日能研からサピックスへの転塾を迷うご家庭向けに、5年・6年の時期別リスク、カリキュラム差、入室後の家庭学習、転塾しない選択を解説。答案や生活リズムで判断するポイントも紹介します。

小学5年生の息子が日能研の目黒校に通っています。
家で問題を解いているときはすんなり解けているのに、テストになると計算間違いや解き方が分からなくなるものがあります。
どうすればいいでしょうか?

この度はご相談ありがとうございます。日能研にお通いなのですね。
テストでミスをすると本当に悔しいものですね。よくわかります。
同様の問い合わせは、SS-1にもたいへん多く寄せられます。
現状では、テストで『実力を100%発揮できた』人の方が少ないのかもしれません。
まずは客観的な分析が必要です。
該当する問題を解き直してください。
仰るように「すんなりと」解けていますか?
⇒他の不正解の問題と同様に見直しを図る。
『わかったつもり』と『わかった』と『正解出来る』には大きな隔たりがある事を認識し、演習量を増やし、定着を図りましょう。
⇒そうであれば、試験時と家庭学習時の環境の違いを考えてみましょう。
「家では解けるはずの問題が、実際のテストの時には解けない」という事は「問題の難易度」に「何らかの別要因」が加味されたと考えられます。
一つ目に考えられるのが『時間』です。
テストには「時間制限」があります。
家庭学習の演習時に「時間制限」を設定していますか?
ゆっくりやれば解ける問題でも「時間制限」がある事によってご本人に凄いプレッシャーがかかってしまい平常心を失ってしまう事はよくあります。
平素の家庭学習であまりストレスを溜めてもいけませんので、問題を絞って少しずつ取り組み始めるなどの工夫をお願いします。
二つ目に考えられるのは『集中力の分散』による取りこぼしです。
こちらのケースに該当される場合が多いのではないかと推測しています。
「テスト問題は全て解かないとといけない」という重圧から先を急いだり、解けない問題に意識が集中してしまい、ちょっと見直したり、少し落ち着いていれば解けた問題まで間違えてしまうというということはよくあります。
その問題に対して100%の力を出しきれない場合です。
これに関しては対応出来ます。
『難しい問題は解かなくて良い。解けそうな問題に集中しよう。』と意識づけてあげれば良いと思います。
『満点狙い』に越した事はないのでしょうが、それを実際に達成出来る生徒はごく少数派です。
前半は時間をかけて全問正解させ、後半は(1)だけ解く、というように解く問題を絞ることで時間的余裕が生まれ、重圧が少し軽減されると思います。
また、ミスに関しては保護者様の寛容な姿勢が結果としてミスを減らしていく事に繋がります。
『惜しかったね。ここが正解だったら偏差値が○○上がったよ。もう一息だね。』と言うのと『何でこんなところでミスするの?家では解けてたじゃない!!』と言うのでは大きな違いがあります。
『ミスを指摘される』『ミスを咎められる』ことは、子どもたちにとってはモチベーションを低下させる大きな要因となります。
そのうえで、『どうすればミスをせずに正解させられたかな』と問いかけ、一緒に今後の対応策を考えてみてください。
『ミス』は『するもの』として、『しないように』というより『ミスに気付く』事を意識付けていった方が良いでしょう。
また、ミスを正すのが手っ取り早く得点を上げる方法の様に思われるかもしれませんが、『理解度のチェック』が甘い可能性も捨てきれません。
テスト前に演習問題に取り組み、きちんと理解しているかチェックを図るようにすると良いでしょう。
また、テスト中に見直す時間を作るためにも、解ける様になった問題を解くスピードを上げる練習をしてみるということも有効だと思います。
「ミス」といっても、お子様によって原因はさまざまです。
詳細をお伺いする事によって違うアドバイスも差し上げられますので、SS-1にお気軽にご相談ください。
お子さんの課題を洗い出すために、お母さんだけでご相談いただける学習カウンセリングや、お子さんとご一緒の体験授業を無料で行っております。

この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1 編集部
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭から実際にご相談いただいた内容をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信しています。
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