成績が下がっても学習姿勢が変わらないので厳しい言い方をしてしまい、娘のモチベーションが下がってしまいました。

最終更新：2021/12/04

馬渕教室の天王寺校に通っている小学5年生の女子の保護者です。
４年生の時は上手くまわっていたのですが、小５となり、通塾日数・学習時間・学習量(宿題)が増えたため親の目から見ると上手くまわっていないように感じています。
それにともなって算数・国語の成績が下がってきています。
それでものんびり屋の娘の以前と変わらない学習姿勢を見ているとどうしても厳しい言い方をしてしまい、本人のモチベーションも下がってしまってどうしたら良いのか悩んでいます。

ご相談ありがとうございます。
馬渕教室にお通いなのですね。

お子さんの学習姿勢を見ていて、保護者さまが厳しい言い方をしてしまうことを悩まれているのですね。
厳しい中学入試の中では、どのご家庭でも起こりうることではあります。
厳しい言い方になる原因と対策について少しお話をさせていただきます。

まずは原因についてですが、

お子さんが自分の解法スピードと週間ペースを認識していない
お子さんが認識されていないことを保護者が認識していない
お子さんが学習の優先順位を認識していない
お子さんが保護者さまの期待を認識していない
お子さんと保護者さまの間で期待の調整を出来ていない

主に以上の５点が考えられます。

次に対策ですが、

お子さんが自分の解法スピードと週間ペースを認識していない
お子さんが認識されていないことを保護者が認識していない

解法スピードについてはタイマーを使って学習することで認識する必要があります。
週間ペースについては２週間程度学習内容を記録し、振り返りを親子でしてください。
注意すべきこととしては、記録する際は学習にかかった時間も記録してください。
「やるべきこと」ではなく「やったこと」を記録してください。
⇒これでいつまでに・どのくらいの時間を必要なのか、お子さん自身が認識できるようになります。

お子さんが学習の優先順位を認識していない

学習の優先順位を確認し、ランク付けをしてください。
どうしても好き・得意な教科などを優先してしまうことで「今の自分」に必要なことは何なのかを見失いがちです。
まずは通っておられる馬渕教室の担当に確認をすることをオススメします！

お子さんが保護者さまの期待を認識していない
お子さんと保護者さまの間で期待の調整を出来ていない

お子さんに保護者さまの期待を伝え、それをお子さんが納得できていますでしょうか？
高い目標の設定自体は良いことなのですが、地に足の着いた目標設定が親子間でなされているご家庭は案外少ないものです。
何を、いつまでに、どこまでなど具体的な目標設定をすることで達成感をもてるようにしていけるといいですね。

上記はSS-1へのご相談いただいたものをまとめたものです。
しかし最適な対策はお子さん一人ひとり千差万別です。
もっと詳しく相談したいという場合はお子さんの直近のテストやノートをもとに、具体的なアドバイスを差し上げることが可能ですのでお気軽にSS-1の学習カウンセリングにお申し込みいただければと思います。