志望校対策の学校別対策コースが始まっても、週テストは受けるべきですか？

最終更新：2021/12/12

四谷大塚の成城学園前校舎に通っている小学6年生です。
2月の受験まで、残りあと6か月をきってしまいます。
夏休み明けからは志望校対策授業や家庭での過去問演習も本格的に始まり、これまで以上にタイトなスケジュールになりそうです。
新たな課題に充てる時間の捻出のために、週例テストを受け続けるかどうかで悩んでいます。
塾の先生にも一度相談してみたのですが、受け続けることで力がついていくので、受けるように言われました。
実際のところどうしたらよいものか悩んでいます。

この度はご相談ありがとうございます。四谷大塚にお通いなのですね。

9月からは多くの塾で本格的に志望校対策のための過去問演習や志望校対策授業が始まり、ご質問にありますように間違いなくタイトなスケジュールになってきます。
これまでも決して余裕のある時間の使い方をしてきているわけではないと思いますので、この状態の上にさらにやることが積みあがっていくとなると、不安の気持ちも大きくなるのも無理はありませんね。

学習の効率化により新たな時間を作り出すにも限界がありますので、何かを削って時間を確保する方法も考えられます。
しかし、塾の先生が言われるように毎週の学習内容の定着度合確認する週例テストを受け続けることで、力がついていくのも事実です。

お子さんにとって、一度きりの中学受験ですから間違った選択はしたくないという気持ちは強いと思いますが、ご相談内容に関しては「正しい」「間違っている」という判断基準ではなく、どちらがより良いかという観点で一度考えて見られると良いと思います。。

週例テストを受け続けることのメリット、デメリット、受けないことのメリット、デメリットをそれぞれ思いつく限り書き出し、お子様が志望校に合格するためにベターな選択は何かを、お子様を含めて親子で話し合ってみてください。
お子様も話の中に入ることで、意思決定をしたのは自分だという意識を持つことができ、決定内容に対してより主体的に行動することができると思います。

または、ご相談の内容を見て感じましたのは、一度塾の先生に相談してみたうえで、ここで改めてご相談いただいたということは、親御さんとしては週例テストを受け続けるより、その時間を過去問演習などに使った方が良いのではないか、という答えがすでに心の中にあり、専門家の目からみて間違っていないなら、決断しようとなさっているのかもしれませんね。

すでにお気づきの通り、塾の先生は何人もの生徒さんを担当していますから、一人一人の生徒について完全に理解できていることはありません。
ご家庭の中でお子様を見ておられ、一番よくお子様のことを分かっておられる親御さんが心の中で答えを持っているとすれば、そちらが正解である可能性はかなり高いと言えるでしょう。

あとはお子さん一人だけを細かく、客観的に見てくれる専門家の目があれば大丈夫です。
塾の先生のアドバイスは尊重しつつ、プロの第三者にお子さんのテスト、ノートを見てもらい、学習状況を相談なさってみるといいでしょう。
安心して決断することができると思います。
SS-1でもご相談はお受けできますので、お気軽に今すぐご連絡ください。