公開模試になると、国語の点数が取れず困っています。

ご相談ありがとうございます。
馬渕教室の公開模試の成績のことでお悩みなのですね。

お子さんが真面目に頑張っているのに成績が思わしくなく、結果が出ない状態が続くと、お子さんも辛いでしょうしそれを見守るお母さまも気が気ではありませんね。

まずは受験されたテストの答案を確認し、得点の仕方を見ておきましょう。

10月に実施された第5回公開模試では、大問1が漢字の書き取り、大問2が慣用句になっています。この２題は知識領域に関する問題ですので、普段から少しずつ覚えるように時間を取って学習する必要があります。

ただ覚えると言っても、インプット過多になっていては努力の割に結局得点できない状況が続く可能性もあります。インプットした内容は、ご自身で例文を作るといったアウトプットまで行うようにしましょう。

そして大問3が物語の読解、大問4が説明文の読解になっています。

成績をよくご覧になって、大問3と大問4の得点に差があるかどうかをチェックしましょう。

点数や偏差値に大きな差があれば、苦手なタイプの文章があるということがわかります。
さらに、設問の難易度別成績を確認することで、どのレベルの問題まで理解できているのかが大まかにわかります。

そういった点を踏まえて、具体的にどのような復習をすればいいのか、学習メニューを検討していきましょう。

それともうひとつ、根本的な問題として文章を正しく読めているかどうかを確かめることも重要です。

本文や問題文に線を引いたり印をつけたりといった、本文を読む際のルールを持っているかどうか、持っているなら使いこなしているかどうかを確認したいところです。

まったく考えた跡がなければ、感覚に頼ってなんとなく文章を読んでいる可能性が高いですね。

このように、テストの成績表や答案には今後の学習のヒントがたくさん隠されています。
これから高得点を取るためのツールとしてぜひ活用してみてください。

課題点はお子さん一人ひとり違いますし、その方法もお子さんによってアレンジしたほうが効率的です。

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