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理科に対して苦手意識を持ち、復習も嫌がって取り組もうとしません。

最終更新 / 公開日

Q

早稲田アカデミーの横浜校に通っている小学5年生です。
理科の天体や植物などの分野に対して、苦手意識を持っています。
前々から子ども自身も「苦手だ」と言っているので復習を定期的に組み込みたいのですが、嫌がって取り組もうとしません。
「苦手から逃げてはいけない」と何回言っても効果がありません。
「苦手なものを克服しよう」という意欲を子どもに持たせるのは、どのようにしていけば良いのでしょうか。

A

この度はご相談ありがとうございます。早稲田アカデミーに通っていらっしゃるのですね。

気が進まないものに対して取り組んでいくのは大人でも強い意志が必要になりますので、「いわんや子供にをや」ですね。
一般的に苦手なものを克服したいという思いを持つためには、目標に到達したいという強い気持ちが必要になると思います。
お子様の中に明確な目標(第一志望校など)が無ければ、お子様を交えてご家族で目標を設定するのはいかがでしょうか。

その上で、目標とする学校に合格するためには、理科のこの単元のこの部分までは理解しておかなければならないけれど、5年生の段階ではここまでの理解で十分というように、理解しておかなければならない範囲を明確に伝えてあげるとお子様は安心して取り組めるかと思います。
それでも特定の単元に苦手意識を感じるのであれば、単元ごとにその苦手意識の原因を特定し払拭してあげる必要があります。

例えば、植物単元が苦手に感じる子供たちは、まず覚えなければならない知識が多過ぎると勘違いをし、やる気を失ってしまいます。
しかし、実際には図鑑に載っているたくさんの植物名を細かく覚える必要はありませんし、高度な専門的知識を要求されることもありません。
入試では身近にある限られた植物について問われる場合がほとんどです。

まずはたくさんの植物名を覚える必要はないから...と安心させてください。
その上で、植物に対する学習意欲を高める方法として、例えば日常の食事で食べている野菜や果物に注目させてみるという方法もあります。
この野菜は何科の植物?どんな花が咲くの?今食べているのはからだのどの部分?などと聞いてみてください。
食卓に出てくるような野菜類は良く出てくるものなので、分からない時は少し詳しく調べさせるのもよいと思います。
お子様が調べた後は、答えと調べる過程でわかった知識をノートに書いてもらいます。
付随する知識の中には受験には必要としないものも含まれていますが、その知識を知ることによって現象の理解が深まりますから書いてもらうことをお勧めします。
さらに、調べてわかったことをお子様の口から報告してもらってください。
得意げに話してくれるようになれば、もう心配する必要はありません。
お子様が出題者、お母様が解答者となり、クイズ形式にして報告してもらうのも意外と効果があります。
普段と教える教えられるの関係が逆になるので、お子さんが面白がって(得意になって)話してくれるケースも多いようです。
やがて、そのノートがお子様だけのオリジナル理科テキストとなってお子様自身を支え、理科に対する取り組みがさらに前向きになるはずです。

次に天体単元ですが、植物単元とは違って天体の動きを立体的なイメージで捉える必要があり、机上の学習ではイメージしにくいため、苦手意識を持っている子どもたちがたくさんいます。
天体の動きから取り組むと最初からうんざりしてしまうこともありますので、まずは知識から取り組むのがよいでしょう。
最近では宇宙飛行士の星出さんの帰還が話題になりましたから、星出さんに関連することをきっかけにしてお子様に調べてもらうのも1つの方法です。

星出さんはどこに何をするためにどのような手段で行ったのか?ISSや地球の動く速さは?など調べると意外なことがわかってきます。
人工衛星が地球を回る速さを知るだけでも、その速さに驚いて興味を持つかもしれません。
この時も植物と同様にお子様にノートに書いてもらい報告してもらうなどしてみてください。

その後、知識が広がったタイミングで天体の動きに関する学習に移ります。
テキストを見て、地球は1日に1度動くから...と勉強するより、始めに動きに関する映像教材などを見て立体的なイメージを持ってもらうとより効果的だと思います。

苦手な単元でも、意外なこと・驚きを発見できれば次の学習意欲につながります。
学習意欲を高める入口として、直接受験に関係なくても、身近なテーマに注目し、お子様の好奇心を刺激してみてください。

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この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1 編集部
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭から実際にご相談いただいた内容をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信しています。

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