理科の生物・地学分野の暗記がうまくいきません...

最終更新：2021/12/08

日能研の吉祥寺校に通う小学6年生です。
理科の生物・地学分野の暗記がうまくいきません。
物理や化学の計算問題はどうにか簡単な問題はクリアできていると思います。
ただ、生物や地学はがんばって覚えるしかないと塾の先生からもアドバイスをいただきました。

本人はテキストを繰り返し読んでいますが、覚えきれないと愚痴ばかり言います。
受験に出ないはずがないですよね。親としては焦るばかりです。
良きアドバイスがいただけたらと思います。

この度はご相談ありがとうございます。
日能研にお通いで、理科の生物・地学分野の暗記でお困りなのですね。

理科の暗記とは知っているかどうかを問われる問題だと思います。
日能研だったら、本科テキストの太字が該当し、もしくはメモリーチェックにつきるかと思われます、問題はこの内容をいかに暗記するか、となります。

暗記はルーチンワークにすると、あきっぽいお子さんはすぐになげだしてしまいます。
ルーチンワークを続けるから大変なので、ご家族で役割分担を変えたり、こまめに切り返したりしながら、やってみましょう。

つまりは、

①本科テキストを見ないでご家族に覚えていることを論理的に説明してみる。

単元ごとに本科テキストはご家族に預けて、理科の暗記の内容を細部は省略してもこんなのがあったよ、あんなのを習ったよと説明してみましょう。

ご家族様は細部まで覚えていなくてもつじつまがあっていていればOKをだしてください。
ここで本人は何を覚えていないか、何を覚えていくべきだったかが自覚できると思います。

②キーポイントでまとめたストーリー性のあるノート作りをしてみる。

本科テキストもメモリーチェックも単元ごととなっていると思いますが、その流れにそったノート作りをしましょう。
ストーリー性があると覚えやすく関連事項も頭に入りやすくなります。
メモリーチェックは丸写しでかまいませんが、ここで気をつけたいのは、「キーポイント」を書くことです。

たとえば、ヘチマはキーポイントが５...なぜならおしべもはなびらも５つだからというようにキーポイントをかけるところは書き込むことです。

やみくもに暗記していても大変なのでキーポイントでうまくまとめましょう。
この時にノートは一問一答形式にして答えを別にするとなおいいでしょう。

③それでもおぼえられなかったら日常みえるところにはりだす。

被子植物と裸子植物の分類のように難しい暗記もあります。
こういった場合、画像情報をいれると良いです。
大きな模造紙に絵と覚えるべきことを書き込んでいきます。
画像情報をいれると格段に記憶に残るのでおすすめです。

また日常の携帯サイズにカード化したものを作るのもおすすめです。

このように①～③の手順ですすめてみてください。
ご家族だけの取り組みでは難しい場合は、SS-1では理科の暗記に関したお手伝いもさせていただいておりますので、最寄りの教室にご相談いただけたらと思います。