日能研で算数を勉強しているのに成績が伸びないときは、問題量を増やす前に、本科テキストと栄冠への道のつなぎ方、学習力育成テスト・公開模試の失点原因を確認しましょう。答案から原因を分け、家庭学習を立て直す手順を解説します。

日能研の相模原校に通っており、5年秋から成績が下がってきています。
今は6年生になり、学習力育成テスト(旧カリテ)が毎週のようにあるのがとてもつらいと言っています。
テストに向けた勉強もやってはいるのですが、時間が短いと感じています。
また授業の復習とテスト直し、時間が足りない中でどちらも中途半端になっているようで心配です。
何を優先して学習することで成績アップにつなげたらよいのでしょうか。

お問い合わせありがとうございます。
日能研にお通いで、努力はしているのに、成績が伴わないというお問い合わせですね。
成績が伸びない理由は千差万別であり、教科によっても異なりますし、一概に結論を出すことはできません。
全体に点数が伸びていないのか、ある教科だけ点数が伸びていないのか、ある単元だけが不得意なのか、試験の受け方はどうなのかなどなど。
まずは、教科毎に過去3-6月の推移を見てみましょう。
その上でプロ講師の判断を受ける事がベストですが、考えられる3つのケースを想定して以下お話しいたします。
① 学習力育成テスト(旧カリテ)はいいのに公開テストになると点数が下がる
学習力育成テスト(旧カリテ)対策にと、個々の解法の暗記だけに頼った勉強をして上手くいかないケースです。
学習力育成テスト(旧カリテ)の成績によって座席が入れ替わるため、学習力育成テスト(旧カリテ)の勉強だけ一生懸命することによって点数がとれてきたかもしれません。
小4小5の問は基本的な問題も多く、暗記だけでも点数がとれやすいのです。こういう子は学習力育成テスト(旧カリテ)はよいのに公開テストになると点数が下がることが多いです。これが、小6になり内容が急に難しくなると「以前はできたのに、勉強時間も増えているのに、成績が下がって・・・」という重症になってきます。
学習力育成テスト(旧カリテ)は出来なかった部分の復習に役立てたいのですが、次の週の勉強に追われるためどうにも復習できない状況になりがちです。
しかし、他の進学塾と比べると問題の取捨選択がしやすいテキストの作りになっているので、学習力育成テスト(旧カリテ)の正答率表を利用したやり直しと宿題にかける時間を効率的に割り振って進めるべきでしょう。
対応は早ければ早いほどよいので、現在の状況を一刻も早く分析することが肝要です。
② 単科の選択での悩み
選択講座の数が非常に多いので、他のみんながやっているからという理由で講座をとりすぎてはいませんか?
講座を多くとると、家庭での学習時間が減り、その結果として学習力育成テスト(旧カリテ)の点数が取れないなどの弊害が出ている方もいらっしゃるようです。
弱点単元を補う為に単科講座を選択されるお気持ちは理解できますがあまりお勧めできません。
1クラスの人数が多いため、個々の弱点に対して何らかの対策がなされるとも限りません。
また、端から端まで全ての問題を解く必要もありません。
授業ではクラスのレベルに合わせ、重要問題を中心に扱われますから、授業で習った問題を確実に解けるようにすることを優先してください。
③ 次々と新しい単元に進み、次の週の勉強に追われてしまうために-----------
次々と新しい単元に進むため、学習力育成テスト(旧カリテ)の復習ができず苦手単元の克服ができないとお悩みの方は学年が上がるたびに増えていきます。
しかし、このような悩みをお持ちの方は、学習方法を間違えているかもしれないという点に注意が必要です。
そもそも学習力育成テスト(旧カリテ)は正答率表を利用しての復習をしてこそ効果が上がります。
R4偏差値55程度の学校を第一志望とする場合は、正答率50パーセント以上の中で間違った問題、偏差値60以上を第一志望とする場合は正答率30パーセント以上の中で間違った問題を復習してください。
最難関校志望者以外は正答率10パーセント以下の問題に時間を割く必要はないでしょう。
また、普段の学習の効果を高めるためには、本科テキストと栄冠テキストを全部解こうとするのではなく、「もう少しで解ける問題」を中心に復習を進めましょう。
いずれにしても、先ずは詳細な分析から始めましょう。

この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1 編集部
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭から実際にご相談いただいた内容をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信しています。
日能研で算数を勉強しているのに成績が伸びないときは、問題量を増やす前に、本科テキストと栄冠への道のつなぎ方、学習力育成テスト・公開模試の失点原因を確認しましょう。答案から原因を分け、家庭学習を立て直す手順を解説します。
日能研の育成テスト評価がクラス分けにどう影響するかを解説します。点数・評価・公開模試偏差値の違い、共通・応用の見方、クラスアップにつながる復習順を保護者向けに具体的に整理します。
日能研の『栄冠への道』は全部やる必要があるのか、終わらないときにどこまで優先すべきかを解説。育成テスト・公開模試の答案を使った選び方、教科別の進め方、親が確認するポイントが分かります。
日能研のクラス分けは、Mクラス・Aクラスの名称や偏差値だけでは判断できません。学習力育成テスト・全国公開模試の評価の見方、クラスアップ前後の確認点、家庭学習の整え方を解説します。
日能研の公開模試や学習力育成テストで点数が取れない原因を、答案の状態から整理します。評価・偏差値・クラス替えへの影響、育成は取れるのに公開模試で下がる場合の復習手順まで解説します。
日能研関東にお通いで、もし成績がなかなか上がらないとお悩みであれば、今すぐに成績が上がる学習に切り替える必要があります。SS-1では、初回の体験授業で「お子さんが成績を上げるための学習方法」をご提示できます。お子さんの成績でお悩みの方は、まずはSS-1の授業をご体験ください。SS-1の無料学習カウンセリングはこちら
お子さんだけの成績の上げ方をお渡しします。
SS-1の無料体験を今すぐお試しください。