希学園の灘コースに在籍し、プレ灘で結果が出ないとき、すぐ志望校を変えるべきとは限りません。答案の失点原因、宿題の回り方、科目別の伸びしろから、夏前に確認したい判断基準を解説します。

希学園の岡本教室に通う小学5年生・男子の父親です。
算数について、ご相談をお願します。
「速さ」の単元は何とか乗り切ったのですが、「水量とグラフ」、「図形の移動」あたりから復習テストの点数が平均点を大きく下回るようになり、今習っている「場合の数」では殆ど分からないと申しています。
受験学年である小6までの1ヶ月で算数の成績を改善するため、何にどう取り組めば良いのかアドバイスをお願いします。

この度はご相談ありがとうございます。
希学園にお通いで、算数の学習についてお悩みなのですね。
夏まで順調に来られたお子様が、秋・冬に成績が急降下するケースの場合、下記のようなケースが想定されます。
お子様の状態がよりどちらに近いか、ご確認ください。
また、下記以外の場合は、お通いの塾など専門家とのご相談をなさってください。
視力の低下は、塾で黒板やホワイトボードに書かれたものをノートにとる時の負荷につながります。
お通いの希学園のように授業進度の早い塾では、「説明を聞きながら、ノートを取る」という事が必要とされます。
この作業には、計り知れない集中力を必要としますが、『視力低下→ノートをとるのに負荷がかかる→説明を聞きもらす→聞き逃さないために板書を全て写さない→宿題プリントをする時に参考になるノートがない→宿題プリントの仕上げに時間が必要になる→長時間の学習で目に負担をかける→就寝時間が遅くなり、睡眠不足により塾での集中力が持続しなくなる→説明を聞きもらす→...』という悪循環にはまると大変です。
眼鏡(やコンタクトレンズ)を使用し、慣れ、小6の授業に備えることをお勧めいたします。
ご相談の単元で困り始められた場合、問題を解く時に、
(A) テキストに直接書き込みながら解いている、
(B) 宿題プリントに立面図(水量とグラフ)、正確な図形の軌跡や頂点記号(図形の移動)、樹形図や場合分け(場合の数)が少なくまたは無く、式が目立つ、
といった状態がしばしば見受けられます。
図形単元の学習では、「問題の図を宿題プリントに自分の手で書く→問題の条件や計算などによって分かった数値を図に書き込む」ことが、単元理解にとって重要です。
現在学習中といわれる「場合の数」においても、問題文から即座に式が立つ問題は限られています。樹形図の作成や場合分けといった作業を通して、「これは計算でOK!」、「これは書き出さないと危険だな。」という力が養われていきます。
(2)の場合、ご相談の「1ヶ月」で成績を改善することは厳しいのですが、この1ヶ月で「宿題プリントの活用方法(宿題プリントの表表紙もご参考にされてください。)」を変え、小6の第1単元から「分かる!」と言えるような準備をしていきましょう。

この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1 編集部
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭から実際にご相談いただいた内容をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信しています。
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