日能研のクラス分けは、Mクラス・Aクラスの名称や偏差値だけでは判断できません。学習力育成テスト・全国公開模試の評価の見方、クラスアップ前後の確認点、家庭学習の整え方を解説します。

日能研の港南台校に通う5年生の男の子の母親です。
5年生になり受験勉強も本格的になってくるだろうと、私が仕事をセーブして勉強の面倒を見るようになりました。
4年生までと比べても宿題もきちんとやり、出来ていることも増えているはずなのに公開模試の成績が上がりません。どうしたらいいでしょうか。

この度はご相談ありがとうございます。
日能研の公開模試の成績が上がらないというお悩みですね。
5年生になって保護者の方の関わりを増やしたというご判断は、お子様の学習にとってはプラスに働くはずです。
まずは、「宿題にまじめに取り組む」ことと「成績が上がる」ことは、必ずしも一致しないという認識を持つ必要があります。
もちろん、宿題にまじめに取り組むことで成績が上がったというお子様もたくさんいらっしゃいます。
ただ、頑張って宿題に取り組んでいるのに成績が上がらないというお悩みがSS-1にたくさん寄せられるのも事実です。
もちろん原因は様々ですがまずは、その立場に立って考えていきましょう。
お母様が「できていることは増えてきている」とお感じということは、お子様がこれまで以上に努力しているのは事実だと思います。
その努力が実らない原因を、冷静に分析していきましょう。
客観的な分析はお子様には難しいです。
まずは、お母様から見て「この問題は得点できたはずなのに」という問題をピックアップしてください。そこを失点している原因は何でしょうか。
「実は理解が曖昧だった」
「細部(漢字の止めはねなど)を詰め切れていなかった」
「単に丸暗記しているだけで、応用ができない」
「難しい問題に手を出すなど、問題選別・時間配分が上手く行かなかった」
「字が雑で見間違えた」
「普段は図を書いて解くのに、焦ってやっていない」
など、原因を思いつく限り挙げていきましょう。
どのような原因が多いのかによって、何をすべきかが決まります。
例えば「時間がなくて焦った」と言うお子様に対して、「焦らなくてもいいのよ」というアドバイスは何の役にも立ちません。
なぜ時間が足りないのか、それが理解・演習不足で基本問題ですら時間がかかるようであればある程度問題を繰り返していく必要がありますし、難しい問題に手を出して時間を浪費するようであればどこまで問題に取り組むかの線引きをする必要があります。
そこを客観的に考えたり振り返ったりするのは、お子様にはできません。
それこそお母様の出番ですが、お母様が一人で行う必要もありません。
というか難しいことの方が多いはずです。
ですから、「分かる人に聞く」のもお母様の役割だと思います。
塾の先生や第三者にアドバイスを求めてみてください。

この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1 編集部
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭から実際にご相談いただいた内容をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信しています。
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