日能研関西のクラス分けは、本科・本科発展・本科灘特進で仕組みが異なります。公開模試や学習力育成テストの見方、クラスアップ前に固めたい学習、上のクラスを急がない判断基準まで解説します。

日能研の上本町校に通う新小学校5年生の母親です。
志望校は東大寺学園と大阪星光学院です。3科受験で臨むか4科受験で臨むかで悩んでいるのですが、どちらのほうが受験に有利でしょうか?

この度はご相談ありがとうございます。日能研にお通いなのですね。
東大寺学園と大阪星光学院を受験するにあたり3科受験にするのか4科受験にするのかで悩まれているのですね。教科数によって受験戦略やお子様の負担は大きく変わってきますから、お子様にとってベストの戦略で、受験に向けての最重要学年である5年生を過ごさせてあげたいですね。
さて、東大寺学園と大阪星光学院では、配点や総合点の算出方法が大きく異なることをご存知でしょうか。まず、東大寺学園は4教科全て100点の配点となっており、3科受験は、各教科の得点の合計の3分の4倍を総合点とし、4科受験は、各教科の得点の合計と国語・算数・理科3教科の合計の3分の4倍との高い方を総合点とする形になっています。一方、大阪星光学院は、国算が120点ずつ、理社が80点ずつで、いずれも400点満で判定されるⅠ型受験とⅡ型受験があり、Ⅰ型受験では、① 4 科目合計点 ② 国語・算数・理科の合計×1.25 点 ③ 国語・算数・社会の合計×1.25 点のうちの最も良いもので判定されます。それに対し、Ⅱ型受験では、国語・算数・理科の合計×1.25 倍の点が受験生の成績として判定されます。
次に、理科と社会の難易度の比較ですが、今年の受験結果を見ると、東大寺学園では、理科の受験者平均点が60.1点であるのに対し社会の受験者平均点が70.8点という結果であり、一方の大阪星光学院では、理科の受験者平均点が52.4点であるのに対し社会の受験者平均点が60.5点という結果でした。これらのことから、数値だけを見ると問題の難易度は理科に比べ社会の方が易しく、今年は4科受験の受験生の方が有利な受験であったと言うことができそうですね。
しかし、実際に社会を受験に利用するか否かの取捨選択に関しては、お子さまの学習状況に大きく左右されるので、塾の先生やプロ講師などの第三者の力を利用して判断される方がよいでしょう。それに加え、教科間の学習時間のバランスや、どのように学習を進めていくかという学習計画に関しても提示をしてもらえる理想的ですね。日々の学習の進め方や受験戦略の判断は、お子様ご本人の現状を細かく整理していくことが重要です。

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中学受験 個別指導のSS-1 編集部
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭から実際にご相談いただいた内容をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信しています。
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