
この度はご相談ありがとうございます。四谷大塚にお通いなのですね。
昨年までは4月は『合不合判定予備テスト』と呼んでいましたが、今年から呼称を「予備」を抜いて『合不合判定テスト』とリニューアルしました。
ただし昨年の「予備」テストと内容はあまり変わっていなかった様です。
志望校判定の有効な材料になるテストですからしっかり結果を出していきたいですね。
今回の第1回合不合においては、平均点が約80点でした。
大問9問中、1~5までが完答出来れば102点で偏差値も50台後半~60近くとれたのではないかと思います。
まず、前半がほぼ正解できているのであれば、後半の問題のであっても(1)に関しては正解できる可能性は非常に高いです。その点は如何でしょうか?
もし前半はほぼ全問正解で後半の(1)が取れていないのであれば、『時間不足』が原因と考えられます。
それには前半部分のスピードアップを図るしかありません。
演習の際に「時間を気にする(時間を計る)」「解法の効率化を図る」事が大事でしょう。
『正解したらOK』という事ではなく、出来た問題についても『もっと効率よく解ける方法はないのか?』を自問自答出来る習慣を作りたいですね。
そのためのひとつの方法として『解法ノート』や『テストの間違い直しノート』などを作り、振り返った内容・気付いた事について取り溜めておく事をお奨めいたします。常に「改善」を心掛けましょう。
また、前半もややミスがある様な状況、例えば今回の大問1~5で102点中80点程度の得点だとしても同様の内容でOKです。上記で総合力を上げていってください。
前半の間違い直しと後半の問題の(1)はリンクする部分も多いと思います。
一点気をつけておきたいことは、後半の問題に関してはテスト時に解ける事がもちろんベストですが、時間配分やその時のご本人の状況により、スコアを崩してしまうリスクを抱えてまで取り組む必要はない、ということです。
前半の問題に優先的に時間を配分し、着実にミスなく点数を取る方が結果的には高得点になる事は良くあるパターンです。
上記をケアした上での後半の問題(の特に(2)(3))についてですが、問題の性質としては文章が長くなり、情報も多く盛り込まれています。
そのたくさんの情報の中から適切に抽出した数値を加工し、新たに正解を出すために必要な数字を求め、最後にどうまとめるのか?が問われることになります。
(2)(3)を解く際に多くのお子さんが陥ってしまうのは、
「情報がありすぎて、その中のどれを手がかりに解きすすめていいか分からない」
という状態です。そのため、ほぼ何もできずに(やれても適当に式を立ててみる程度で)終わってしまいます。
注目すべき情報が判断できない原因の一つは問題構造を理解できていない、ということが挙げられます。
算数の問題というのはどんなに長かったとしても
Ⅰ(1)を解くために書かれてある情報
Ⅱ(2)を解くために書かれてある情報
Ⅲ(3)を解くために書かれてある情報
というふうに区別することができます。(1)を解く際に使った情報というのはⅠに当たりますから、(2)を解く際に注目すべき情報は「(1)で使わなかった情報」ということになります。
ですから、(2)を解く際の一つの攻略法としては、
「(1)で使わなかった情報を探し、それをヒントにして解きすすめる」
という方法がありますが、これは練習を積まなければなかなかできるようにはなりません。
また、後半の(2)(3)は問題としてはかなり高度ですから、仮にお子さん自身が解説を読んで内容は理解できたとしても、それをどのように次に活かすのかを考えるのは難しいです。
上記のような問題への組み方、着眼点の見つけ方などは経験豊富な第三者にきちんと指導してもらうほうが良いでしょう。
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