日能研の『栄冠への道』は全部やる必要があるのか、終わらないときにどこまで優先すべきかを解説。育成テスト・公開模試の答案を使った選び方、教科別の進め方、親が確認するポイントが分かります。

はじめまして、日能研の渋谷校に5年生の息子を通わせています。
国語で最後まで問題を解ききれずに帰ってくることが多いです。
本文を読んだ後、設問を見ては何度も本文を読み返しているうちに時間がなくなってしまうと言います。
本文の大事そうなところに線を引くように教えているのですが、どこにどのように引くべきかつかみきれていない様子です。
何か良いアドバイスはないでしょうか。

この度はご相談ありがとうございます。
日能研にお通いで、国語の学習でお悩みなのですね。
まず、「線引き」についてですが、
線が上手く引けないお子さんに「大事そうなところ」と言ってもなかなか伝わりづらいものです。
もとより、「大事そうなところ」と「大事そうではないところ」の判別がついているのであれば、国語で時間制限に悩むことはあまりないかと思われます。
したがって、そのようなお子さんには、もう少し具体的に線を引くべき箇所を教えてあげた方が良いかもしれません。
たとえば、【「しかし」「だが」「~ではなく」と言った「逆接」のあと】とか【「つまり」「このように」といった「まとめ」表現のあと】といった具合いです。
物語文ですと【場所か時間が大きく変わったところに切れ目を書いておこう】とか【新しい登場人物が出てきたら名前を〇で囲っておこう】という感じでしょうか。
あるいは、【「たとえば」から始まる具体例の段落の中は、あまり線を引かなくていいんだよ】といった、「線を引くべきではない箇所」を具体的に指摘してあげるのも大切です。
そういった具体的な作業にある程度慣れてくると、今度は【筆者の主張に線を引こう】とか【筆者の主張の根拠が書かれているところに線を引こう】といった、ある程度抽象的な声掛けに少しずつ反応できるようになります。
物語文でしたら【登場人物の気持ちが伝わってくるところにとりあえず線を引いておこうよ】といったアドバイスになります。
そこまで来れば、あとは線を引いたところに答え(の根拠)がある場合が多くなってきます。
テスト中、問題を解くにあたって、線を引いたところを中心に探していくと、短時間で正解できる問題が増えていきます。

この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1 編集部
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭から実際にご相談いただいた内容をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信しています。
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