本科クラスから、六甲学院や高槻中学の合格は難しいでしょうか？

この度はご相談ありがとうございます。日能研にお通いなのですね。

日能研では比較的易しい内容を扱っていく本科クラスと、少々発展内容も学習する発展クラスに分かれていますね。
六甲学院や高槻中学を目指されるのであれば、発展クラスに在籍していないと、合格が難しくなることはあります。
すぐに発展クラスに上がることが難しくても、５年生の間にクラスアップすることが望ましいです。

本科クラスより発展クラスに在籍したほうが良い理由ですが、本科と発展では、宿題の範囲や授業で扱う問題が異なり、発展クラスでは入試問題を解くのに適した、より実践的な問題に触れる機会が多くなります。
クラス分けの基準になる学習力育成テスト(旧カリキュラムテスト)も、本科クラスは基礎・共通問題だけであるのに対して、発展クラスは共通・応用問題が出題されます。
発展クラスの応用問題は難易度が高く、入試に向けて実践力を養うのに適しています。

では基礎から発展にクラスアップするには、どうすればよいかお答えします。
まずは二週間に1回実施される学習力育成テスト(旧カリキュラムテスト)で、3科または4科の平均で評価9、10を目指して下さい。
基礎・共通合わせて150点中120～130点取れていれば、評価9以上がつくと思います。
次に公開模試の偏差値で、3科総合50を目指しましょう。
本科と発展クラスの分かれ目が偏差値50よりやや下あたりなので、偏差値50を超えると発展クラスに入れる可能性が高まります。

六甲学院や高槻中学を目指す場合は、まず発展クラスに入ることを目指して下さい。
発展クラスに上がると、テスト内容も難しくなり点数を取ることが難しくなりますが、発展クラスのテストで高得点が取れると、難関校への合格が近づきます。
しかし、焦って成績を上げようとするのではなく、じっくりと実力を定着させることが大事なので、実力に見合ったクラスアップをしていくことが望ましいです。

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