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はじめまして、日能研の自由が丘校に通う小学5年生です。
算数で学習した内容がなかなか腑に落ちないのか1回では身に付きません。
そのため、授業で扱った問題を2~3回繰り返して問題を解かせることと、塾で指定された栄冠の問題を取り組むことで精一杯です。
本当は授業で扱っていない本科テキストの問題も取り組んで力をつけてもらいたいのですが、時間がありません。
今のペースのまま勉強を続けさせるべきか、繰り返す回数を減らしてでも授業で扱っていない問題に取り組むべきか、どちらが良いのでしょうか。

この度はご相談ありがとうございます。
日能研にお通いで、反復を重視すべきか、問題数を重視すべきかのお悩みですね。
確かに、問題を数多く扱う事がお子様の実力を伸ばすことにつながる場合もあります。
ただしそれは、単元ごとのポイントや解法、考え方がしっかり理解・定着できていて、それらを「使いこなす」段階に入っている場合だと言えます。
それ以外の段階で問題数を増やした場合、単に「問題をこなしただけ」で終わってしまう危険性が高く、ご相談内容からいうと現段階で手を広げて問題数を増やすのはお勧めできません。
今の段階でご家庭でできる事は、お子様の考え方・ご家庭の方針として「なるべく問題を解く」という量的な視点ではなく、「単元のポイントや問題の解法を理解・納得させる」という質的な視点に切り替える、という事です。
仮に今後も現在の2~3回繰り返す学習を続けた場合、その問題はできるようになったとしても「覚えてしまっているだけ」になる可能性が高いです。
式の形を覚えてしまって、「あてはめる」作業になってしまいます。
その問題を覚えてしまっただけだと、条件や設定が少し変わっただけで問題が解けなくなります。
ですから、問題を「丁寧に」解きなおす必要が出てきます。
また、6年生になって学習内容が複雑になったり、通塾日数やテスト回数が増えた場合にこなしきれなくなる可能性があります。
「丁寧に解きなおす」とは、
といったことです。
もちろんこれは、初めはお子様が一人で考えるのは難しいですから誰かが問いかけてあげる必要があります。
「なぜその式が立てられるの」「求めた数字の単位は」といった風にやり取りしながら問題を解きすすめることで、機械的な「あてはめ作業」から脱して「思考力を高める」ことにつながり、お子様の理解が深まるはずです。
お子様の理解が深まった段階で問題数を増やすことをお考えください。
また、仮に問題を増やす場合であっても、全ての問題に取り組もうとするとオーバーワークになりがちです。そこは塾を上手に利用してください。
日能研の先生に問題の優先順位をつけてもらい、優先順位の高い問題から取り組むようにしてください。

この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1 編集部
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭から実際にご相談いただいた内容をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信しています。
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