算数を繰り返し学習しても身につかず、困っています。

最終更新：2021/12/10

希学園の西宮北口教室に通う新小学6年生です。
算数の成績がよくありません。
塾で習い、家で何度も繰り返して練習した事を1か月もすればもう忘れてしまっています。
6年生になりベーシックの内容が濃くなったせいか、今習っていることを宿題プリントにするのが手いっぱいの状態です。
私としては、3回は繰り返し学習をさせて復習テストを受けさせたいのですが、時間に余裕がありません。
このままでいいのかと、とても不安です。せめてクラス平均ぐらいは取れるようになりたいです。どんな風に勉強すればよいのでしょうか。

この度はご相談ありがとうございます。
希学園にお通いで、算数の成績でお悩みなのですね。

塾では「算数が受験のカギです。」といわれることが多いので、その算数の成績が振るわないとなると、お母様としてもとてもご心配なことでしょう。
いただいたご相談は、5年生時点から「習ったことがなかなか定着しない」というお悩みがあったように思われます。
6年生算数の学習は、ご想像の通りに5年生算数の上に成り立っています。
従って、「昨年習ったことの復習をしないといけない。しかし、その時間がない。」というジレンマに追い込まれやすいですね。

しかし、希学園のベーシック教材は、小5と小6でオーバーラップするように作られていますから、小6ベーシックでも復習は可能です。
もし、今、仮に何をやってもうまくいかないということでしたら、「復習テストの平均点を目標にする」以外に、「家庭学習で取り組んだ問題だけは必ず正解させる」ことを復習テストの目標にすると良いでしょう。

「繰り返し学習」のやり方も見直しが必要です。
定着度を上げるように回数を重ねるには、適度に間を空けたくり返しが有効です。
もし今、2回目の学習をその日もしくは次の日にすぐ行っているとしたら、それを２～３日空けて実行する形に変更してみてください。
定着には、記憶したことを取り出すトレーニングが重要だと知っておくと良いでしょう。

なお小６ベーシック「学習の要点」と「ステップA」は、小5ベーシックと多くの部分で重複していますし、中には全く同じ問題も小5の復習用に収録されています。
お通いの希学園の先生はお子様の状況をご存じのことでしょうから、お子様の志望校受験にとって、まず後期志望校別特訓が始まる7月までに到達しておきたいレベルと、そのためにする問題の選択などについてご相談をされると良いと思います。

すでに塾とご相談になられており、塾が示す方針以外の見方や工夫の仕方をお知りになりたければ、お近くのSS-1教室での無料の学習カウンセリングをお受けください。
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