志望校別特訓とベーシックの宿題をこなせていません。このまま入試を迎えることが不安です。

最終更新：2021/12/11

希学園の西宮北口教室に通っており、入試までの残り期間が5ヶ月になりました。
希学園の宿題が多く、志望校別特訓ベーシックなど中途半端になってしまって、宿題もこなせていないようです。
志望校は甲陽学院中学なのですが、志望校別特訓ではコース資格に届いておらず、ひとつ下のコースで受講している状態です。
このまま希学園での勉強で消化不良を起こしたまま続けて、入試を迎えることが不安なのですが、転塾は危険でしょうか。
また志望校を決める時期についても教えていただけませんか。

ご相談いただきありがとうございます。甲陽学院中学を目指して希学園にお通いなのですね。

入試までの時期が近づいてきて、お母さまとしては不安に感じられていることと思います。
まず転塾についてですが、不安に感じられている通り、この時期の転塾は非常に危険です。
希学園の宿題がこなせず消化不良を起こされているということですが、仮に転塾されても、その点が解決される保証はありません。
環境の変化に伴うストレスも、お子さんにとっては非常に大きいでしょう。
塾が嫌で通うこともできないような状態でない限り、転塾はおすすめしません。

また、同じ塾の同じサービスであっても使い方次第で、表れる結果は大きく異なります。
塾の授業を隅々まで理解して、宿題を少しでも多くこなすことができるように努力されてみてはいかがでしょうか。
もちろん最大限努力されても、塾の授業や宿題を上手に活用できない場合もありますので、その場合は入試までの期間、中学受験専門のプロの個別指導や家庭教師に見てもらうことは有効でしょう。

次に、志望校の決定の時期についてですが、現状は甲陽コースの資格を満たせていないということなので、甲陽学院については厳しい状況なのかもしれませんが、志望校のランクを下げることについては3ヶ月前まで粘っても良いと思います。

つまり10月末時点で最終の志望校の決定になります。
3ヶ月前までに最終決定をした方が良い理由ですが、甲陽学院から志望校のランクを下げる場合は、ほとんどの学校は、入試問題が甲陽学院に比べて易しくなります。

ただし、どの学校を受けるにしても、入試問題の傾向を知るのに3ヶ月はかかります。
本当はもう少し長い期間をかけることが望ましいですが、3ヶ月あれば、入試問題の傾向を知り、対策を打つことができます。
3ヶ月よりも短い期間になると、傾向を知ることも、対策を打つことも難しくなりますので、遅くとも10月末時点での、志望校、受験校の決定をおすすめします。

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