日能研からサピックスへの転塾を迷うご家庭向けに、5年・6年の時期別リスク、カリキュラム差、入室後の家庭学習、転塾しない選択を解説。答案や生活リズムで判断するポイントも紹介します。

この春、日能研の横須賀中央校に通う6年生になる娘がいます。
Mが2クラス、Aが5クラスある校舎で長いことM1にいます。
志望校は今のところ横浜共立です。
入試が決して甘いものではないことは理解しているつもりですが、6年生から日曜特訓が始まり、合計4日も5日も塾に行くことになる生活が、果たして本当に必要なものなのかどうか、親子で悩んでいます。

ご相談いただきまして、ありがとうございます。
日能研にお通いで、日曜特訓の受講についてお悩みなのですね。
いよいよ6年生。
通常授業だけではなく、各種特訓講座が増え、塾で過ごす時間も増えてきますね。
「塾の講座はなるべく受けておいた方がいいのでは?」
「でも、忙しくなりすぎて、きちんと身につく学習ができないかもしれない...」
とご心配になるお気持ちはよくわかります。
結論を先に申し上げますと、前期日曜特訓を受けないと難関校に合格できないというわけではありません。
前期日曜特訓に限らず、塾のオプション講座をとった方がよいか、という問いの答えは、
上記の2点を整理することで、だいたい見えてきます。
「お子さんの学習サイクル」については、今、お嬢さんは上位クラスに在籍していらっしゃるということなので、塾で学んだことを、ある程度消化できている状態だと思います。
6年生になった時、授業の復習やテストの対策にどれくらいの時間が必要になるのかをイメージしておきましょう。
「塾の戦略」については、日能研では、原則として、6年生の1学期までかけて、どの学校の入試問題を解くのにも必要となる知識を学びます。
そのため、1学期はまだまだ「新出単元についてインプットが必要な時期」です。
これに対して、オプション講座や夏以降の授業は、
などに大別されます。
今回ご相談いただきました「前期日特」は、上記でいえば①に近いものです。
6年生の1学期中に、演習中心の授業で応用力を鍛えることを意図しています。
日特では既出の学習範囲について、演習中心に授業がすすんでいくため、
以上の2点をクリアできているお子さんであれば、有効な講座であるといえます。
一方、お子さんの苦手分野がはっきりしている場合や、日特を受講すると通常授業の復習や学習力育成テスト(旧カリテ)の対策・振り返りができなくなることが明らかな場合は、応用力を鍛えるステージは「夏」と決めて、今は家庭学習に時間を割いた方が良いかもしれません。
いかがでしょうか?
もちろん、オプション講座をとるべきかどうかという問いへの答えは、お子さんの性格や科目ごとの得意不得意、ご家庭のサポート体制などによっても変わってきますので、状況に合わせてご判断いただけましたら幸いです。
お子さんが無理なく、しっかりと力をつけていかれますように。 この度はご相談くださいまして、誠にありがとうございました。

この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1 編集部
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭から実際にご相談いただいた内容をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信しています。
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