早稲アカは本当に面倒見が良い塾なのかを、宿題確認・質問対応・補習・面談の実態から解説。校舎や講師による違い、合う子、成績が上がらないときの確認ポイントも整理します。

早稲田アカデミーの成城学園前校に通っている小学4年生です。
国語について質問です。
漢字や語句知識は勉強するのですが、読解については何をするべきなのか親子共に分かっておらず、手つかずです。
4年生のこの時期にやっておくべき学習があれば教えてください。

ご相談ありがとうございます。早稲田アカデミーに通っていらっしゃるのですね。
小4の国語の最重要ポイントは漢字の学習方法を身につけ習慣化することですが、そこが達成できたら、いよいよ本格的に読解力を伸ばしにいきたいものですね。
必ずしも小4に限りませんが、読解力を身につけるための「近道」を以下、いくつかご紹介させていただきます。
「予習シリーズ」の読解問題には必ず「次の文をしっかり音読してから」という指示がついていますが、これを忠実にやりきっているお子さんはあまり多くありません。
塾や学校ではまとまりのある文章すべてを一人で音読する、という経験はなかなかありませんので、実際に文章全体を「音読」する経験はご家庭でしかできないことであるといえます。
等のポイントに注意して、適宜解説を入れながら、宿題で出された文を2度3度と繰り返し読ませてみてください。
早稲田アカデミーのベテラン講師の中にも6年生になっても音読を重視する講師がいます。
文の読み方を学ぶ上でもう一つ大事なのが本文への線引きです。
これは最終的には、設問に答えるためのヒントになりやすいポイントを、読みの段階である程度明確化する作業です。
塾で線の引き方を学んでいる場合、息子さんもそれをある程度は実践されているかもしれませんが、それでも小学4年生が自発的にポイントを押さえた線を引くことは難しいです。
ノートをチェックして、お母様もどこにどういう印をつけるのかを確認し、息子さんと一緒に宿題で出された文への線引きをチェックしてあげてください。
音読と並行して行ってもいいかもしれません。
(早稲田アカデミーに限りませんが)一般的な大手塾には「線の引き方の指導」に関する明確なテキストやマニュアルはありませんので、ここをどこまで教えてもらえるかは実際に担当される先生によって大きく変わります。
塾で、もしまだ線の引き方の指導がない場合、まずは以下のポイントに印をつけることから始めてみてください。
物語文では心情の読み取りがメインになってきますが、まだ人生経験が少なく、知っている「気持ち」のストックも少ないお子さんでは、なかなかそれら登場人物の心の機微を自分の力だけで理解するのは難しいものです。
お子様を一番近くで見てきたお母様であれば、「登場人物Aの気持ちはあの時の気持ちと似てないかな?」などと問いかけることで、お子様のストックの中から、登場人物の心情に近いものを結びつけることができます。
(本人ではなくお友達の心情を想像させることも有効です)
お子様が心情をなんとなく思い出せたら、「それは『せつない』っていう気持ちなんだよ」といったように語句と気持ちを一致させてあげてください。
(これはただ「せつない」を辞書でひいてもできない作業です)
こういった作業を繰り返すことで実際に経験していないことでも、状況や人物のしぐさ・表情から心情を読み取り、それを説明することができるようになります。
上にあげたのは、特に集団塾では細かいところまでチェックが行き届かないポイントです。
このあたりをご家庭でフォローしてあげることで、塾(早稲田アカデミー)とご家庭の2方向から、国語の成績を上げるための効果的なサポートをすることができます。

この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1 編集部
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭から実際にご相談いただいた内容をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信しています。
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