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6年生になるタイミングで塾を始めて受験に間に合うでしょうか？

最終更新：2022/03/22

現在、浜学園のWEB授業を受講しています。
関西ではあるのですが山陰地方で、近くにいわゆる進学塾がなく、来年主人の仕事の都合で首都圏に引っ越すであろうこともあって、だったら受験してみようと相談していました。
ただ、まだ5年生ですが4月の6年生になるタイミングで塾を始めて受験に間に合うのか、通学せずに寮のある学校のほうが良いのかなど、何も知識がなく、周りにも受験経験のある友達もおらず、ご相談したくてご連絡いたしました。
どんな選択肢があって、どんなことに気を付けながら学習を進めなければならないのか教えていただけますでしょうか。
どうせ受験するなら有名な早稲田とか、西大和とかに入れたらいいねと話しています。

ご相談ありがとうございます。
お子さんの成績情報が手元にございませんので、ち密な分析やアドバイスが中々難しい状態であることをご容赦ください。

まず一般的なアドバイスをお伝えすると、多くの進学塾では4年生で受験の土台となる知識のインプットが行われ、5年生で土台に基づいた数多くの技術や知識をインプットします。
多くの私立中学では4科目(算、国、理、社)若しくは3科目(算、国、理)の科目で選抜試験が実施されますが、特に算数と理科については、ポテンシャルだけでは乗り越えられない問題が数多く出題されます。
国語はポテンシャルだけで乗り越えられるのかというと、中には乗り越えてしまうお子さんがいらっしゃるので不可能ですと言い切れません。
しかし、4年生5年生の2年間で進学塾のカリキュラムを学んできたお子さんと選抜試験で戦うことを考えると、6年生から中学受験準備を始めることはかなり致命的なハンデとなってしまうと思われます。

また、浜学園のWEB授業も上手く利用するためにはご家庭での学習量や質の高さがポイントになります。良いテキストに質の高いインプット授業が展開され、尚且つ何度でも視聴できるわけですが、お子さんが受け身な学習、例えばお母さんやお父さんが指示した問題しか解けない状態だと、中々効果的に成績向上に直結させることは難しいと思います。

とは言えお近くに塾がなければ、ベストの選択だとも思われますので、
現在のお子さんの学力と、合格に必要な学力のギャップの大きさを可能な限り正確に把握し、残された時間でどこまでにじり寄れるのかをお伝えできればと思います。

おそらく浜のWEB授業だけではなく、SS-1のような個別指導もWEBで受講されることになると思いますが、残されている時間を考えるとインプットが完了していないであろう単元のインプットにかなり膨大な時間を割くことになると思います。
オンライン授業だけではなく、ご家族の協力や、家庭教師の利用など、取りうる全ての選択肢を俎上に並べ、ベストの提案を考えさせていただきます。
まずは現在のお子さんの状況を詳細に教えていただきたいので、浜学園の公開テストの得点状況や、もし受験されていればですが、他塾のテストや五ツ木駸々堂のようなテストの結果を見せていただければと存じます。

同時に、書いていただいた志望校はどちらも難関校です。
通常は6年生から受験勉強を始めてもほぼ不可能なチャレンジになることが多いので、志望校についても、何が何でも早稲田受験で駄目なら公立という受験をされるのか、それとも他の学校でも良いから中高一貫校のメリットを手にしようとされているのか、また、上に大学がついてくる付属校を受験したいのか、それとも大学受験を前提に合格実績の多い学校を選択したいのか、など、受験校の選択基準についてもご相談させていただきたいと存じます。

いずれにせよ残されている時間がかなり少ないので、できるだけすぐにオンライン面談のお時間を頂ければと存じます。