プリバートと個別指導の違いを、SAPIX教材への対応、1対1・1対2、家庭学習設計、テスト・過去問対策で比較。サピックス生が目的別に併用先を選ぶ判断基準を解説します。

サピックスの成城校に通っている小学6年生の男子です。
最近少しずつ子どもがやる気を出してきています。
とはいえ、志望校から考えると偏差値が10くらい足りません。
この夏をどのように過ごせば合格に近づくことができるでしょうか。

この度はご相談ありがとうございます。サピックスにお通いで、6年生の夏の過ごし方に関するご相談ですね。
最近やる気が出てくれているとのこと、大変良いことですね。
親や周囲がどんなに頑張っても、最終的に受験するのは子どもです。
子ども自身の頑張りがなければ合格はありません。
■サピックス6年生の夏期講習とは?
サピックスの夏期講習は7月の下旬から各学年の講習がスタートし、8月の中旬まで実施されます。
夏期講習中は、ほぼ連日で授業が実施されますので、授業以外の時間を使ってテスト直しや復習を効率的に進めていく必要があります。
志望校に合格するための偏差値が10くらい足りないという状況とのことですので、夏期講習に参加しながら、ご家庭でも苦手科目や単元の克服に取り組んでいくことが重要になります。
特にご家庭だけでフォローが難しい場合は、質の高い個別指導で計画的な学習スケジュールを立てて学習を進めていく必要があるでしょう。
■志望校に合格するための6年生の夏の過ごし方
さて夏をどのように頑張るかですが、既に志望校が決まっていると推察されますので、その前提ですすめていきます。
志望校が決まっている場合は、ここからのポイントは「逆算の勉強」になっていきます。
ゴール(志望校)から考えて今やるべきことの優先順位をつけていく、ということです。
これがなぜ必要かというと、塾のカリキュラムはある特定の学校にターゲットを絞っている訳ではなく、一般的に受験に必要な内容を幅広く教えてくれるところだからです。
幅広く教えてくれることを全て身につけて受験に臨めればベストであることは間違いありませんが、偏差値が10くらい離れているということは塾のカリキュラムに乗っかるだけでは逆転が難しい場合がほとんどです。
まずは、志望校の過去問を見てみるところからスタートしましょう。
各科目どういった単元から出題されていることが多いのか、問題数はどれくらいか、普段の塾のテストとどこが違うのかといった視点で問題を見てみてください。
また、声の教育社が出版している過去問には、どういった単元から出題されているのか分類した単元表が載せられています。そこを参考にしても良いでしょう。
よく出題されている単元でお子様が苦手としているところがあれば、そこが夏に強化すべきところです。
また、あまり出題されていない単元や既に得意で得点源となっているような単元は優先順位を低くしてもよいということになります。
もちろん、優先順位が低い単元の勉強や宿題をしなくてもよいという意味ではありません。
ただ、例えば基本問題の確認や宿題には取り組むが、応用問題までは取り組まずにそこは苦手単元の強化に当てるといった判断や、お盆や夏期講習後が終わって小学校が始まるまでの休みの期間に何を優先的に学習すべきか、といったところの判断材料になります。
■過去問に本格的に取り組むのは夏休みが終わってから
夏休みが終わると、過去問に取り組み始めることになります。
過去問の出来具合は志望校の合格可能性を図る上でとても大切な指標です。
過去問の出来具合が良ければ、お子様も志望校合格への手応えを感じることができて、更にモチベーションがアップしていく可能性も高くなります。
この夏はそのための土台を築く期間として、何を最優先で強化すべきか明確にした上で臨んでください。
もし、ご家庭で進めるのが大変そうでしたら、お近くのSS-1の学習カウンセリングにお申し込みください。
6年生になりますと個別指導の空き枠が埋まってしまいますので、少しでも不安があれば早めの相談をおすすめいたします。
お子さんの直近のテストやノートをもとに、具体的なアドバイスを差し上げることが可能です。

この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1 編集部
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭から実際にご相談いただいた内容をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信しています。
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