• 資料請求のお申込み
  • 学習カウンセリングのお申込み
  • 無料体験授業のお申込み

メニュー
「塾を上手に使って成績を上げる」
解決策がわかる資料ダウンロードはこちら!
無料資料ダウンロード
LINE登録
中学受験トークライブ

塾別 成績の上げ方[早稲田アカデミー]

国語で親が解説を読み、答えを誘導する学習方法は間違っていますか?...

最終更新:

Q

早稲田アカデミーの新宿校に通っている小学5年生です。
国語の学習法について相談です。
国語の家庭学習では、まずは親が解説を読んだ上で子どもに質問をして、誘導する形で答えを導き出すという方法をとっています。
これは効果があるものなのでしょうか。それとももっと良い方法があるのでしょうか。
テストの結果が良くなかったり子どもが国語に対して少し自信を失っているのを見ると、「単に分かった気になっているだけかも」と疑問を持ってしまいます。

A

お問い合わせありがとうございます。大変よいご質問をいただきました。
早稲田アカデミーに通っていらっしゃるのですね。

おそらく多数の親御さんが悩まれている問題点のひとつだと思います。
二つのケースを想定してお話ししたいと思います。
ひとつは、家庭にて初見の問題に取り組むケース、二つ目は答え合わせ・テスト直しのケースです。

まず、読解問題を解いてゆく上での基本ルールとして、
1.設問が何を聞いているのかを特定する、
2.設問に答えるための本文範囲を決める、
3.設問種類に応じた解法をとる、
の3ステップがあります。
子どもたちに覚えていただきたいのはこの3ステップなのです。

どんな問題を解く時にもこのプロセスをしっかり踏襲した上で正解にたどりつく事が、応用力を高める事につながってゆきます。
特に記述問題を苦手にしているお子さんは、問題が求めていることをきちんと受け取る前に、「とにかく書かなくては--- でもどうしよう」となりがちです。
聞かれていることを確認できれば、焦る気持ちを落ち着かせてできそうな事に目が向きます。
設問の内容をつかんだら、次は設問に対する範囲を決めます、自信なさ気にあいまいな答えが返ってきたら、「具体的に」聞いていきましょう。

最初に文章全体を読むときは、内容を「大まかに」つかんでいくことがコツです(最初から細部にこだわった読みをすると、頭の中で覚えておく情報量が増えすぎるため)。
範囲を決める作業は、文章全体の読みから設問に答えるための読みへと切り替えるために行います。
ですから、範囲を決める時は「答えを探そう」という意識で読んでしまわないようにという注意が必要です。
そして範囲の設定は段落単位で行なってください。
問いかけとして、「どこからどこまで、その前と後ろは読まなくていい?」と聞いてあげてください。
くどいようですが、「範囲を決める」という意識と作業が「解く力」を鍛える上で非常に重要なステップです。

二つ目に答え合わせ・テスト直しのやり方です。
もう十分ご理解いただいていると思いますが、ただマル・ペケをつけるだけではテストの成績は伸びません。
特に効率の悪いやり方は、子供が問題を解き終わったら、お母さんが解答を見て、マル・ペケをつける。
そして、ペケになった問題は、子供が自力で正解できるまで解き直しをさせるという方法です。
「読むべき範囲を間違えたまま」頑張って文章をよんでも、「押さえるべき表現を間違えたまま」頑張って考えても、「設問が何を聞いているのかわからないまま」頑張って考えても、「国語の成績を上げる」学習にはなりません。

読む力・解く力を高めていくには、模範解答を参考にして設問を研究し、本文中の読むべき範囲がどこなのかを確認することが大切です。
実際に答え合わせを上手にできている子とそうでない子とでは、学習の成果に大きな差がつきます。 記述問題の答え合わせとお母さんからの問いかけ例として、「自分の答えと、模範解答を比べると、どの表現が違うの?」、「違うところに線を引いてごらん」、次に「模範解答は本文のどのあたりを使っているのかな?探してみて」、そして文章範囲がわかれば、「どうしてその範囲を使うのかな?設問は何を聞いていたんだっけ?」と問いかけてみてください。
いわゆる逆引きですよね。答え合わせの目的は、設問の読み方・考え方・本文のとらえ方を修正してゆくことにあります。

親御さんがまず解答・解説を読まれる事には全く問題はないのですが、要はその使い方なのです。
お子さんが、間違った解答をしそうになった場合に、無理に正答への誘導だけになってしまいますと、前述のとおり解法の正しいプロセスを身に付ける事ができませんのでご注意ください。

ss1.png

この相談に答えた講師
中学受験 個別指導のSS-1
中学受験 個別指導のSS-1 編集部です。本コーナーは中学受験を目指すご家庭のお母さん、お父さんから実際に成績や学習に関するお悩みについてご相談いただいた経験をもとに、中学受験専門のプロ講師による学習アドバイスを発信している中学受験ブログです。皆さまの中学受験のお役に立ちましたら幸いです。

SS-1とは…「今、やっておくべき学習」だけをプロ講師が効率良く教え、最短で早稲田アカデミーの成績を上げることで、中学受験を成功に導く完全1対1の個別指導教室です。

早稲田アカデミーにお通いで、もし成績がなかなか上がらないとお悩みであれば、今すぐに成績が上がる学習に切り替える必要があります。SS-1では、初回の体験授業で「お子さんが成績を上げるための学習方法」をご提示できます。お子さんの成績でお悩みの方は、まずはSS-1の授業をご体験ください。

お子さんだけの成績の上げ方をお渡しします。
SS-1の2つの選べる無料体験を今すぐお試しください。

無料資料ダウンロード

中学受験の学年別対策

中学受験に役立つ受験情報をLINE公式アカウント・メールマガジンで配信中!

LINE登録
中学受験情報をお届け 読んだその日から役に立つ受験情報を毎週配信中。

塾のクラスを上げるには? 
成績を上げる方法とは?

SS-1のLINE公式アカウントまたは無料メールマガジン『Challenge Eyes』にご登録いただくと、中学受験専門の個別指導ノウハウが詰まった塾の成績アップに役立つ情報や限定セミナーのご案内をお届けします。

[携帯・スマートフォンをご利用のお客様へ]
迷惑メール対策としてフィルタリング設定をご利用の場合は、ss-1.netドメインからのメールを受信できるよう設定をお願いいたします。

【早稲田アカデミー】家庭学習の方法で悩んでいる方にオススメの記事

【早稲田アカデミー】そのほかのオススメの記事

LINE登録
中学受験に役立つ情報満載のSS-1のメールマガジン
メールアドレスを入力

メルマガ会員限定コンテンツのダウンロードはこちら

会員限定コンテンツとは?

メディア掲載

ダイヤモンド・オンライン
2024年4月21日
特集『【中学受験勉強法・社会1】地歴・公民を攻略する「理解を伴う暗記術」とは?一流講師が伝授!』
ダイヤモンド・オンライン
ダイヤモンド・オンライン
2024年4月20日
特集『【中学受験勉強法・理科1】「知識」「読み取り」「思考」…問題タイプ別“正解の近道”、一流講師が伝授!』
ダイヤモンド・オンライン
週刊ダイヤモンド
2024年4月4日
特集『理科 3タイプの切り口で考える 「正解への近道」とは?』
週刊ダイヤモンド
週刊ダイヤモンド
2024年4月4日
特集『社会 地理・歴史・公民の攻略法 「理解を伴う暗記」で勝つ』
週刊ダイヤモンド

メディア掲載実績一覧

講師の著書

改訂版 頭がよくなる謎解き社会ドリル
難関中学 受験国語の強化書(読解・思考・解法)
難関中学 受験国語の強化書
「難関中学 受験国語の強化書(読解・思考・解法)」をAmazonで買う
今さら聞けない! 世界史のキホンが2時間で全部頭に入る
今さら聞けない! 世界史のキホンが2時間で全部頭に入る
「今さら聞けない! 世界史のキホンが2時間で全部頭に入る」をAmazonで買う
今さら聞けない! 政治のキホンが2時間で全部頭に入る
今さら聞けない! 政治のキホンが2時間で全部頭に入る
今さら聞けない! 政治のキホンが2時間で全部頭に入る
カリスマ先生が教える おもしろくてとんでもなくわかりやすい日本史
カリスマ先生が教える おもしろくてとんでもなくわかりやすい日本史
カリスマ先生が教える おもしろくてとんでもなくわかりやすい日本史
CD2枚で古代から現代まで
聞くだけで一気にわかる日本史
CD2枚で古代から現代まで 聞くだけで一気にわかる日本史
CD2枚で古代から現代まで 聞くだけで一気にわかる日本史
中学受験
見るだけでわかる社会のツボ
中学受験 見るだけでわかる社会のツボ
中学受験 見るだけでわかる社会のツボ
楽しくおぼえてアタマに残る
謎解き 社会用語
楽しくおぼえてアタマに残る 謎解き 社会用語
楽しくおぼえてアタマに残る 謎解き 社会用語

講師の著書一覧

SS-1講師応募

オンライン対応