの学習が「暗記」に頼ってきた可能性が考えられます。
特に日能研の学習力育成テスト(旧カリテ)はテキストと似た問題が出題される傾向のため、5年生前半までは「暗記型」でもある程度点数が取れます。
ただ学年が5年生に上がった頃から徐々に内容がレベルアップし、かつ学習量が増えていくために、「暗記型」で対応しきれなくなってくるのです。
「最近」点数が下がってきているとのことですが、実際には夏休み前から兆候が表れていたということはないでしょうか。
9月以降にじりじりと成績が下がるお子さんの大半は、夏休みの間に学習スタイルを修正しそびれた可能性があります。
お子様の算数学習が「暗記型」になっていないか、ぜひ今すぐチェックしてみてください。
もし、暗記形の学習でこれまで進めてきた場合には、今後のカリキュラムへの対応、そして最終的に入試問題に挑んでいくために「理解」→「考えて解く」→「正解」のプロセスをたどる学習に早急に切り替えていく必要があります。
次に「お子様の成長」についてです。
個人差はありますが5年生は反抗期のスタートする時期でもあります。
この時期の子供の成長の特徴としては
などが挙げられます。
親の役割としては
などが挙げられます。
甘えと反発を繰り返す子供に対して、親は「ちゃんと見てるよ」ということを気付かせてあげる事が大切でしょう。
安心が得られれば、子供たちは落ち着きを取り戻します。
以上の二点を参考にお子様への対応をお考えください。
もしこの形で試されてみても、学習の効率が中々改善できずにお困りになるようでしたら、塾の先生などに相談した方が良いでしょう。
SS-1でも無料の学習カウンセリングでこの辺りのお悩みについて随時ご相談を受けておりますので、お気軽にご連絡ください。

この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1 編集部
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭から実際にご相談いただいた内容をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信しています。
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