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初見の問題や難しいと感じた問題に取り組みたがりません。

最終更新:2017/09/25

Q

初見の問題や難しいと感じた問題には取り組みたがりません。
これでは力が伸びないと思うのですが、どのようにしていくべきなのでしょうか。
(早稲アカ5年)

A

初見の問題や難しいと感じた問題に挑んでいく事は、実力UP・得点UPには欠かせない事との認識はまさにその通りだと思います。
ただ、実際には難しいと思った瞬間に、思考が止まってしまうお子様が多いのも事実です。
では何故お子様は取組みたがらないのでしょうか?

まず考えられるのは『どうせ解けない。』と最初から諦めてしまっているケースです。
また、正解=良い事、不正解=悪い事という図式がインプットされていて、不正解=悪い事で怒られる、評価もしてもらえない⇒だからしない、しても仕方ないという具合に考えているのかもしれません。

これに対応するには

  1. 正解だけを求めない
  2. 取組んでいる事そのものを評価して褒める

姿勢を持って接していく必要があります。
初見の問題や少し難しい問題に取組む際には、ご本人の「通常時以上の集中力」が必要です。
それには積み重ねが大切ですから、一歩下がった状態で、最初から正解することを求めるのではなく『取組む事を勧め、取り組むことを認める』スタンスで接していかれる事が良いでしょう。

このパターンは比較的まだ「伸びしろがある」というか、テスト時の得点が半分未満のお子様に比較的多く見受けられるパターンだと思います。

この場合、ご本人の得点を伸ばせる要素は「暗記事項」「基礎問題」への取組み強化にもありますので、優先順位的にはむしろ後者になります。
基礎固めした上で、次のステップアップに向けての課題とされた方が良いでしょう。

本来であれば、バランス良く両面を鍛えていけるのが一番なのですが、大切な事は「精神的に追い込まれていない状態」で学習に取り組んでいける事です。
学習のルーティンワークを確立するには

『得意な方(出来る事)にウエイトを置き、少しずつ課題を克服するメニューも入れていく』事が重要です。
また一方で、基本問題や暗記問題はほぼ出来ているのにこの課題への取組みが不十分な為に得点が停滞していたり、問題の難易度によって上下の変動が激しく不安定なお子様もいらっしゃると思います。

この場合こそ何とかご本人の意識を変えて頂く事が重要になってきますから、『本人が気付く』事がカギになってきます。
問題に取組んでいる際のアプローチは前者と同じで大丈夫です。
温かい目で『取組んでいる事を評価』してあげてください。

そして、ご本人が『必要性』に如何にして気付くか?という点での働き掛けを考えてください。
自らの意思で取組まない事にはなかなか成果が出てきません。

それにはテストの振り返りを材料にするのが良いと思います。失点した問題を

『ミスによるもの』
『初見によるもの』
『正解率と自分の偏差値とのバランスにより、解けなければいけなかった問題』

に分類し、その中で得点に転換出来た可能性のある問題をピックアップし、現状の実力でのMAXの得点をイメージし、その時に出た課題をクリアしていってください。

この時、課題が『初見問題への取組み』以外の『ミスを減らす』になったらそれを最優先させる事も重要です。

アドバイスとしましては、課題の優先順位を決めてあげる事を意識してください。
この方が『課題克服』の達成感を得る事が出来て、ご本人のモチベーションアップに繋がります。大事なのはご本人の意識です。

テストの分析を続けていく中で、おそらく『ミスを減らす』という課題については、改善していくか横ばいかの状態で、多少本人特性が見えてくると思います。
これを『絶対「ゼロ」に!!』という課題にしてしまうと、これはこれで妙に縮こまってしまって悪影響が出る場合があります。

『でも得点を伸ばしたい。』

ご本人はきっとそう思う筈ですから、この時に
『初見問題・少し難しい問題に日頃から取組み、裾野を広げる。』
という選択肢を提案してあげるとよいと思います。

『テストでの初見問題を減らす為に、日々の練習で見つけた初見問題に取組み、本番での初見問題を減らそう。』というアドバイスでもご本人にすっと受け入れられる可能性はあります。

いざ初見問題や難問にトライする際には、最初はある程度解けそうな問題をピックアップしてあげて、『出来た。』という成功体験をさせてあげてください。
少しずつ取組んでいく事により発生した良い結果に関しての声掛けもこの段階では必要以上にやってあげると良いと思います。

初見問題への取組みや難しい問題への取組みはご本人の学習習慣に取り入れられてしまえば、あとはご本人の時間・今の実力の中でのセレクトになってきますので、この段階になれば、かなりアドバイスはやりやすくなっているものと思われます。

とても重要な取組みですし、お子様の現状(取組むべき最優先課題)を把握された上で、適切なタイミングでのお声掛けをぜひお願いいたします。

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