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希学園の復習テスト・公開テストで成績が上がらない原因|違いと見直し方

最終更新  公開日
カテゴリー:テストの成績の事で悩んでいる

Q

希学園の復習テストや公開テストで成績が上がらないとき、何から見直せばよいですか?

A

こんにちは。中学受験 個別指導のSS-1です。

希学園の復習テストや公開テストで成績が上がらないときは、勉強量を増やす前に、どのテストで、どの種類の失点が起きているかを分けて確認することが大切です。

復習テストは直近の授業内容を短い間隔で確認するテスト、公開テストは既習範囲から知識や解法を選んで使えるかを見るテストです。復習テストは取れるのに公開テストで取れない場合と、両方で取れない場合では、見直すべき家庭学習が異なります。

希学園の復習テスト・公開テスト・習熟度確認テストの違い

希学園では、複数のテストを通して学習の到達度を確認します。復習テスト・習熟度確認テスト・公開テストは、同じ「成績」でも見ている期間が異なります。

テスト 主に確認すること 成績が低いときに疑うこと
復習テスト 直近の授業内容が、家庭学習を経て自力で解ける状態になったか 授業理解、宿題の進め方、短期間での定着
習熟度確認テスト 一定期間に学んだ内容が、単元をまたいで身についているか 積み残し、忘却、範囲全体の学習計画
公開テスト 既習範囲から必要な知識や解法を選び、時間内に得点できるか 長期定着、解法選択、時間配分、問題の取捨選択

公開テストでは、点数・順位・偏差値だけを見るのではなく、成績表に示される弱点や、問題ごとの正答状況も確認しましょう。解説動画を視聴して「分かった」で終えず、後日、白紙の状態から解き直せるかまで確かめることが必要です。

復習テストは目の前の単元、習熟度確認テストは一定期間の積み上がり、公開テストは広い範囲での運用力を見るものです。一つの点数だけで「理解できていない」と決めつけないことが大切です。

テスト結果の組み合わせから原因を見分ける

最初に、直近二、三回分の復習テストと公開テストを並べてください。一回の結果ではなく、同じ傾向が続いているかを見ると、家庭学習のどこに問題があるかを整理しやすくなります。

結果の出方 考えられる状態 最初に見直すこと
復習テストも公開テストも低い 授業内容が自力で解けるところまで定着していない 宿題の量を広げず、例題・基本問題・授業で扱った問題に戻る
復習テストは高いが公開テストは低い 直前の記憶や問題パターンで解いており、時間が空くと再現できない 一週間後、数週間後の解き直しと、単元を混ぜた演習を入れる
復習テストは低いが公開テストは悪くない 毎週の宿題量や通塾日程に追われ、直近単元の仕上げが不安定 次の授業までの学習順序と、提出を優先しすぎていないかを確認する
両方取れるが点数の波が大きい ケアレスミス、時間配分、得意不得意の偏りが結果に出ている 問題用紙の書き込み、空欄、最後まで到達した時刻を確認する

たとえば、復習テストの前に宿題プリントを何度も見直して高得点を取れても、数週間後に同じ考え方を使えなければ、公開テストでは点につながりにくくなります。逆に、公開テストの偏差値だけが低くても、正答率の低い難問で失点しているだけなら、家庭学習を大きく変える必要はない場合があります。

成績が上がらない主な原因

授業を聞いて分かった状態で止まっている

授業ノートや解説を見れば分かるものの、何も見ずに解こうとすると手が止まる場合は、理解がまだ自力再現の段階に達していません。「分かったか」ではなく「白紙から解けるか」で確認してください。

宿題を始める前に、授業で扱った例題を一問だけノートを閉じて解かせると、理解の状態を確認しやすくなります。ここで解けない場合は、宿題の枚数を増やすより、授業内容をもう一度整理する方が先です。

宿題を終わらせることが目的になっている

希学園では、授業、宿題プリント、テストという学習サイクルが続きます。量をこなすことに追われると、丸つけと答え直しだけで終わり、間違えた理由を直さないまま次の単元へ進むことがあります。

宿題の提出状況がよくても、途中式が少ない、解説を書き写している、同じ問題で再び止まるという場合は注意が必要です。問題数ではなく、次に一人で解ける問題が何問増えたかを見てください。

解法を覚えているが、使う場面を判断できない

復習テストでは似た問題が解けても、公開テストで条件や聞かれ方が変わると解けない場合があります。これは知識不足だけではなく、問題文から使う解法を選ぶ練習が不足している状態です。

算数なら「なぜこの式を使うのか」、国語なら「どの言葉を根拠に選んだのか」、理科・社会なら「どの知識と資料を結びつけたのか」を説明させます。説明できない問題は、正解していても定着途中と考えます。

テストの受け方で点を落としている

実力があっても、難しい一問に時間を使いすぎる、計算欄が散らかる、設問条件を読み落とすと、公開テストの点数は安定しません。成績表だけでなく、当日の問題用紙に失点原因が残っています。

「後で見直すつもりだった問題に印がない」「途中式が問題の周囲に散らばっている」「空欄の前で長く止まっている」といった兆候がないかを確認しましょう。

答案・問題用紙・成績表の確認ポイント

テスト直しでは、正解と不正解を分けるだけでは不十分です。失点を、知識・解法選択・処理・時間の四つに分類すると、次の家庭学習に結びつきます。

  • 知識・解法の未定着:解説を読んでも考え方が分からない、以前の単元を忘れている
  • 解法選択の失敗:解説を見れば分かるが、テスト中は何を使うか思いつかなかった
  • 処理上の失点:計算、漢字、条件の写し間違い、記号や単位の不足がある
  • 時間・問題選択の失敗:取れる問題に到達していない、難問に時間を使いすぎている

そのうえで、問題ごとの正答率を確認します。多くの受験者が正解している問題を落としているのか、正答率の低い問題で止まっているのかによって、優先順位は変わります。

  1. 答案で、空欄・途中まで・誤答・正答を分ける
  2. 問題用紙で、線引き・図・途中式・消した跡を確認する
  3. 成績表で、単元と正答率を確認する
  4. 翌日以降に、何も見ずにもう一度解く
  5. 解けた理由、間違えた理由を本人の言葉で説明する

解説を見た直後に解けても、答えや手順を覚えているだけのことがあります。二、三日後に白紙から解き、途中式や根拠まで再現できるかを確認してください。

家庭学習を立て直す進め方

復習テストと公開テストの両方につなげるには、直前にまとめて勉強するのではなく、授業直後・数日後・一週間後に同じ内容へ戻る学習が必要です。

授業当日から翌日

授業ノートをきれいに写し直すより、授業で扱った問題のうち重要な一、二問を、何も見ずに解きます。解けなかった問題には印をつけ、質問する問題と、例題に戻る問題を分けてください。

当日の目標は宿題を全部終わらせることではなく、授業の中心となる考え方を再現できる状態にすることです。

二、三日後

一度間違えた問題だけを解き直します。答え合わせの前に「何を使う問題か」「最初に何を書くか」を説明させると、解法選択の練習になります。

同じ問題を速く解けることより、手順の理由を説明できることを優先しましょう。

次の授業前

復習テストを想定し、時間を区切って基本問題と間違えた問題に取り組みます。この時点で解けない問題が多い場合は、難しい問題を追加せず、授業例題や基本問題へ戻ります。

テスト前日に初めて解き方を理解する状態を避けることが、毎週の成績を安定させる第一歩です。

週末または公開テスト前

過去二週間から一か月程度の単元を混ぜ、問題を見たときに使う考え方を選べるか確認します。復習テストの問題をそのまま繰り返すだけでなく、数字や聞かれ方が異なる問題も少量入れます。

公開テスト対策は新しい難問を増やすことではなく、学んだ内容を時間が空いても使える状態にすることです。

科目別に見直したいポイント

算数

算数は、正解したかだけでなく、図・式・途中計算が再現できているかを見ます。復習テストでは解けるのに公開テストで止まる場合、条件整理と解法選択を重点的に確認してください。

計算ミスが続く場合も、「次は気をつける」で終えず、数字を写した場所、途中式の位置、見直す順番を決めます。正答率の高い問題での失点を先に減らしましょう。

国語

国語は、漢字・語句・文法などの知識問題と、読解問題を分けて分析します。読解の誤答は、本文を理解できなかったのか、根拠を選べなかったのか、時間が足りなかったのかを区別してください。

選択問題では、正解の理由だけでなく、他の選択肢が違う理由を本文中の言葉で確認します。記述は模範解答の書き写しではなく、必要な要素を本文から拾い直します。

理科・社会

理科・社会は、テキストを読むだけでは「見れば分かる」状態にとどまりやすい科目です。用語を隠して答える、図や表を説明する、計算問題を白紙から解くなど、思い出す学習へ切り替えます。

公開テストで資料問題や複合問題を落とす場合は、知識量だけでなく、問題文の条件と知識を結びつける練習が必要です。

テスト直しは全問やるべきか

公開テストや習熟度確認テストを全問解き直そうとすると、次の授業や宿題が回らなくなることがあります。解き直す問題は、次回得点できる可能性と重要度で選ぶことが大切です。

優先度 対象となる問題 対応
高 正答率が高いのに間違えた問題、同じ原因で繰り返し落としている問題 原因を直し、数日後に白紙から再度解く
中 少しのヒントで解ける問題、今後も使う重要単元の問題 授業例題や類題に戻ってから解き直す
低 現時点では難度が高すぎる問題、正答率が低く志望校でも優先度が低い問題 解説を確認する範囲にとどめ、塾の先生に扱うべきか相談する

全問をやり切ることより、同じ失点を次回減らすことが重要です。ベーシック、最高レベル演習、志望校別特訓など複数の課題がある場合は、現在のクラス帯と志望校に必要な問題へ絞ってください。

次のテストまでに取るべき行動

テスト後は、次の順番で一週間の行動を決めると、反省だけで終わりにくくなります。直す問題を決め、家庭学習のどこに入れるかまで決めることがポイントです。

  1. 直近二、三回分の復習テストと公開テストを並べ、結果の組み合わせを確認する
  2. 失点を、知識・解法選択・処理・時間の四つに分ける
  3. 正答率と志望校を踏まえ、解き直す問題を絞る
  4. 授業当日、二、三日後、次の授業前に取り組む内容を決める
  5. 次のテストで確認する行動を一つ決める

家庭で確認するときは、「何点だったの」「どうして間違えたの」と問い続けるより、「次に同じ問題が出たら、最初に何をする?」と具体的に聞く方が、行動を変えやすくなります。

希学園の宿題や複数のテストをどう組み合わせるか、SS-1がどのように塾の学習を支えているかを知りたい方は、SS-1の授業の仕組みやサポート内容がわかる資料をご覧ください。

復習テストと公開テストの成績が上がらない原因は、答案だけでなく、問題用紙、宿題プリント、授業ノート、家庭での解き直し方を合わせて見ることで明確になります。

「復習テストは取れるのに公開テストで偏差値が上がらない」「どの問題まで解き直すべきか判断できない」という場合は、直近の答案やノートをもとに、答案やノートをもとに相談できる無料学習カウンセリングをご利用ください。お子さんの現在の学習状況に合わせて、次のテストまでに見直す内容を整理します。

中学受験 個別指導のSS-1 編集部

この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1 編集部
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭から実際にご相談いただいた内容をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信しています。

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