日能研関西の灘特進は、資格が取れたら必ず受けるべきとは限りません。受講資格の確認方法、宿題量の見方、灘・最難関校志望で向く子と見直したい子の判断基準を解説します。

いま6年生の女の子を持つ母親です。
日能研の渋谷校で総合クラスに通っていますが、毎週の家庭で学習する、塾が宿題として出される算数の問題量が適切なのか迷っています。
娘は言われた問題だけをすると「宿題として言われてないから」と問題研究などの応用問題を一切しません。
取り組むことが入試には必要なことを言って聞かせても聞く耳を持たないのですが、本当にこの家庭学習量で十分なのでしょうか。
6年生のこの時期に取り組むべき課題も、含めてアドバイスいただけないでしょうか。

この度はご相談ありがとうございます。
日能研にお通いなのですね。
日能研ではクラス帯によって毎週の宿題消化量にバラツキがあります。
今、お子様は総合クラスに在籍されていますが「本科教室」では例題の演習、「栄冠」では基本演習で、毎週の宿題消化をされることが多いのではないでしょうか。
過去の傾向から申し上げると、この基本問題だけでは中堅の中学校の入試問題では前半部分の得点は可能ですが、合格ラインとなる6割から7割の点数を取ることが難しい状況になります。
日々の学習においては、更なる高みへの学習が必要になります。
できる限りその週に、学習する単元の応用部分まで、踏み込んだ学習をお勧めします。
しかしながら毎週全ての問題を消化、理解するためには、膨大な宿題消化時間を費やすことになります。
そこで無理なく単元を進める方法として、6年生では特訓講座(特別算数)があります。
この講座で使用されるテキストは「本科教室」で取り扱われる問題の数字替えの教材でテキストの問題の定着度を推し量ることができます。
そちらのテキストに力を入れて志望校の傾向に応じた発展問題に取り組まれるのが理想です。
家庭学習では、その勉強時間に極度の負担をかけず、問題を選択しながら、できる限り多くの問題に触れましょう。
授業で取り扱わなかった問題で、重要な問題は担当の先生に相談し、おさえるべき問題を聞き、家でチャレンジしていくといいでしょう。
一人で進めることが困難な場合は、個別指導など他の教育指導機関を利用しながら進めるのもいいでしょう。
「本科教室」、「栄冠」を中心に毎週、塾の宿題を消化していく場合は、練成問題、問題研究の一部を必ず家庭学習に組みこむことをお勧めします。
さらに上記のテキストに「ツール」を加えて演習問題を多くし、志望校別特訓のテキストで志望校への傾向により強く接していくことで準備をしていくのが理想的ですね。
また、日能研では過去の学習力育成テスト(旧カリテ)の正答率別に取り出せるレベル別の復習問題が、入手できますので家庭学習に組み込み、今までの苦手単元をもう一度復習できるので利用しない手はないですね。
いろいろな問題を解きなおすことにより、演習力を高める学習も取り入れてみてはいかがでしょうか。

この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1 編集部
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭から実際にご相談いただいた内容をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信しています。
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